- 孤独が辛いと感じる独身者は確かに多い。
- 婚活または老後資金準備で孤独解消を!
- 現代は結婚した方が幸せとは言えない!
公開日:2020年3月7日
こんにちは、婚活FP山本です。「人の感じ方」は様々あるものですが、どうにも一般的に独身者は孤独だと捉えられることが多いといえます。最近では独身者も増えたと言われますが、実際に独身者がどのように感じているのか、気になる方も多いのが実情です。
特に同じ独身者なら、気になるのも仕方ないかもしれませんね。そこで今回は、独身者の心理状態や幸せな将来設計についてお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。
目次
まずは、そもそもの独身者の数についてお伝えします。総務省の平成27年「国勢調査」と国立社会保障・人口問題研究所の2020年版「50歳時の未婚割合」によると、以下の通りです。
最近は結婚するにしても晩婚の傾向がありますが、それでも結婚する場合は男女ともに30歳までにしていると言えます。一方でその後も結婚する方はして、最終的に男性なら4人に1人、女性なら7人に1人くらいは結婚しない人生を歩んでいるのが実情です。
確かに結婚している方のほうが多いですが、もはや結婚しない人もそこまで珍しい存在とは言えなくなっています。今後はさらに結婚しない・できない独身者も増えると予測されていますから、あなたが結婚しない・できない人生になっても不思議はないでしょうね。
なお、もっと独身率を知りたい方は以下記事も参考にどうぞ。
最近では低収入やひきこもり等の関係で、相応の年齢になっても実家で暮らしている方も増えたと言われています。あなたの周りにも一人くらいいるのではないでしょうか?その場合は、相応に孤独を感じにくい一方、別の感情を持っている方もいます。
少なくとも、独身でも一人暮らしとは限りませんし、独身者の皆が孤独を感じているという訳でもありません。ひとまず、周囲の人が一種の偏見を持つのは控えたほうが無難でしょうね。
次は、一般的に言われている独身者の孤独についてお伝えします。確かに、一般論通り孤独が辛い・耐えられないという中年男性や女性も多いのが実情です。別に何らかの統計がある訳ではありませんが、筆者の周囲や相談者にはそのような方も多いといえます。
ただし、中年くらいになると男女で少し事情が変わり、女性のほうが孤独感は強い印象です。若い頃は相応に男性が寄ってきて、友人も多く、それらを少しずつ失ったことが原因かもしれません。方や男性は、ずっと恋人がいない人も少なくなく、孤独に慣れています。
まただからこそ、女性は40代になっても婚活に励む一方、男性は40代くらいになると結婚意欲を失っている傾向です。ひとまず、このような男女差は知っておきましょう。
孤独が辛いという方も多い一方、最近では自発的に結婚しない人生を選ぶ方も増えた印象があります。代わりに自由や生きがいを求める人ですね。望む望まないに関わらず結婚しない・できない人も増えていますから、そういう前向きな人がいてもおかしくないでしょう。
少なくとも、「独身=孤独」というのは悪い決めつけです。当人がどう感じているかは当人次第なのですから、あくまでその方に合わせた応対を心掛けましょう。
今度は、独身者の心理や感じ方の分かれ目についてお伝えします。これは結論から言えば、やはり「独身を望んだか望まなかったかで大きく違う」のが基本です。望んで独身なら前向きに捉え、望まず独身なのならマイナス的に捉えていることが多いといえます。
ただし、人間の感じ方や捉え方は「心変わりすることもある」のが厄介です。例えば、望まない独身者が途中で前向きに生きようとする事もあれば、望んだ独身者がふとした瞬間に孤独などを感じて未婚を後悔することもあります。もっとも、これは既婚者も同様です。
あとは、やはり「周囲の影響」も大きいといえます。幸せそうな既婚者が多いなら後悔し、不幸そうな既婚者が多いなら前向きに捉えがちです。何とも、人間とは難しいですね。
結局、不安で寂しいと感じている孤独な独身者というのは、望む望まないに関わらず「代わりの何かが無い」「対処法などを知らない」ことが問題かもしれません。その結果、延々と孤独感を募らせ、自分で自分を追い込んでいることが多いといえます。
少なくとも、同じ独身者でも既婚者より幸せそうな方も沢山いるのが現実です。マイナスの感情は往々にしてマイナスの結果をもたらしますから、ぜひ気分転換して明るく人生を歩んでいきましょう。
ここからは、孤独が辛い場合の対処法をお伝えします。まず、独身や孤独がイヤなら素直に婚活するのがおすすめです。結婚相談所や婚活パーティ、最近では婚活サイトも沢山ありますから婚活方法で困ることはありません。ぜひ結婚できるまで婚活に励みましょう。
直接的な婚活がイヤなら、何らかの趣味サークルのようなものを探して参加するのもおすすめです。趣味そのものを楽しんでいるうちは孤独も忘れられるでしょうし、参加者には既婚者もいる一方で同じような未婚者も混ざっている可能性があります。
もしかしたら、そこから結婚へと発展するかもしれませんし、ひとまず同性の友人ができる可能性は十分です。少なくとも、部屋に閉じこもっていれば孤独感も強まる一方でしょうから、どうにか外に出ていきましょう。
なお、結婚の決め手が気になる方は以下記事も参考にどうぞ。
独身者の孤独感というのは、やはり一人でいる時間が長くなる週末などに強まりがちです。その結果、週末になる前から孤独感を募らせることもあります。しかし週末に婚活などの「予定」を事前に入れておけば、随分と孤独感も薄まるのではないでしょうか。
婚活を成功させるためには「自分磨き」も欠かせませんから、そうなれば孤独を感じている時間も無くなります。そんなヒマがあったら自分を徹底的に高めて、早期の結婚を目指しましょう。
次は、もう一つの孤独への対処法をお伝えします。婚活などがイヤなら、将来のための「老後資金準備」がおすすめです。どのみち独身者の一番の課題は「老後生活」になります。一人分の年金では基本的に生活できませんから、必死になって老後資金を稼ぎましょう。
相応に年収や貯金があるのであれば、「資産運用」に挑戦するのもおすすめです。そのための勉強に集中していれば孤独感も薄まるでしょうし、ハイリスクな投資をしていればモニターから目が離せなくなります。何より、お金はいくらあっても困ることはありません。
場合によっては、「起業」するのもアリでしょうね。仮に失敗しても誰にも迷惑をかけませんから、むしろ独身がプラスに働きます。いずれにしても独身者は自分で自分を守らなければなりませんから、そのためのお金を稼ぐ方向性で孤独を軽減していきましょう。
令和元年には老後資金として2000万円必要と言われました。しかし、半数以上の方が「そんなに貯められそうにない」と感じています。もしあなたも同様に感じているのなら、そもそも孤独を感じているヒマなどなく、何かを始めていかなければならないのではないでしょうか。
30代・40代・50代……上がるにつれ「準備時間」が短くなりますから、貯めるのもより大変になるはずです。年齢が上がると柔軟性なども衰えますから、尚更かもしれません。結婚や婚活をしないなら、老後資金準備をしながら孤独を解消しましょう。
最後に、独身を孤独と考えている方に大切な補足情報をお伝えします。それは、「既婚者が幸せとは限らない」という現実です。あなたも一度や二度、既婚者の不幸話を見聞きしたことがあるのではないでしょうか。筆者は職業柄、年中そのような話を見聞きしています。
今は幸せそうな既婚者もいますが、会社の倒産や不倫、事故、子供や嫁姑問題など、いつ不幸を感じるか分かりません。それに、現代は3組に1組が離婚している時代です。「結婚したほうが幸せ」というのは、完全に昭和の時代遅れな考え方といえます。
むしろ独身者の孤独は当人次第で解消できますが、既婚者の不幸は「制御しにくい自分以外の誰か・何か」が絡みますから、より解消が困難です。ヘンに既婚者を羨ましがるより、独身であることの利点や長所に目を向けて、自分なりの幸せを追求していきましょう。
なお、結婚を後悔する声が気になる方は以下記事も参考にどうぞ。
普通に結婚して幸せな方もいます。中には「いつかは結婚する」と考えつつ、不幸にも結婚できなかった人も沢山いるのが実情です。結婚は何歳になってもできるものではありますが、やはり年齢が高まるほどに男女ともにモテにくくなり、結婚しにくくなります。
結婚は「相手あっての物種」ですから、できなくても仕方ありません。幸か不幸か、独身の方は今後も増える一方な傾向にあります。まだできそうな人は婚活に励む一方で、もうできそうにない方はアタマを切り替えて、別の幸せを求めていきましょう。
独身が孤独とは限りません。しかしそう思うなら、まずは婚活を始めましょう。結婚を諦めた方は、老後資金準備を通して孤独を薄めることもできます。
そもそも多くの方にとって現代は、孤独を感じているヒマなどない時代です。とにかく何らかの行動を起こして、孤独感とともに問題を解決していきましょう。
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