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レンデックスの評判は実際どうなのか?メリット・デメリットを金融のプロが解説!

レンデックスの評判は実際どうなのか?メリット・デメリットを金融のプロが解説!

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山下 耕太郎

山下 耕太郎

証券外務員1種

一橋大学経済学部卒業。証券会社でマーケットアナリスト・デリバティブディーラーを経て個人投資家に転身。投資歴は20年以上。現在は、日経225先物を中心に、現物株、FX、CFDなど幅広い商品に投資しています。証券会社勤務と実際の投資経験を活かし、初心者の方にもわかりやすい記事作成を心がけています。

この記事は約9分で読めます。

レンデックスの平均利回りは10%前後とソーシャルレンディングの中でも高く、多くの物件に不動産担保がついているという特徴があります。また、ファンドの期間は1年未満と短期が多く、最低投資金額2万円と少額から始められるのも魅力です。

今回は、レンデックスの実際の評判とメリット・デメリットについて解説します。

 

LENDEX(レンデックス)は不動産特化型のソーシャルレンディング

LENDEX(レンデックス)

レンデックスは、2017年7月にサービスを開始した不動産特化型のソーシャルレンディングです。ソーシャルレンディングとは、お金を必要とする「借り手(企業)」と、お金を貸して運用したい「個人投資家」をマッチングさせるサービスです。

LENDEX(レンデックス)2

ソーシャルレンディング事業者は、インターネットを利用してウェブサイト上で投資家からお金を集め、お金を必要とする企業に融資します。

たとえば、借り手に対して13%の金利で融資を行い、ソーシャルレンディング事業者が3%の手数料を取得すると、投資家には10%の利回りが配分されます。

借り手企業は、返済額とともに、金利を毎月支払う必要があります。ソーシャルレンディング事業者は支払われた利率から報酬として数%を取得し、残りを投資家に配分するのです。

個人から資金を集めるという仕組みなので、ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの一種です。小口の投資家の資金を集めて大口の資金に代えることで、大きな収益機会を狙えます。

ソーシャルレンディングの投資は融資で、さらに担保を設定することで安全性を高めることができます。

LENDEX(レンデックス)公式サイトはこちら

 

レンデックスのメリット・デメリット

レンデックスのメリット・デメリット

レンデックスのメリット

  • 担保が設定されている
  • 東急リバブルが担保物件の査定を行っている
  • 小口から投資でき短期案件が多い
  • 利息を毎月分配
  • コストを抑えている

 

【レンデックスのメリット①】担保が設定されている

レンデックスでは、案件の大部分に担保を設定し、リスクを抑えています。仮に事業者による資金の返済が難しくなっても、設定している担保を売却することで、元本や利息に充てることが可能です。

担保物件は必ずしも思った価格で売れるわけではありませんが、いざという時の返済可能性を高めることができます。

レンデックスは、ファンドの組成に東急リバブルの査定結果を利用。東急リバブルに担保となる物件の査定を依頼し、担保の査定価格の80%を上限にファンドを組成します。

担保が設定されていることで、返済が滞った際の貸し倒れ(企業がお金を返せない)リスクが軽減されるのです。

レンデックスでは、これまで貸し倒れは一件も起こっていません。また、遅延も起こっていません。遅延とは、決められた期間が過ぎても、借り手から資金が返済されないことです。

レンデックスでは、案件数を抑え、厳選した案件のみを取り扱っています。それが、貸し倒れや遅延が起こっていない大きな理由と考えられます。

ただし、今後も貸し倒れや遅延が必ず起こらないとは言い切れません。現在、何も問題が起きていなくても、いずれは貸し倒れやリスクが起こる可能性もあります。大切なのは、ソーシャルレンディング事業者がどのように対処するかということです。

レンデックスは、これまで貸し倒れや遅延を起こしていないので、どのような対応を行うか未知数ですが、貸し倒れや遅延が発生した際の最終的な元本償還額や情報公開までの速度などを確認する必要があります。

 

【レンデックスのメリット②】東急リバブルが担保物件の査定を行っている

レンデックスのファンドでは、担保設定の際に不動産売買仲介業の東急リバブルで物件査定を行っています。大手不動産仲介業者の東急リバブルによる物件価値の査定を利用することで、担保価値の評価は信頼性が高いと言えるでしょう。

ただ、他のソーシャルレンディング事業者でも、物件の担保設定を行う時は、第三者に担保評価を依頼することが通常です。

第三者機関であるの東急リバブルの名前を出して評価額を記載している点は、投資家に対する情報開示姿勢として評価される点です。しかし、東急リバブルと資本提携をしているわけではありません。担保評価を行っているのみなので、過度に評価しないようにしましょう。

 

【レンデックスのメリット③】小口から投資でき短期案件が多い

気軽にソーシャルレンディングに投資できるよう、レンデックスでは最低投資金額が2万円からとなっています。10万円以上からでなければ投資を受け入れない事業者もあるので、レンデックスは比較的取り組みやすいソーシャルレンディングです。

また、レンデックスの案件は1年以内の短期投資が中心。ソーシャルレンディングは基本的に途中で解約できません。レンデックスは先の見込みにくい長期の案件は避け、より確実な1年以内の短期投資を中心としているのです。

 

【レンデックスのメリット④】利息を毎月分配

ソーシャルレンディングの利息は、満期での一括払いや期間ごとに行うなど様々ですが、レンデックスは収益を毎月分配します。少しでも早く投資の成果を得られるようにしているのです。満期まで利息を待ちたくない投資家にとっておすすめの配分方法といえます。

 

【レンデックスのメリット⑤】コストを抑えている

レンデックスは投資家と借り手企業のマッチングに努め、口座開設や口座維持手数料などを無料にすることでコストを削減しています。できるだけ投資家に利益を還元するような仕組みになっているのです。

レンデックスでは、以下の5つの手数料が無料です。

  • 会員登録手数料
  • 口座開設の手数料
  • 口座管理の手数料
  • 案件申込時の手数料
  • レンデックスから顧客口座への振込

ただし、顧客の銀行口座からレンデックス口座への振込は、顧客負担になります。

 

 

レンデックスのデメリット

  • 募集金額が少ない
  • 元本割れのリスク
  • 運営会社(レンデックス)のデフォルトリスク
  • 資金が拘束される

 

【レンデックスのデメリット①】募集金額が少ない

レンデックスで募集するファンドは、1億円未満の小型の募集が多くなっています。担保が設定されている上に高い利回りが期待できるレンデックスの人気は上昇。

規模が小さい案件では、申し込むのが難しい場合もあります。1日で満額終了になる案件もあるので、そのような案件に投資したい場合は、その日の間に申し込む必要があります。

レンデックスの新規募集ファンドの開始時刻は、15時からというのが多くなっています(一部12時)。平日の午後の場合、仕事をしているサラリーマンなどは申し込みづらいでしょう。

当日の夜に申し込むと、小規模の案件では出資できない可能性があります。募集規模を調べ、1億円以上のファンドを狙ってみるのもいいでしょう。

 

【レンデックスのデメリット②】元本割れのリスク

レンデックスに限らず、ソーシャルレンディングは元本保証の金融商品ではありません。万が一借り手の事業者が貸し倒れ(資金が回収できないこと)を起こしても、レンデックスが返済を肩代わりすることはありません。

また貸付企業が返済不能(債務不履行) になった場合、担保を売却するなどにより貸付額を回収しますが、市況によっては担保価値が大幅に下落し、担保割れが発生することもあります。

 

【レンデックスのデメリット③】運営会社(レンデックス)のデフォルトリスク

運営会社のレンデックスが、なんらかの理由で債務不履行を起こした場合、ソーシャルレンディングの投資家も損失を被る恐れがあります。レンデックスは、国内の不動産に特化したファンドを募集しているため、国内の不動産市況の影響を大きく受けます。

大幅に不動産市況が悪化したら、貸付金の返済可能性に影響するリスクがあるのです。そのため、不動産以外を投資対象にしているソーシャルレンディングにも分散投資をするようにしましょう。幅広く分散投資をすることで、リスクを軽減できます。

 

【レンデックスのデメリット④】資金が拘束される

レンデックスに限ったわけではありませんが、ソーシャルレンディングのファンド運用期間中は資金を引き出せません。レンデックスのファンドに投資する際は、かならず余裕資金で行うようにしましょう。

 

レンデックスの利回り

レンデックスの案件利回りは、他の事業者と比較しても高い傾向にあり、中には10%を超えるような案件もあります。しかも、大部分の案件に担保が設定されています。

利回りの高さと担保が設定されているというのは、レンデックスの大きな魅力です。それでは、実際の案件を見てみましょう(2019年8月時点)。

レンデックス 案件

このように10%前後の高い利回りが期待できることが分かります。もちろん、利回りの高さだけで案件を選ぶのではなく、物件や担保の見極めも大切です。

また、ソーシャルレンディングは元本保証の金融商品ではないため、1つの案件に資金を集中させるのではなく、複数の案件に分散投資することをおすすめします。

 

レンデックスの始め方

レンデックスの新規口座開設の流れは、以下の通りです。

  1. WEBで仮登録
  2. 仮登録後マイページにログイン
  3. 本人確認の画像をアップ
  4. レンデックスでの審査後、認証コードを郵送
  5. 認証コードを入力したら本登録完了

 

1.WEBで仮登録

レンデックスのサイトから「新規口座開設」ボタンを押し、規約・同意事項に関する書類をダウンロードします。

 

2.仮登録後マイページにログイン

登録したメールアドレスに届いた確認メールの「メール確認用アドレス」の項目に、記載されたアドレスをクリック。

 

3.本人確認の画像をアップ

基本情報の登録、本人書類のアップロード、銀行口座の登録などを行います。

 

4.レンデックスでの審査後、認証コードを郵送

レンデックスの審査で本人確認および銀行口座を確認し、審査が終了すると「認証コード発行」のメールが送られてきます。その後、レンデックスに登録した住所に簡易書留で「認証コード」が郵送されます。

 

5.認証コードを入力したら本登録完了

マイページの基本情報→本人確認→認証コード欄に送られてきた「認証コード」を入力します。送信すれば本登録完了です。

口座開設の際に注意すべき点は以下の3つです。

  • 口座開設可能なのは本人名義のみ
  • マイナンバーの登録が必要
  • 口座開設できるのは、日本在住で在留資格を有している20歳以上75歳未満

LENDEX(レンデックス)口座開設はこちら

 

 

レンデックスの解約

レンデックスの解約

レンデックスの口座開設は、日本在住で在留資格を有している満20歳以上75歳未満の人しかできません。海外への移住や75歳以上になるなど、条件を満たさなくなった時点で原則解約の対象になります。

また、レンデックスだけでなく、ほとんどのソーシャルレンディングでは投資を開始すると、満期まで途中解約ができません。すぐにお金が必要になることがないような余裕資金で投資するようにしましょう。

 

レンデックスの税金

ソーシャルレンディングの税区分は、雑所得・総合課税に区分されます。

雑所得とは、給与所得や事業所得など他の所得区分に該当しない所得のことです。ソーシャルレンディング以外では、アフィリエイトなどネットでの収入、セミナーの講演料などが該当します。

総合課税とは、他の所得と合算して税金を計算する制度です。株式や投資信託、FX(外国為替証拠金取引)などは申告分離課税なので、総合課税の対象にはなりません。税率も一律20.315%(所得税15.315%+住民税5%)です。

総合課税は、ソーシャルレンディングの利息以外にも、給与所得や不動産所得など他の所得金額の合計額に対して課税されます。平成27年分以降の所得税の税率は以下の通りです。

所得税の速算表

これに住民税の10%を足した税率が総合課税額になります。

 

レンデックスの分配金は源泉徴収

レンデックスの分配金は、源泉税を控除した金額が口座に振り込まれます。つまり、源泉徴収されているのです。これは、顧客が支払うべき所得税の前払いとして、レンデックスが所轄の税務署に納付しているものです。

ただ、総合課税は他の所得と合わせて所得税率が決まります(住民税は一律10%)。所得税率より源泉徴収率が高かった場合は還付を受けられますし、源泉徴収率より所得税率が高かった場合は、不足分を納税しなければいけません。

ただし、年間20万円を上回らない雑所得は確定申告をする必要はありません。レンデックスの利益だけでなく、雑所得全体で20万円を上回るかどうかという点をチェックするようにしましょう。

 

レンデックスの評判はどうなのか

レンデックスの評判はどうなのか

それでは、実際のレンデックスの評判はどうなのか、口コミを見ていきましょう。

やはり高い利回りが魅力だと感じている人が多いようです。ただし、募集枠がすぐになくなる案件も多いので、募集金額には注意しておいた方がいいでしょう。

 

レンデックスの評判に関するまとめ

レンデックスは10%近い高利回りが狙え、大部分の案件に不動産担保がついているというところが魅力です。また、担保の査定評価を東急リバブルに依頼しているということで信頼性もあります。実際、これまで遅延や貸し倒れは起きていません。

ただ、レンデックスの事業開始は2017年開始で歴史が浅いことから、今後も遅延や貸し倒れが絶対に起きないという保証はありません。ファンドや担保の内容を確認し、複数の案件に分散投資してリスクを軽減させましょう。

レンデックスは、最短2ヵ月・一口2万円から投資できます。まずは、短期の案件で少額から始めてみてはいかがでしょうか。

LENDEX(レンデックス)公式サイトはこちら

 

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