- 年収400万円男性の立ち位置と年収の過不足について。
- 年収400万円男性のメリット・デメリット。
- 年収1000万円男性のリアル。
公開日:2018年12月15日
こんにちは、婚活FP山本です。一般的な婚活中の女性からすると、年収300万円400万円という男性は、そもそも結婚相手として対象外という判断をすることが少なくありません。
しかし実際に婚活をすると、年収400万円という男性のほうが圧倒的に多いため、どうすべきなのか悩む女性も多いのが実情です。
そこで今回は、結婚相手の年収が400万円という前提で、少しまじめな考察をお伝えします。あなたの結婚にお役立て下さいませ。
目次
まずは大局観を知るために統計をお伝えします。国税庁の平成28年「民間給与実態調査」によると、男性全体の年収としては「300万円台」が18.2%、次いで「400万円台」が17.5%です。ちなみにこの400万円台以下で、全体の58.9%を締める結果となっています。
これ以上の年収の男性なら、そもそも「婚活市場に来ない」という可能性も高く、仮に来てもすぐ売れるでしょうね。そして年収300万円と年収400万円を比べるなら、「少しでも高いほうがいい」という心理が働きますから、やはり年収300万円の男性は避けられます。
こう考えると、あなたの結婚相手は年収400万円という可能性が一番高いと言えるかもしれません。400万円が、あなたの年収よりも低い場合は、選ぶのにためらってしまうかもしれませんが、これが一つのリアルです。まずは素直に、こんな大局観を知っておきましょう。
先ほどの統計を考えると、年収400万円の男性とは、言ってみれば「もっとも普通の男性」と言えるかもしれません。人より上の男性が欲しいと考える女性には物足りないかもしれませんが、「普通でいい」という女性なら、安心して選んでも良いのではないでしょうか。
少し余談ですが、先ほどの統計どおり下には下がいます。およそ男性の2割程度は派遣社員として、年収300万円にも届いていません。これも合わせて、知っておきましょう。
次は年収400万円の過不足をお伝えします。これは結論からいえば、「あなたの結婚に対する願望と以後の労働意欲次第」です。もっといえば「男性にどこまで求めるか」でしょうか。少なくとも、専業主婦やパートになりたい女性なら、まず足りないでしょうね。
その割には「普通に暮らしたい」という欲求があるなら、いずれお相手男性もろとも破産する可能性が極めて高いといえます。しかし、あなたにも普通の労働意欲と年収があるのなら、お相手男性との共働きということになりますから、年収の範囲で生活すれば大丈夫です。
中には当初から「女性は結婚したら男性に養ってもらうもの」と考えてきた女性もいます。こういう場合は「イキナリ働けと言われても……」と、経験や能力は元より意欲すら無いという女性も多いです。そういう事情があるなら、まずは稼ぐ力を身につけた方が無難かもしれません。
一般的な年収400万円の男性は、やはりその年収などから結婚相手には「共働き」を求めることが多いですからね。もちろん高い年収の男性と結婚できれば良いのかもしれませんが、結婚できる保障はどこにもありません。仮に結婚できても離婚しないとも限りません。
つまり、結局のところ年収400万円で足りるかどうかは「あなた次第」であり、あなたが稼げないほどに男性には高い年収が必要になる一方、稼げるほどに年収400万円で十分といえます。
併せて、結婚前に必要な貯金についてこちらの記事を読み進めるのもおすすめです。
今度は年収400万円の男性のメリットをお伝えします。実際にどうかは男性次第ですが、一般的な感覚では年収400万円の男性は、以下がメリットです。
まず「不倫」は、イメージしやすいのではないでしょうか。モテるにも不倫するにも、相応に経済力が必要です。どうしても不倫は許せない女性なら、嬉しい特徴といえるでしょう。
また「性格」も、男性はどうしても年収で自分のプライドを測ります。だからこそ、逆に年収が低いほうが攻撃性も低く、穏やかで家庭的な傾向にあるといえるのが実情です。
何より、年収格差があると力関係も生まれやすく、おのずと男性が亭主関白になりやすいといえます。このため逆に年収が低いほうが、末永い仲の良さを保ちやすいと言えるでしょう。
より良いものが欲しい心理は、その分だけ何らかの代償を支払う必要が出てきます。しかし、より良いものが欲しくても、代償が必要ならいらないと考える女性も多いのではないでしょうか。そう考えると、「普通」というのは一番偉大な存在かもしれません。
なぜなら普通というのは、可は無いものの不可もない訳ですからね。そんな「普通の幸せ」を求める女性には、年収400万円の男性は一番都合が良いのかもしれませんよ。
年収400万円の男性と結婚するデメリットも触れておきます。もちろん一概には言えませんが、おおよそ年収400万円の男性には以下のデメリットがあるのが実情です。
まず「年収」は上がらない覚悟が必要です。単純に仕事をがんばるだけでは年収が上がらない時代なので尚更といえます。そもそも努力や勉強がキライという事も多いでしょうか。
また「趣味」は、休日の過ごし方ともいえるでしょうか。仕事や勉強を避けると、残った「する事」といえば趣味くらいしかありません。無趣味ということも多いですが……。
そして、メリットの裏返しですが「力強さ」は期待できないかもしれません。一見、強そうに見えても虚勢ということも多いです。頼りがいは期待しないほうが無難でしょうね。
少し例外的な発想ですが、男性の中には「身近な女性の影響」で変わる人もいます。つまり、その女性のためにがんばる訳です。すると中には、結婚した頃は年収が低かったのに、数年後には大幅に年収が高まった……なんてことも実際に起こりうるのが男性といえます。
どうしても年収が気になる女性は、男性を教育すると良いかもしれませんね。ただし、年収が高まった男性は、年収が高いことによるデメリットも発生しがちなので注意が必要です。
最後になりますが「年収1000万円」のリアルをお伝えします。年収1000万円の男性との結婚……どんな結婚生活を送ることになるか、輝かしいイメージをする女性も多いのではないでしょうか。でも、そのイメージはリアルとはかけ離れたものかもしれません。
知るぽるとの平成29年「家計の金融行動に関する世論調査(単身世帯)」によると、年収1000万円の人の約45%は貯金ゼロ、貯金300万円以下が全体の7割を占めています。つまり、早い話が高年収の人は、お金を使いまくって生活しているのが実情という訳です。
「結婚したら変わってくれるはず」と女性なら考えてしまうかもしれませんが、残念ながら変わらない可能性のほうが高いでしょうね。生活水準は、一度高まってそれが普通になれば、落とすのは困難を極めます。それでもあなたは、年収の高い男性と結婚したいですか?
年収の高い男性と結婚したら人生バラ色……というのは、女性の妄想に過ぎません。もちろん、年収の低い男性と結婚したほうが幸せになれる訳でもありません。つまりは、年収で男性を選ぶのがそもそもの間違い、という訳です。何とも、人生簡単ではありませんね。
年収は「分かりやすい選別基準」になりえますが、そこで選んではいけないからこそ、その他の要素が幸せには大切です。ぜひとも、まずは「男性を見る目」を養っていきましょう。
年収400万円の男性は「普通」ですが、それより年収の低い男性もたくさんいます。そして、男性だって女性を選んでくるのが婚活です。最悪、結婚しない人生を選ぶのもアリですが、どうしても結婚したい女性は、声がかかっているうちに決断していきましょう。
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