- ペット保険にはさまざまな特徴がある。
- 格安の保険会社はネット通販の会社。
- 補償割合も充実しているので安心して保険をかけられる。
公開日:2020年5月1日
最近はペットブームとなっており、各ご家庭では愛犬、愛猫、鳥や爬虫類といった動物を飼っている方が多いようです。しかし飼うことは大変で、食事や予防接種、去勢や避妊などの手術と様々な治療を行っていかなければなりません。
人と違って健康保険がありませんので、金額の面で高いと感じる方も多々いらっしゃいます。そこで今回は入院や手術、通院といったペットの治療に関する保険について、価格面で安い保険会社をランキングとして解説していきます。
気になる方や、今まさにペット保険をお探しの方はご一読頂ければと思います。
はじめにペット保険について解説しておきたいと思います。ペット保険はどんなときに役に立つのか、加入にあたって注意すべきポイントはどこなのか見ていきましょう。
まずペット保険の評判、口コミについて世の中ではどんな回答が多いのでしょう?ネットで見る限りの評判などは好評な口コミが多く見受けられます。以下評判を簡単にまとめてみました。
上記は各保険の評判の一部です。フォローの良さ、負担について、手続き面で評判は良いようですね。
ペット保険は飼っているペットが動物病院にかかってから対象となります。主な保障は以下の通りです。
まず病気やケガで動物病院にかかります。場合によっては入院をしなくてはいけません。また手術を伴うこともあるでしょう。その後通院して薬を受け取ったり、治療したりと人間と同じように治療行為がなされていきます。人間との違いは健康保険の有無です。
例えば人が病院に通うと診療費の3割負担で済みますので、少し体調が悪いなと思ったら気軽に病院へ通うことができます。しかしペットの場合は自由診療といって10割負担となってしまいます。自由診療のため、病院によって料金が異なることになります。
これでは簡単に病院に連れて行くにしても、人と違うのでお金のことを考えてしまいますよね。そこでペット保険が役に立つわけです。
日本獣医師会のHPに記載がありますが、獣医師は独占禁止法により、獣医師会で料金を定めることができないそうです。また病院同士で料金の協定も行ってはいけないとあり、取り巻く法律が異なるようです。
ワンちゃんの入院費用がA病院は1日2,000円なのに、B病院は3,000円というケースもあるということです。このように病院同士の設定された金額が違う点は初めてペットを飼う方にとって驚くべきことだと思います。
料金が高いとは知ってはいたものの、こんなに高いなんて・・・と思う方もいらっしゃるかもしれません。動物病院の事情を知った上で保険を備えておきたいですね。
ペット保険は1年間の更新型保険となっており、人が加入する医療保険や死亡保険などと違います。更新するということは1年おきに「今年は継続されますか?しませんか?」というお尋ねが来ます。
一方人が加入するタイプの保険は、継続の有無についてお尋ねされるのは自動車保険や傷害保険、火災保険くらいでしょう。このように継続の有無を確認されることが一つの特徴となっています。
また更新型の特徴として通常は更新できる最上限が決まっています。ペットで言えば、0歳から加入していても8歳までしか更新できないなどです。しかし最近のペット保険は終身更新タイプが主流となっており、加入さえできれば更新し続けることができます。
ただし、保険会社によっては更新を断られることもありますので、必ずということではありません。
この点はペットと長く生活する上でメリットと言えますね。ペットとはできる限り長く一緒にいたい、誰もがそう思うと思います。大切な家族のためにいつまでも保険をかけてあげたいですね。
更新型の保険の特徴の1つとして保険料が上がっていく点が挙げられます。これは人の保険同様に、年齢が高くなるにつれ病気になるリスクが高まるからです。
保険の仕組みは「相互扶助」です。皆さんから集めた保険料を、その年に病気になった方、入院・手術した方へ、集めたお金の中から支払っていく仕組みとなります。よって高齢になれば保険料は高くなり、若ければ保険料は安くなるというのが一般的なのです。
ペットの年齢が高くなるほど更新する際の保険料は高くなっていきますので、前もって確認や下調べは大事ですね。
ペット保険には「免責期間」「免責金額」というものが存在します。免責とは保険の対象や支払いに該当しないという意味でお考え下さい。免責期間は保険のお支払いができない期間のことを指します。一般的に加入して1カ月間が多いです。
免責金額について例えてお話すると(補償割合が100%のプランとして)、治療費が10万円で免責金額は1万円だとします。この場合、保険会社からの支払いは9万円ということになります。いわゆる手出し分という考え方です。
全額補償じゃないの?と思われるかもしれませんが、保険会社によって免責金額は異なりますので加入前に確認はしておきたいところですね。
ペット保険には補償割合というものがあります。これはかかった費用の何割を保険でカバーしますか?というものになります。主流は50%補償、70%補償、100%補償に分かれます。
例えば手術費用が10万円だとします。補償割合100%のプランに加入していれば、満額補償されることになります(免責はないものとして)。同じく70%であれば7万円は保険でカバーできます。50%であれば5万円が保険から残り5万円は手出しとなります。
もちろん補償割合が高ければ毎月の保険料も高くなりますので、ご自身が保有する預貯金(流動性のある資金)との兼ね合いを考えてプランを選びましょう。
ペット保険では何でも際限なく支払ってくれるわけではありません。
例えば入院1日に対して最高3円や1万5000円、手術1回当たりにつき10万円や30万円、中には1年間の支払限度額内であれば何度でもお支払いしますといったように、保険会社がお支払いする金額に限度額を設けています。これを支払い限度額と言います。
基本的に治療に関しては自由診療となりますので、入院や手術がいくらになるか分かりません。また補償割合との兼ね合いもありますので、加入を検討しているプランがあれば比較もしておきたいところです。
ペット保険には2つの精算方法があります。1つは後日精算と言って、一旦は治療費を立て替えて病院に支払います。その後保険金の請求をするとお金が返ってくるという仕組みです。
一時的に負担が生じるため、病気によっては高額な支払いをしなければならないこともあるかもしれませんね。
もう1つは窓口精算です。保険会社が動物病院と直に提携していれば、保険会社から直接病院に支払われるので、補償割合に応じて負担分だけ窓口で精算するという方法です。
保険金請求に関しては退院後、保険会社とやり取りしなければならず、仕事の状況や環境によっては時間を取ることが難しい立場の方もいらっしゃるかもしれません。その際に窓口精算の保険であれば病院と保険会社とで話が進みますので、かなり手続きの負担は軽減できるのではないでしょうか。
ただし、かかった病院が保険会社と提携していなければ窓口精算は利用できませんので、動物病院をリサーチし、加入を検討している保険会社に前もって確認することが必要となります。
ここまではペット保険の概要について解説してきました。人が加入する保険との違いがお分かりいただけたと思います。また補償の範囲や補償割合、免責といった特徴があること、更新型の保険ということ、精算方法もご理解いただけたかと思います。
自由診療のため、かかる費用は高額です。しっかりと保険をかけて負担を軽減できるようにしておきましょう。
ここからは私が厳選した保険に関するランキングを発表していきたいと思います。
今回のランキングは安い保険会社に注目してみました。ワンちゃんや猫ちゃんなどのご家族にとって、できれば安い保険が助かりますよね。
というのも一つの持論があって、保険は使用頻度が少なければ無駄でしかありません。かなり暴論かもしれませんが、加入したはいいけど亡くなるまで全く保険を使うことがなかったというケースや、1回だけ使ったということだってあり得ます。
金額と頻度のバランスが大切であるということをお伝えしたいのです。よって今回は保険料が安い保険会社をランキング形式で発表しますので、参考にしてみてください。
第1位はSBIいきいき少短のペット保険とさせていただきました。補償割合50%プランであれば月々700円からとなっており、お値段としては月1,000円を切っています。値段としては家計に打撃を与えるような金額でないことはお分かりいただけるかと思います。
またWEBで申し込みをすれば10%の割引が使えますのでお得ですね。補償も終身更新型で入院、手術、通院にも適用されていますのでお得感満載の保険ではないでしょうか。
第2位は楽天が販売しているペット保険の「ずっといっしょ[もっと]」という商品です。毎月の保険料は730円からとリーズナブルな保険料を実現しています。
楽天と言えばスーパーポイントですね。こちらの商品も楽天スーパーポイントが貯まる仕組みになっていますので、ポイント重視の方であればおすすめの保険です。
免責もなく、入院、手術、通院にも対応していますので補償としては十分でしょう。また補償割合も70%、50%と選択できます。SBIと比べると遜色ない価格でしたが、ほんの僅かな差で2位とさせて頂きました。
第3位はアクサダイレクトが販売するペット保険です。アクサダイレクトと言えば自動車保険のイメージが強く、ネット通販のCMなども有名ですね。自動車だけでなくペット保険も取り扱っていますので知名度としては十分でしょう。
保険料は月々990円~となっており、こちらも月1,000円を切っています。補償割合も50%、70%となっていて1位2位ともに同じですね。価格としてはお手ごろです。
今回はペット保険の格安ランキングとして解説してきました。ペットの保険もたくさんありますが、価格重視であればネット通販の保険会社が安いようです。毎月の負担を抑えてしっかりと補償してあげてくださいね。
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