- セブンイレブンの自転車保険は全国どこでも加入できる。
- 自転車保険だけではない生活サポート情報が凄い。
- 賠償補償額は3億と大きな補償。
公開日:2020年4月15日
今回はセブンイレブンの自転車保険について解説していこうと思います。意外にもセブンイレブンでは自転車保険を取り扱っているんですが、まだご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?加入の条件や補償内容など解説しますので、最後までお付き合い下さい。
目次
はじめにセブンイレブンの評判について解説しておきたいと思います。
そもそもセブンイレブンについて解説する必要はないくらい誰もが知っていて、誰もが利用した事があるほどの日本で一番大きなコンビニです。私の自宅周辺にも3店舗あり、少し歩けばセブンイレブンがあるといった形で展開しています。
セブンイレブンはドミナント戦略とよばれる店舗展開を実施しており、マーケティングや出店の立地などリサーチ力に定評があります。新規オープンのセブンイレブンはいつも盛況ですね。あると助かる便利なコンビニです。この事から評判自体は良いと言えますね。
コンビニとしてのサービス導入をいち早く行い、利用者の囲い込みを計ってきました。最初はタバコや飲み物、弁当などでしたが、コピー、FAX、など導入、いつの間にかおでん、揚げ物、店内での飲食、コーヒーメーカーまで多岐に渡るようになりました。
そしてマルチコピー機の導入により、スマホで撮った写真を直ぐにプリントしたり、出先で書類を印刷したりとビジネスシーンにおいても力を発揮しています。
必要なものは大体揃っているので、かなり助かっています。日本のコンビニ業界を牽引している会社ですので、新しい事には積極的にチャレンジしている印象が強いです。その中で自転車保険の取扱いにも着手しました。
では自転車保険について入っておくべきかどうかお話しておきます。最近はセブンイレブンだけでなく、ローソンやイオン、楽天などでも取扱いをしています。そこまでして自転車保険を販売する意味とは一体なんでしょう?
実は自転車保険は加入の義務化が全国で始まっています。今月に至っては東京都、奈良県が義務化をスタートしました。というのも自転車事故が多発しているのが要因のようです。
自転車は法律上「軽車両」として扱われる事になっており、道路標識なども守らなければなりません。交通ルールに従って運行しなければならない訳です。信号機はもちろん、進入禁止や一方通行などの標識に従う事が義務付けられます。
また自転車といってもスピードが出ますので、人にぶつかったとき、モノにぶつかったときは大変危険です。人の場合は最悪亡くなってしまう事だってある訳です。
過去に人にぶつかってケガをさせてしまった事故がありますが、示談では済まず裁判になりました。裁判の判決では、ケガをした方へ賠償金として約9,600万円もの金額を支払うよう命じられました。この事故をきっかけに自転車保険の加入義務化が推進されることになったわけです。
自転車を運転していて、誰も傷つけず自分だけのケガであればまだ納得できますが、他人へ危害を加えてしまったときにはお相手方の治療費などを支払わなければなりません。お相手方への補償を考えたときに最悪のケースで裁判にまで発展したら、金額に脅えなければなりません。
このことから、自転車保険における最大の補償は賠償にあると思って頂く方がいいでしょう。
それではセブンイレブンの自転車保険について解説しておこうと思います。どこか別の自転車保険との比較にお役立て下さい。また値段や申し込みに必要なものなども解説しますので、確認しておいて頂ければと思います。
まず補償内容から解説します。保険の期間は1年間となっており、基本的には自転車での事故が対象になります。大まかな補償として「入院」「手術」「個人賠償」がセットになっています。
自転車を運行していた際の交通事故での入院の場合や手術においては保険が利くようになっていますが、階段から転んだとか自転車を運転していて転んでケガしたというケースは支払いの対象外になりますので注意しておきましょう。
個人賠償に関しては日常生活賠償特約という名前になっていますが、個人賠償と全く同じ補償内容と考えて下さい。セブンイレブンの自転車保険の賠償は自転車事故だけでなく、日常における事故も補償の範囲となっていますので、割と補償範囲は広いようです。
よく聞かれる事ですが、怪我の通院に関して補償されるのかという質問を受け付ける事があります。
結論から言うと、怪我の通院は補償の対象になっていませんので、この点を補償したいという方は他社で加入するか、損保の傷害保険に加入しておけば問題はありません。個人的には通院補償に関してはあまり付けなくても良いと思っています。
理由として、通院補償を受ける頻度がどれくらいあるのかという事ですね。よく事故を起こすとかこけてしまう等、個人によって差はありますが、通院し保険金を受け取る事と、掛け金を支払う事の差額等を考えると少々勿体ない気もします。
この点は価値観の問題であると考えていますので、どうしても付けたい方は価格の安い所で加入しておきましょう。
次に保険料に関しての解説に移ります。自転車保険と言っても値段が高ければ躊躇してしまいますよね。セブンイレブンの保険料はどうなんでしょうか。
自転車を運行する本人のみを補償する場合は、1年間の保険料が3,990円となっています。セブンイレブンの自転車保険では「お一人様プラン」となっており、「本人型」と「本人以外型」と分かれています。
契約者本人が自転車を運転する場合は「本人型」を選択します。契約者以外の特定の方を補償したい場合は「本人以外型」を選択します。いずれの契約でも1年間3,990円になります。
自転車をご夫婦で乗る場合は「ご夫婦プラン」というものがあり、1年間の保険料は5,230円となっています。本人型でそれぞれが加入するより安くなりますので、ご夫婦で自転車に乗るという事であればこのプランがおすすめです。
ご家族全員が自転車に乗る場合は「ご家族プラン」というものがあり、1年間の保険料は7,210円となります。この場合のご家族の範囲ですが、次のように限定されますので注意しておいて下さい。
少し難しいですが、分かり易く言うと同居している親族が対象になります。また別居の未婚の子供が対象範囲に含まれるという事です。
例として、同居の義父や義母、実父などです。また子供さんが県外の大学にいるとします。このとき未婚であれば補償の対象になりますので、ご家族全員が自転車を利用するなど、大人数を1つの保険でカバーしたいときはこの「ご家族プラン」であればカバーできます。
次にセブンイレブンの自転車保険のメリットとデメリットについて解説していきますね。
1つ目のメリットとして、個人賠償の補償額が3億円まで付帯される事です。個人賠償に関しては一般的には1億円が多いですが、最近ではこの補償額が高額化しており、3億円までの補償は非常に安心できるのではないでしょうか。
前述しましたが、人に対して損害を与えてしまったとき、場合によりますが賠償金が1億円近くまで及ぶこともあります。金額面を考えた場合3億円まで補償されるのであれば非常に助かります。
また、お相手方との示談交渉を保険会社の担当者が行ってくれるサービスも付いています。プロが交渉をしてくれますので、この点も安心ですね。
このサポートはセブンイレブンの自転車保険に付帯されているサービスを受けられるもので、引受保険会社である三井住友海上のサービスを利用できるという内容です。どんな内容なのかと言いますと、次のまとめをご覧ください。
健康・医療相談 | 日常の健康や医療、薬剤に関するご相談に専門の看護師が対応 |
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医療機関総合情報提供 | 地域の医療機関や救急医療機関、各科の専門医の情報提供を行います |
診断サポートサービス(各種人間ドック、PET検査機関紹介、健康チェックサービス) | 全国の提携期間をご紹介致します(一部割引制度あり) |
三大疾病セカンドオピニオン情報提供 | 三大疾病「ガン、心疾患、脳血管疾患」診断後のセカンドオピニオンに関する情報提供やご相談にお応えします。 |
女性医師情報提供、女性医師相談 | 女性医師情報をご提供(産科、婦人科に加え内科、皮膚科、肛門科など幅広く対応)する女性専用のサービスです |
介護に関する情報提供 | 介護保険の仕組みや介護方法などにお応えいたします。 |
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介護に関する悩み相談 | 日常の介護の悩みなどに対し幅広くご相談にお応えいたします。 |
公的介護保険で利用できるサービス等に関する相談 | 公的介護保険で利用できるサービスや介護サービス提供事業者に関し情報提供やご相談にお応えいたします |
認知症に関する情報提供と悩み相談 | 専門医療機関の情報提供や認知症の日常介護についてアドバイスいたします。 |
上記はサービスの一例です。まさか自転車保険にこの様な心強いサポートが含まれているとは思いませんよね。もしも医療や介護でお困りの事、お悩みの事があれば是非ご相談してみると良いでしょう。
セブンイレブンの自転車保険は、自転車事故のみ対応しているという事が唯一のデメリットと言えます。
他社や損保では日常生活の怪我も補償してくれる事が多いですが、自転車事故に範囲を絞っているため、この保険料で済んでいるというべきでしょう。もし補償の範囲を広げたいのであれば他社も検討してみるといいでしょう。
今回はセブンイレブンの自転車保険について解説してきましたが、全国どこでも加入できる安心感はあるでしょう。また価格もお財布に優しい設定となっていますので、補償内容に問題がなければご加入する事をおすすめします。
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