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クレジットカードの審査基準とは?条件・ポイント・仕組みをFPが徹底解説!

クレジットカードの審査基準とは?条件・ポイント・仕組みをFPが徹底解説!

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吉見 浩一

吉見 浩一

CFP、FP1級、TOEIC975点

「お得」が好きなFPライターです。大手電機メーカーおよび施設運営会社勤務を経て、昨年よりフリーのライターに。会社勤務中に、ファイナンシャルプランナー(FP)資格取得に取り組み、CFPおよびFP1級を取得。現在はクレジットカードやローンに関する記事を連載しています。

この記事のポイント

  • クレジットカードの審査基準には3Cといわれる要素があり、審査もその要素に基づいて行われる。
  • 審査落ちには原因があり、クレジットカードごとの条件も異なっている。
  • クレジットカード審査を通過するポイントを把握して申し込みを行うようにするとよい。

この記事は約8分で読めます。

クレジットカードに新規加入したいとお考えでしょうか?でも、もし審査に落ちたらどうしようかと、不安になりますよね。それに、どうやったらクレジットカードの審査に通るのか、よくわかりません。実は、クレジットカードの審査にはちゃんとした仕組みがあって、カードごとの条件や審査を通過するポイントがあるんです!

そこでこの記事では、クレジットカードの審査基準について、その条件・ポイント・仕組みについて解説していきます。

 

クレジットカードの審査基準となる「3C」の仕組みとは?審査の流れについて

クレジットカードの審査基準となる「3C」の仕組みとは?審査の流れについて

それでは、クレジットカードの審査基準とは、一体どのような仕組みになっているのでしょうか? 実は、クレジットカードの審査基準には、「3C」と言われる要素があり、申し込み後の審査の際にはそれぞれがチェックされることになります。3Cとは何かというと、それぞれ返済能力(Capacity)、本人の性格(Character)、資産や財産(Capital)のことを指します。

  • 返済能力(Capacity)
  • 本人の性格(Character)
  • 資産や財産(Capital)

以下で、それぞれの要素について説明していきます。

 

返済能力(Capacity)について

まず、返済能力(Capacity)ですが、これは利用者が使ったお金を確実に支払ってくれるかどうかということです。このことは、カード会社にとって最も重要ですので、3つの要素の中でも最重要と言えるでしょう。

クレジットカードでは分割払いやリボ払い、あるいはキャッシング枠の利用などで長期間に渡って支払いを続ける状況になることもあり、単純な収入の高さよりも収入の安定性が重要視されます。少なくとも、定職についていて毎月一定以上の収入が確実に得られる状態であることが望ましいでしょう。

 

本人の性格(Character)について

次に本人の性格(Character)ですが、これはなにも申し込み時に性格テストを受けさせるというわけではありません。契約通りにルールを守って支払いができる人間性の持ち主かどうかということですので、具体的には申し込み者の過去のクレジット利用履歴を見るということです。

クレジットカードの契約というのは、保証人や担保と言った本人に属する保証システムをとらず、本人の信用性のみを頼りに行われる信用取引と呼ばれる類の契約になっています。信用がおける性格かどうかというのは、重要性の高い要素になってくるため、本人の性格に関して、書類上のデータをもとに評価が行われることになります。

 

資産や財産(Capital)について

最後に資産や財産(Capital)ですが、これは要するに住居のことです。支払い途中で契約者が音信不通になって支払いも途絶えてしまうという貸し倒れのリスクを軽減するという意味で、持ち家か賃貸か、あるいは居住年数といったポイントが審査されます。

持家で居住年数が長いほど、急に引っ越したりして連絡が取れなくなるというリスクは低いと判断され、賃貸物件の場合、引越ししやすい環境にある為、持ち家の方より評価が低くなります。とはいえ、他の2つの要素に比べると、この財産や資産の項目はあまり重要視されないと言えるでしょう。

 

クレジットカード審査のおおよその流れとは?

これまで述べてきた3Cの要素に基づいて、クレジットカードの審査はどのように行われていくのでしょうか?おおよそ下記となります。

  1. 申し込み情報の確認
  2. スコアリング
  3. 信用情報の確認
  4. 職場や自宅への在籍確認
  5. 審査結果の連絡・契約手続き

ここでいう、スコアリングとは一体何でしょうか?クレジットカードの申し込みの際には、かなり細かく個人情報を申告することになりますが、これらの本人申告情報は、項目ごとに点数付けされます。そしてその合計点でレベル分けされるという形で評価が行われるのです。これが、スコアリングと呼ばれるものです。

また、信用情報というのは、過去から現在に至るまでのクレジットカードやキャッシングの利用履歴を取りまとめたデータのことです。

 

審査落ちの理由とクレジットカードの種類ごとの通過条件

審査落ちの理由とクレジットカードの種類ごとの通過条件

クレジットカードの審査基準の仕組みと流れについて説明しましたが、いまいち納得がいかない人もいるかと思います。「そうはいっても、同じ人が、申し込んだクレジットカードによって通過したり落ちたりしているのを聞いたことがあります。あれはどういうことでしょうか?」と言いたいのでしょう。

実は、クレジットカードの審査に落ちるにははっきりとした理由があり、また、まったく同じことを申込書に書いていたとしても申し込んだクレジットカードの種類によっては、通過する場合もあれば落ちる場合もあるのです。

そこで、以下では審査落ちする主な理由と原因、およびクレジットカードの種類ごとの通過条件について述べていくことにいたします。

 

 

クレジットカード審査落ちの原因と理由

自分では問題ないと思っていて、他のカードを申し込んでも問題なく通過していた。なのにこのカードは審査落ち…納得いかないのはわかります。ですが、申込書の書き方に問題はなかったでしょうか?以前から状況の変化はなかったでしょうか?ここでは、クレジットカード審査落ちの主な原因と理由について説明いたします。

クレジットカード審査落ちの原因と理由には、下記が考えられます。

  • 借入が多い
  • 短期間に複数のクレジットカードを申し込んでいる
  • クレジットカードを作るのが初めて
  • 携帯・スマホの料金を滞納している
  • 一度解約したクレジットカードを再度申し込み
  • キャッシング枠を申し込み
  • 申込書類に不備やミスがある
  • 年齢、職業などが申込み条件に合っていない

上記を見ると、大体「ああ、これは落ちるだろうな」と思われるでしょう。少し説明を加えますと、まず「クレジットカードを作るのが初めて」というのは、新入社員など年齢が若い場合には問題になりません。40代以降で初めて申し込みとなると、以前ブラックリストに載っていたのではと思われるため、落ちる場合があります。

また、「一度解約したクレジットカードを再度申し込み」の場合、以前強制解約になっていた場合には、落ちる可能性が高くなります。

ただ、「年齢、職業などが申込み条件に合っていない」というのは、よくわかりませんよね。この点について、以下で説明いたします。

 

クレジットカードごとの申し込み条件について

「年齢、職業などが申込み条件に合っていない」とは、クレジットカードの申込み条件はクレジットカードごとに定められている、ということです。だから、まったく同じことを申込書に記入しても、通過したり落ちたりということがありえます。

では、具体的にはどのような条件なのでしょうか?まずは主なクレジットカードについて、条件を見てみましょう(2019年9月現在)。

カード名 審査通過に必要な年収 入会資格 年会費(税抜)
ACマスターカード 10~100万円 安定した収入がある20歳以上の方 無料
楽天カード 10~200万円 高校生を除く18歳以上の方 無料
JALカード 100~200万円 高校生を除く18歳以上の方 2,000円
三井住友VISAカード 100~200万円 高校生を除く18歳以上の方 1,250円
アメリカン・エキスプレス・カード 300万円以上 安定した収入のある20歳以上の方 12,000円
ダイナースクラブカード 400~500万円以上 安定した収入のある27歳以上の方 22,000円

この表を見てみると、クレジットカードによってずいぶん条件が違うことがわかります。ゴールデンカード、プラチナカードなどの場合には条件が違うことはすぐにわかりますが、カードごとの違いなどはあまり明確ではありませんので、申し込みの際には注意が必要です。

でも、なんとなく無料・有料や入会資格と必要な年収に相関関係がありそうです。そのあたりのことを次にまとめておきましょう。

 

年会費無料のクレジットカードと必要な年収

入会資格が18歳以上で年会費無料のクレジットカード審査通過に必要な年収は10~200万円です。入会資格が18歳以上で年会費無料のクレジットカードは、基本的に学生や専業主婦の方でも審査に通過できるように発行されています。なので、こうしたカードは主に収入の少ない、学生や専業主婦の方に向いています。

 

年会費有料のクレジットカードと必要な年収

入会資格が18歳以上で年会費有料のクレジットカード審査通過に必要な年収は100~200万円です。入会資格が18歳以上で年会費有料のクレジットカードは、基本的に社会人であれば誰でも審査に通過できるように発行されています。なので、こうしたカードは新卒の社会人の方に向いています。

実は、私も新卒の時に三井住友VISAカードを作りました。社員寮に金融機関の人が来て、新入寮生を集めて一斉に申し込みをさせていたのを思い出します。

 

入会資格が20歳以上のクレジットカードと必要な年収

入会資格が20歳以上のクレジットカード審査通過に必要な年収は300~500万円です。入会資格が20歳以上のクレジットカードは、20歳以上の安定した収入のある裕福な社会人を対象に発行しています。

 

クレジットカード審査を通過する目安・方法とポイント

クレジットカード審査を通過する目安・方法とポイント

カードによっていろいろと条件があるのはわかりましたが、できれば審査落ちは避けたいものです。それでは、クレジットカードを申し込む際、どのようなことに気をつければ審査を通過するのでしょうか?ここでは、そのための目安・方法について下記のポイントを説明していきます。

  • 消費者金融系または流通系クレジットカードを選ぶ
  • 多重申し込みをしない
  • 入力項目で虚偽申告をしない
  • キャッシング枠をつけずに申し込む

 

 

消費者金融系または流通系クレジットカードを選ぶ

そもそも「消費者金融系または流通系クレジットカード」とはどのようなクレジットカードでしょうか?実は、クレジットカードは発行元によって、以下の5つに分類することができます。

  • 銀行系
  • 交通系
  • 信販系
  • 流通系
  • 消費者金融系

このうち、流通系クレジットカードと消費者金融系クレジットカードは比較的審査基準が甘く設定されており、審査に通りやすい傾向があります。もしも審査に不安がある場合には、流通系クレジットカードや消費者金融系クレジットカードに申し込んでみましょう。

 

流通系クレジットカードの例

  • エポスカード
  • PARCOカード
  • エムアイカード
  • イオンカード

 

消費者金融系クレジットカードの例

  • アコムACマスターカード

ちなみに、クレジットカードにはVISA、JCBなどの区分もありますが、あれは国際ブランドの決済ネットワークの種類のことです。海外に行く場合、これによって使える場合と使えない場合がああります。国内での利用がほとんどという方であれば、唯一の日本発国際ブランドであるJCBを選んでおくのもよいでしょう。

 

多重申し込みをしない

審査落ちの原因のところで述べた通り、多重申し込みには審査落ちのリスクがあります。申し込みをした記録も、申し込み後に契約が成立したかどうかも、信用情報を見れば必ず分かります。なので、一ヶ月間に三社以上のクレジットカードの申し込みをすると、悪用を疑われて審査落ちになる場合があります。

 

入力項目で虚偽申告をしない

こちらも審査落ちの原因のところで述べましたが、申し込み時の入力項目で虚偽申告をすれば、審査落ちをします。審査に不利な情報があると、隠したりごまかしたりしたいと思ってしまうかもしれませんが、信用情報がある以上、審査に影響を与える重要な情報はたいてい審査の際に明らかになります。虚偽申告はしないようにしましょう。

また、間違えて結果的に虚偽になってしまう場合もありますので、申し込みに誤りがないかどうか、よく確認するようにしましょう。

 

キャッシング枠をつけずに申し込む

こちらも審査落ちの原因のところで述べた通り、キャッシング枠を付帯するとその分利用枠が大きくなるので、どうしても審査基準が厳しめになります。また、もしすでにキャッシングの借り入れ枠を持っている場合、総量規制という仕組みに引っかかってしまう可能性が出てきます。不要であれば、キャッシング枠を外して申し込むようにしましょう。

 

クレジットカードの審査基準に関するまとめ

クレジットカードの審査基準について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

クレジットカードを申し込む際には、いろいろと不安もあるかもしれません。しかし、事前に条件を調べてポイントを押さえて申し込みをすれば、問題なく審査を通過できます。

それに、クレジットカード会社の方も、審査は延滞などの事故を防ぐために行っていますので、申し込みは歓迎してもらえます。不安な点があればカスタマーセンターなどに問い合わせて、便利なカードライフを送りましょう!この記事が、あなたの参考になることを願っております。

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