- 年会費無料の一般カードでは、根強い人気の楽天カードなどがおすすめ。
- 条件付き年会費無料の一般カードでは、JCB CARD Wや、初年度年会費無料の三井住友カードなどがおすすめ。
- ゴールドカードでは、楽天プレミアムカードなど、プラチナカードとしてJCBプラチナなどがおすすめ。
公開日:2020年9月23日
クレジットカードは数が膨大ですので、どのカードを選べばよいのか分からないという人が多いでしょう。そこでこの記事では、おすすめのクレジットカードをランキング形式で紹介します。カード申し込みを検討している人はぜひ参考にしてください。
目次
クレジットカードにはカードランクがあり、最もカードランクが低く入手性がよい一般カードから順に、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードとランクが上がっていきます。ランクが上がるほど年会費が高くなる一方、サービス内容は充実していきます。
まずは年会費無料の一般カードとして以下のカードを紹介します。
「楽天カード」はどんなクレジットカード紹介サイトや雑誌などにもまず出てくる、高評価のクレジットカードです。ポイント還元率は常に1%と高水準である上、楽天市場でのショッピングはポイント3倍となりますので、特に楽天ユーザーが得するカードとして知られています。
ネット不正あんしん制度によりインターネットでのカード不正使用被害を補償してくれたり、商品未着あんしん制度により楽天市場での商品未着トラブルを補償してくれます。
さらに、年会費永年無料でありながら最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付いており、もしもの際に安心です。「楽天カード」は後述する楽天プレミアムカードとともに人気が高く、便利でお得に使えるカードです。
「Orico Card THE POINT」は年会費永年無料で、ポイント還元率は1.0%と高水準です。
また、入会後半年間はポイント還元率が2倍となるほか、オリコカードが運営するショッピングモール「オリコモール」経由でのショッピングは0.5%分のポイントが加算されるため、ポイントがしっかり貯まるクレジットカードです。
貯まったポイントは会員専用サービス「オリコポイントゲートウェイ」から他社ポイントやギフト券などに変えられます。電子マネー「iD」や「QUICPay」が搭載されており、1,000円未満の決済にもポイントが加算されます。
「エポスカード」は、ポイント還元率0.5%と低水準ではあるものの、ポイントアップサイト「たまるマーケット」経由でネットショッピングするとポイントが2倍とお得です。
その上、楽天市場の一部ショップでお買い物をすると最大30倍となるほか、提携飲食店やカラオケ店で最大5倍、会員専用サイト「エポトクプラザ」経由で最大6倍のポイントが貯まります。
ポイントは他者ポイントや航空マイル、商品券などと交換できるほか、カード利用分への充当やマルイでの割引などに使えます。
また、年会費無料カードでありながら、最高2,000万円の賠償責任補償付きの海外旅行傷害保険(死亡後遺障害は最高500万円)が付帯しますので、海外旅行に出かけることが多い人にもおすすめです。
クレジットカードの一般カードには、条件付きで年会費無料となるものもあります。たとえば初年度だけ年会費無料のカードや、一定年齢まで年会費無料、利用条件を満たした場合に年会費無料などさまざまです。
そんな条件付き年会費無料カードの中から以下のカードを紹介します。
「三井住友カード」は年会費1,375円ですが、初年度年の会費は無料です。また、ショッピング1回払い利用分がリボ払いとなる「マイ・ペイすリボ」に登録した上でショッピング利用すると、翌年度以降の年会費も無料となります。
ポイント還元率は0.5%と低水準ですが、セブンイレブンやファミリーマート、ローソン、マクドナルドではポイント5倍、ポイントUPモール経由で最大20倍、行きたいお店にエントリー後にそのお店でカード払いをすると最大18倍となるため、しっかりポイントを貯められます。
その上、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付いているため、賢く活用しやすいカードです。そんな「三井住友カード」は最短翌営業日発行とスピード発行ですので、急ぎの人にもおすすめです。
「JCB CARD W」は、39歳までを対象としたクレジットカードで年会費は無料です。WEB完結型の申し込みを前提としており、最短3営業日のスピード発行となっています。
ポイント還元率は1%と高水準である上、入会後3カ月間はポイント4倍です。さらに「JCB ORIGINAL SERIES優待店」では、たとえば「Amazon」が3倍、「スターバックス」が10倍などよりお得にポイントが貯められます。
また、ショッピングモール「OkiDokiランド」経由で最大でポイント20倍となりますので、ポイントがどんどん貯まるクレジットカードです。
貯まったポイントはカードショッピングで1ポイントから使えるほか、他社ポイントへの交換も可能です。特にAmazonでは1ポイント=3.5円換算、JCBプレモカード(ギフトカード)へのチャージは1ポイント=5円換算となるため、よりお得に交換ができます。
最高2,000万円の海外旅行傷害保険も付いており、39歳までの人はぜひ保有しておきたい1枚です。
「JALカード 普通カード」は、年会費2,200円ですが初年度年会費は無料です。「JALカード 普通カード」の特徴は航空マイルがお得に貯められるところです。
ショッピング利用200円ごとに1マイル(特約店利用:200円=2マイル)が貯まるほか、「JALカードショッピングマイル・プレミアム(年会費:3,300円)」への入会で100円の利用ごとに1マイル(特約店利用:100円=2マイル)貯まります。
さらに、入会後の搭乗ボーナス1,000マイル、毎年初回搭乗ボーナスマイル1,000マイル、搭乗ごとのボーナスフライトマイル10%プラスなど、JALユーザーは必須のカードです。
VISA、マスターカード、JCBを選べますが、マスターカードと「JMB WAON」カードを2枚セットで登録すると、クレジットカードからWAONチャージが可能な「JMB WAON クレジットチャージ」が使えます。
チャージの場合は最大100円=1マイル、チャージされた分をWAON決済すると200円=1マイルが貯まるため、最大200円=3マイルとなりお得です。最高1,000万円の国内・海外旅行傷害保険が付帯していますので、安心してお出かけができるでしょう。
ゴールドカードはかつてステータスの象徴として、多くの人が憧れたクレジットカードです。最近は5,000円程度の低年会費ゴールドカードも登場し、気軽にゴールドカードを保有できるようになりましたが、1万円以上するゴールドカードは今でもハイステータスです。
そんなゴールドカードの上にはプラチナカードが存在し、通常申し込みができるものと、カード会社からのインビテーション(招待)を前提としているものがあります。
さらに上のブラックカードはインビテーション(招待)だけですのでおすすめからは割愛しますが、一般カードと一線を画すサービスを提供する上位カードを以下にて紹介いたします。
「dカード GOLD」はNTTドコモが発行しているクレジットカードで、年会費は11,000円です。
特徴としては、ドコモのケータイやドコモ光の利用1,000円ごとに10%分のdポイントが貯まることや、通常店舗でのポイント還元率1.5%、インターネット店舗でのポイント還元率2.0%となっており、お得にポイントを貯められます。
また、最高1億円の海外旅行傷害保険や、最高5,000万円の国内旅行傷害保険、国内外300万円のショッピング保険が付帯しているため、もしものときに安心です。
その上、国内主要空港とハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジが無料で利用できるほか、海外での観光案内や予約・トラブル対応をしてくれる海外サポートデスク「VJデスク」が利用できるなど、充実したサービス内容となっています。
「楽天プレミアムカード」は年会費11,000円で、ポイント還元率は1.0%ですが、楽天グループの利用5倍、誕生日月は楽天市場・楽天ブックスで1%加算となり、お得にポイントが貯められます。
「楽天カード」には一般カード、ゴールドカードが存在し、その上に「楽天プレミアムカード」の序列となっていますが、券面デザインがゴールドであるため、ゴールドカードなのかプラチナカードなのか分類が難しいです。いずれにせよ、サービス内容は楽天カード最上の内容となっています。
「楽天プレミアムカード」は楽天市場コース、トラベルコース、エンタメコースの3種類からの選択制です。
楽天市場コース | 指定のキャンペーン・プレミアムカードデーに楽天市場を利用するとポイント1%加算 |
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トラベルコース | 楽天トラベルで予約や決済、利用をするとポイント1%加算 |
エンタメコース | 楽天SHOWTIME・楽天ブックス・楽天レンタルを利用するとポイント1%加算 |
そんな楽天プレミアムカードは、世界中のVIP空港ラウンジを無料利用できる「プライオリティ・パス」が付いているほか、最高5,000万円の国内・海外旅行傷害保険、カード盗難保険、動産総合保険などが付帯し、充実したサービス内容となっています。
「JCBプラチナ」は、通常申し込みが可能なプラチナカードで、年会費は27,500円です。世界中のVIP空港ラウンジを無料利用できる「プライオリティ・パス」が付くほか、JCBプラチナ会員専用デスクが24時間365日利用可能です。
JCBプラチナ会員専用デスクは旅行情報の案内や予約など、専属スタッフがしっかりと対応してくれるサービスです。また、人気の宿泊施設割引優待や、最高1億円の国内・海外旅行傷害保険など、プラチナカードならではのサービスが付帯しています。
上位カードの番外編として紹介したいのが「TRUST CLUB プラチナマスターカード」です。こちらは、年会費がたった3,300円のプラチナカードです。プラチナカードのエッセンスだけを抜いたサービスを提供しており、コストパフォーマンスに優れたカードと言えます。
たとえば、2名以上の予約で有名レストランが1名無料になる「ダイニング by 招待日和」や、国内空港ラウンジ無料サービス、旅行先での予約や観光情報案内など各種対応をしてくれるトラベルサービスなどが付いています。
また、最高3,000万円の国内・海外旅行傷害保険が付帯しており、使い勝手のよい1枚です。
TRUST CLUB プラチナマスターカード申し込みはこちら
クレジットカードにはカードランクがあり、ランクによって年会費やサービス内容が異なります。そんな中、「楽天カード」など年会費無料の一般カードや、「三井住友カード」など条件付き年会費無料の一般カードは比較的入手性がよいです。
一方、ゴールドカードやプラチナカードは年会費が高いものの、サービス内容は充実しています。
上位カードとしては「楽天プレミアムカード」や「JCBプラチナ」などがおすすめですが、「TRUST CLUB プラチナマスターカード」のような低年会費のものもあります。この記事を参考にあなたの用途に合った1枚を選びましょう。