- 結婚しない人生の成否は「自分と相手次第」。
- 結婚しないメリットデメリットは「不干渉・無支援」。
- 結婚しない人生の成否は「老後にこそ分かる」。
公開日:2019年8月12日
こんにちは、婚活FP山本です。最近では若い方を筆頭に、少しずつ「結婚しない」を前提に人生を考える方が増えてきました。また30~40代では出会いがない等の理由で、したくても結婚できない人も増えています。
実際のところ「結婚しない人生」とはどうなのか……気になる方も極めて多いことでしょう。そこで今回は、結婚しない人生の基本やメリットデメリットなどについて、徹底的にお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。
目次
まずは結婚そのものの分岐点をお伝えします。結論からいえば、結婚しない人生が幸せか後悔かは「自分の生き方による」のが基本です。例えば経営者や自営業者、あるいは芸能分野などの「夢を追い求める人」にとっては、家族は足枷・重荷になることも多いといえます。
または「自分の性格」によることも多いです。例えば、稀に「結婚に向かない人」などと言われる人もいますよね。
自己中やマイナス思考、横柄で配慮がない、お金や時間にルーズ……。こういう人は「相手を不幸にしがち」なので離婚しやすく、総じて本人も結婚を後悔しがちです。
こういう人の場合は、結婚自体がマイナスに作用することも多いので、むしろ結婚しないほうが人生幸せかもしれません。逆にこういう人が結婚したくなった時は、まずは自分の性格や生き方を変えるべきでしょうね。
そもそも後悔とは、人生の末路や老後にこそするものです。若いうちは、結婚しないことが幸せか不幸かなど中々分かりません。老後を迎える頃になってようやく「結婚して良かった」「結婚しとけばよかった」などと感じます。若いうちは、せいぜい周囲と見比べてどうか、ですね。
最近では「シルバー婚活」も盛況ですが、やはり若いうちの結婚とは意味合いが大幅に違うのが実情です。だからこそ結婚しない人生を選ぶのなら、相応の「覚悟」をすることが大切といえます。
もう一つの結婚の分岐点をお伝えします。結婚しない人生が幸せか後悔かは「相手による」のが基本です。簡単にいえば「どんな人と結婚するのか」ですね。例えば相手が「夢を追う人」なら、少なくとも夢を追っている最中は苦しみを共有する結婚生活になりがちです。
また「性格の悪い人」ならどうでしょう?あえてそんな人と結婚する人などいませんが、イケメンだったり年収が高かったりすると、意外とそういう人とも女性は結婚しがちです。さらに「年収が極めて低い、労働意欲が低い人」なら、結婚したら女性が男性を養うことになります。
これらに該当するような人が相手なら、むしろ結婚しない人生のほうが幸せでしょうね。実際に結婚しても離婚する人も沢山いるのは、まさしく「離婚したほうが幸せ」と考えたからこそといえます。
この相手と結婚したら幸せか後悔するか見極める基本ポイントは、「老後や重病時」を考えてみることです。高齢者になって容姿を失っても好意を持てるか、働けなくなって経済力を失っても愛せるか……。
考えられない人も多いですが、まずはできる限りそんな状況をイメージしてみましょう。
「そうなったら離婚する」のなら、最初から結婚しないほうが人生幸せかもしれません。ただ、結婚して共同生活をおくる中で「気持ちや考えが変わる」こともあるので、まず一度は結婚してみるのもアリといえます。
次は、独身の生き方を選ぶ理由についてお伝えします。一概には言えませんが、それでも一般的には「自由がいい」または「モテないから」が理由です。結婚したら家の中が一人ではなくなりますから、家の中は当然に、家の外でも相手を気にして自由が制限されますからね。
ただ、統計では9割程度の男女が結婚を希望しているため、どちらかといえば「モテないから」が選んだ大きな理由になりがちです。選んだというより選ばざるをえなかった、選ぶしかなかった……ともいえます。ロクな男性が寄ってこなかったから、というケースもありますね。
もっとも、独身の生き方を選んだことが不幸になることに直結するわけではありません。しかしそれでも、「選べなかった」というだけで、一つの不幸といえるのかもしれませんね。
なお、モテない理由が気になる方は以下記事も参考にどうぞ。
一般的に、独身人生を歩む人は「不幸な人・ダメな人・可愛そうな人」などと見られがちです。しかし実際にはそんなことはなく、むしろ既婚者より自由を謳歌していて幸せそうな人生を歩んでいる人も沢山います。独身人生へのマイナスイメージは、幻想にすぎません。
だからこそ、あなたも本気で結婚しない人生を歩みたいのなら、ムリに結婚する必要はありません。理由はともかく、現実に結婚しない人も随分と増えて世間体も薄れましたから、大いに独身人生を満喫しましょう。
ここからは、結婚しない人生のメリットをお伝えします。まずはやはり「不干渉」です。独身であれば、誰からも干渉されることはありません。親や周囲が「結婚しないの?」などと干渉してくることも多いですが、いずれ止みます。大いに自由を満喫する人生を歩みましょう。
直接的な自由ではなく、「誰のことも世話しなくていい」というメリットもあります。お金のこともそうですが、食事などの生活全般について、自分のことさえ世話すれば問題ないわけです。
自分のことを何も世話できない男性も多いですから、世話に疲れた女性を見るたびに「結婚しなくて良かった~」などと感じることでしょう。しっかりした女性ほど、このメリットは大きいかもしれませんね。
実は、最近は男性のほうが不干渉をメリットに感じ、結婚を遠ざけている傾向にあります。最近は年収の低い男性も多く、女性を養うことに抵抗を感じるわけです。それに最近は「イクメン男子」も多く、料理を含めた家事全般を普通にこなせる男性も増えましたからね。
結婚したい女性ならともかく、結婚しない人生を歩みたい女性には朗報でしょう。逆に結婚したい女性は、まずは自分を養える程度の経済力を身につけたほうがいいかもしれません。
そして2つ目のメリットは「恋愛や婚活が不要」です。したい人はすればいいのですが、したくない人には大きなメリットといえます。
厳密にいえば、恋愛や婚活を成功させるための努力をしなくていい点が重要です。人にもよりますが、想像以上の労力が必要になることも多いですからね。
特に、女性も高齢になるほど簡単にはモテなくなります。努力に努力を重ねても、それでもモテない状況が続くのが高齢時の婚活です。そんな負担や苦労から一気に解放されるわけですから、婚活を諦めて結婚しない人生を選ぶのも分かるところではないでしょうか。
ちなみに男性の多くは、若い頃からモテません。その結果、当初から恋愛や結婚、ひいてはそのための努力を投げ出している方も多いのが現実です。フラれすぎた結果……ともいえますね。
恋愛、特に婚活や結婚を不要と考える方の中には、「子供が不要だから」と考える女性も少なくなく、むしろ急増している節もあります。
「未婚の母」になることを願う女性もいるわけですから、その逆のような方がいても不思議はないでしょう。本当に最近の価値観は様々です。
他にも、ムリなダイエットをしなくていい、ヘンな気遣いを覚えなくていい、美容にお金がかからなくなる……メリットは沢山あります。少し、考えてみましょう。
ここからは、結婚しない人生のデメリットをお伝えします。まずはやはり「無支援」です。「不干渉」の対極にくるものですが、誰にも干渉されないからこそ、誰からも助けてもらえないことになります。特に病気などの時には、強めのデメリットを感じた人も多いでしょう。
病気は何とかなっても、「老化」は誰にもどうすることもできません。現役中は自分で何でもできても、70歳頃から段々と日常的に困難を感じ、80歳を超える頃には介護が必要になることも多いです。中には50~60代で、体力の低下から人生を後悔する方もいます。
中には「そうなったら自殺する」などと言う人もいますが、そんな簡単には死ねないのが人間です。これらについては、強く覚悟しておく必要があるでしょうね。
老後に感じるのは体力面・健康面の不調だけではありません。先般、国が老後資金として2000万円必要などと伝えましたが、多くの場合で独身では経済的に老後を生き抜けません。一人分の年金では生活できず、老体に鞭打って死ぬまで働かなければならないわけです。
結婚しない独身人生は、老後にこそ苦しみが襲ってくるといえます。特に大切なのは「お金」ですから、結婚しない人生を歩むなら、婚活の代わりに老後資金への対策に励みましょう。
なお、老後資金が気になる方は以下も参考にどうぞ。
そして2つ目のデメリットは「孤立」です。これは盲点に感じる方も多いデメリットといえます。おそらく、すでに結婚した友人とは会いにくくなっているのではないでしょうか?今はまだ独身の友人も、これから少しずつ結婚していき孤立が深まっていくことが予想できます。
そればかりか互いに結婚しない者同士でも、けして似た者同士で仲良しというわけではありません。望んで結婚しない人もいますが、多くは結婚したいのにできなかったわけです。なぜできなかったのか……理由は様々ですが「性格が悪い」ことも多く、婚活失敗で拍車がかかることも多いといえます。
結婚していないことが信じられないような人もいますが、残念ながら多くは「人に遠ざかられる人」なのが現実です。心当たりのある方は、男性にモテるためではなく、人にモテるための努力に励むべきかもしれません。
なお、既婚者とメリットデメリットを比べたい人は以下も参考にどうぞ。
結婚しない人生を歩む女性の中には、「老後は友人とルームシェアする」などと考えている方もいます。しかしすでに触れた通り、その頃には友人とも疎遠になることも多く、律義に約束を守る人のほうが少数派です。無理に約束を守れば、それはそれで互いに不幸でしょう。
1つ目ともリンクしますが、結婚しない人生のデメリットは老後にこそ感じがちです。中には、30~40代で不安や孤独に押しつぶされそうな女性もいます。孤独に自信のない女性は、素直に婚活したほうが賢明かもしれませんね。
最後に、肝心なことをお伝えします。結婚そのものは、するもしないも人生において自由です。どちらの方が幸せか、誰にも分かりませんけどね。ただ、結婚の有無は「後戻りできない重い決断」です。そして結婚の価値は「老後にこそ分かる」のが基本といえます。
つまり、「今は結婚したくない」や「今は婚活を止めたい」など、「今の感情」で決断をしてはいけないのが結婚問題です。相応には考えた女性でも、多くの場合で考えか覚悟が足りず、「こんな風になるとは思ってなかった」と言います。こんな後悔だけは、したくないですよね。
ぜひ一度、結婚しない自分の人生がどうなるか、真剣に考えてみませんか?一人で考えられないなら、専門家に相談するのもアリです。そして納得のうえで、結婚するのかしないのか判断していきましょう。
実のところ、想像以上に自分の幸せは自分だけで決められません。「周囲が何と言おうと私は幸せだ」と言い張る人もいますが、多くは「周囲の不幸な人を見る目」に抗えずに不幸だと感じていきます。人間って弱いものですね……。周囲の優しさが、哀れみや慰めのように感じる人も多いです。
まだまだ結婚する人のほうが多い以上、結婚しない人生は、する以上に苛烈なものといえます。力強い信念や考えを元に、ぜひ結婚しないまま幸せを掴み取っていきましょう。
結婚するかしないか、選べるのは人生で「まだ若い今のうちだけ」です。しない場合、まもなく強制的に「結婚しない人生」を選ばされます。結婚するかしないか、どちらが正解かは誰にも分かりませんが、せめて自分でどちらかを選び、悔いのない人生を歩んでいきましょう。
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