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三井住友銀行のカードローン審査は厳しい?審査基準&口コミをFPが徹底調査!

三井住友銀行のカードローン審査は厳しい?審査基準&口コミをFPが徹底調査!

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田中 英哉

田中 英哉

2級ファイナンシャルプランニング技能士、上級心理カウンセラー

2級ファイナンシャルプランニング技能士の有資格者。長年のライター経験の中で、お金に関する記事を執筆。日本最大級のソーシャルワークサイトにてプロクラウドワーカー TOPclass認定。ライター部門契約ランキング最高6位。難しいお金の話しを分かりやすく伝える記事は、読者から読みやすいと好評。

この記事のポイント

  • 三井住友銀行カードローンの審査難易度は、通りやすいという口コミ、厳しいという口コミどちらもあります。
  • 三井住友銀行カードローンは、属性審査と信用情報の照会を行っています。
  • 三井住友銀行カードローンの審査で落されたら、消費者金融や街金、債務整理などの対処法があります。

三井住友銀行カードローンは、メガバンクブランドによる安心感があり、気軽に利用可能です。ただし、厳正な審査に通過しなければ融資を受けられません。そこでこの記事では、審査基準や難易度に関する口コミを紹介します。

 

審査難易度に関する口コミや評判

審査難易度に関する口コミや評判

三井住友銀行カードローンは、満20歳以上満69歳以下の人が利用でき、4.0%~14.5%の金利で最大800万円まで借入可能です。三井住友銀行指定の保証会社が保証してくれるため、審査通過を前提に無担保無保証人で借りられます。

銀行カードローンは即日審査に対応していませんが、融資までの時間は最短翌日とスピーディーなので、急ぎの場合も安心できるでしょう。そんな三井住友銀行カードローンの口コミや評判を紹介します。

 

通りやすいという口コミや評判

インターネットやSNSの口コミをまとめると、審査に通りやすいという投稿を目にします。「最初は不安だったけれども、申し込んだらすんなり融資してもらえた」とか、「厳しいと思っていたけど、あっさりと融資を受けられた」という投稿が数多く上がっています。

三井住友銀行というメガバンクのブランドは安心感につながる反面、審査難易度が高いというイメージもあり、敷居が高いと感じる人が多いようです。 しかし、そもそもカードローン自体の審査難易度が低いため、借りやすいといえるでしょう。

 

厳しいという口コミや評判

一方で、審査が厳しいという口コミや評判も多いです。「申し込みはスムーズだったけれども審査でNGの通知がきた」とか、「希望額が大幅に減額された」という投稿も上がっています。

消費者金融のキャッシング審査や年会費無料のクレジットカード審査の感覚で申し込んだけれども、あっさり落とされたという人もいらっしゃいます。審査に自信がない人が案の定、落とされたケースも含め、きっちりとした審査が行われていることが伺えます。

 

状況に合わせた口コミになる

口コミや評判を見ていると、審査に通りやすいという投稿や、審査が厳しいという投稿がそれぞれあります。そのため、どちらを信じてよいか分からないかもしれません。

簡単にいうと、審査に通った人は通過しやすいと口コミし、審査に落ちた人は厳しいと口コミしています。つまり、客観的に審査が厳しいかどうかではなく、投稿している人の状況に合わせて口コミが作られているのです。

 

三井住友カードローンの審査は厳しいのか?

三井住友カードローンの審査は厳しいのか?

では、実際に三井住友銀行カードローンの審査は厳しいのでしょうか。それとも通りやすいのでしょうか。ここでは以下内容について解説します。

  • 銀行カードローンの審査難易度
  • 高金利ほど審査難易度が低い
  • 借入できても慎重になるべき

 

銀行カードローンの審査難易度

銀行カードローンは無担保無保証人で借り入れが可能で、例えば住宅ローンのような厳しい審査から比べると審査難易度は圧倒的に低いです。しかし、各種カードローンの中では最も審査難易度は高く、審査に自信がない人にとっては敷居が高く感じられます。

カードローンの中で最も審査難易度が高いのが銀行カードローン、次いで大手消費者金融カードローン、その次にいわゆる街金と呼ばれる中小消費者金融です。

もしもお金が借りられるのであれば、消費者金融よりも銀行の方がイメージが良いのでしょう。できることなら消費者金融より銀行から借りたいという人は多いです。

 

高金利ほど審査難易度が低い

銀行カードローンの中での審査難易度比較は、正直なところ推測の域を超えません。どこの銀行カードローンも、具体的な審査難易度について開示していないからです。しかし審査難易度を考える上で一定の目安はあります。

それは金利が高いほど審査難易度は低く、金利が低いほど審査難易度は高くなるという目安です。好条件で借りられる人は信用力が高いため、審査に通過しやすいことが考えられます。

三井住友銀行カードローンは4.0%~14.5%となっており、1%台や2%で借りれる銀行カードローンも多いことを考えると、比較的金利は高めです。ちなみに、カードローンでは限度額が高いほど低金利になる傾向があるため、本当に必要な金額だけで申し込むことが大切です。

 

借入できても慎重になるべき

仮にあっさり審査が通ったとしても、カードローンの利用は慎重になるべきです。急にまとまったお金が手に入ると、浪費が増えがちとなるからです。カードローンは計画的な利用を前提としており、CMや公式サイトなどでも呼びかけをしています。

メガバンクから借りているという安心感や、審査に通った安心感から、気が緩まないように気をつけましょう。審査通過や融資はゴールではなく、今後の返済のスタートです。このことは、審査通過と表裏一体の事柄として肝に銘じておきましょう。

 

 

審査基準と契約までの流れ

審査基準と契約までの流れ

三井住友銀行カードローンの審査基準と契約までの流れについて紹介します。三井住友銀行カードローンの契約までの流れは、大きく分けると以下の4ステップあります。それぞれ順番に見ていきましょう。

  1. 申し込み
  2. 属性審査
  3. 個人信用情報への照会
  4. 融資スタート

 

1.申し込み

三井住友銀行カードローンの申し込みは、パソコンやスマートフォン、ローン契約機、電話で行うことができます。パソコンやスマートフォンなどWEBからの申し込みは、来店不要でWEBだけで完結します。ローン契約機からの申し込みの場合、その場でローンカードを受取れます。

電話での申し込みは三井住友銀行カードローンプラザ「0120-923-923(毎日9:00~21:00)」に電話すると、オペレーターが案内してくれます。いずれも運転免許証や個人番号カード、パスポート、顔写真付き住民基本台帳カードなどのうち1点の、本人確認書類を提出しなければなりません。

本人確認書類はWEBからアップロード可能です。また、50万円以上の希望額や、複数社合計100万円を超える希望額の場合は、「現在の収入が確認できる書類」を求められます。指示に従って提出しましょう。

 

2.属性審査

申し込み手続きが完了すると審査が行われます。一般的にカードローンやキャッシング審査では、属性審査と個人信用情報機関への照会が行われます。属性審査とは社会的ステータスを点数化したもので、合計点数が基準以下の場合にはその場で足切りが行われます。

申し込み情報を基準として点数化がなされ、主に勤務先情報や勤続年数、勤務形態のほか、住居事情や家族構成などがチェックされます。属性審査は機械が行うことが多く、スピーディに審査されるのです。属性審査をクリアすれば、個人信用情報機関への照会に進みます。

 

3.個人信用情報への照会

個人信用情報機関では、個人の金融取引がつぶさに記録されています。住宅ローンの借入返済状況やその他各種ローンの借入返済状況、スマホの支払い情報、クレジットカードの利用履歴などを含め、あらゆる金融取引情報が記録されています。

もしも、これら金融取引において遅延や滞納をしてしまうと、信用情報ブラックとなってしまいます。万一自己破産などの債務整理経験がある場合は、10年ほど借入ができないため審査通過は困難です。

この場合は期間を空けるしか方法がありません。信用情報に問題がなければ、職場への在籍確認が行われ、いよいよ融資スタートとなります。

 

在籍確認でも借金はバレない

職場に在籍確認が入ると聞くと、尻込みする人がいらっしゃいます。職場の同僚が電話に出た場合、借金の事実が明るみになる心配をされるようです。特に消費者金融を利用する人の場合、神経質になるケースが多いです。

ただし、カードローンにおける在籍確認の電話は個人名で行うことが一般的であるため、借金が明るみになる心配はありません。

また、銀行カードローンの場合、銀行名でかけてこられたとしても、さまざまな金融商品があるため担保無保証人の借金だとは気づかれにくいです。いずれにせよ、在籍確認で借金が明るみにならないよう、きっちりと配慮してくれます。

 

4.融資スタート

上記の手続きがすべて終われば、融資が行われます。ローンカードを使ってATMから借入たり、オンラインで振込融資を受けるなどの方法があります。

また、三井住友銀行普通預金口座を返済用口座にした場合、残高不足に対する自動融資が行われます。公共料金の支払いや各種引き落としにおいて、支払い漏れを防ぐことができます。

返済はATMや振込、口座引き落としなどで行えます。返済日は毎月5日、15日、25日、月末の中から選択できるため、あなたにとって都合の良い日を選びましょう。

 

 

審査結果が否決の場合の対処法

審査結果が否決の場合の対処法

万が一三井住友銀行カードローンの審査に落ちた場合には、どうすれば良いのでしょうか?カードローン申し込んでいる時点で、金策が急務となっている人が多く、審査落ちしてしまうと状況が逼迫する可能性が高いでしょう。ここではその対処法について以下を紹介します。

  • 銀行カードローンで落ちたら消費者金融に相談
  • 街金は審査難易度が低い
  • 闇金にだけは手を出してはだめ
  • 債務整理する方法もアリ

 

銀行カードローンで落ちたら消費者金融に相談

三井住友銀行カードローンの審査に落ちてしまった場合には、大手消費者金融に相談すると良いでしょう。前述の通り銀行カードローンよりも消費者金融の方が審査に通過しやすいため、融資してもらえる可能性があります。

ただし、安易に申し込むのではなく、公式サイトの融資シュレーションを活用したり、オペレーターに電話相談してから申し込みましょう。

なぜなら、個人信用情報には申し込み情報も記録されるからです。数多くの業者に申し込み、審査落ちしてしまうと、いわくつきの申込者だとみられる可能性があります。

申し込みブラックとなっては審査に不利となりますので、まずは相談した方が良いのです。また、大手消費者金融は3.0%~18.0%と高金利であるため、審査難易度が低いからといって、最初から消費者金融に相談することはおすすめできません。

まずは銀行カードローン、次に大手消費者金融の順に相談しましょう。

 

複数社から借りている場合

複数社から借入がある場合には、消費者金融のおまとめローンも有効です。おまとめローンは複数社の借金を1つにまとめ、バラバラである金利や返済日をまとめる方法です。

前述のように、カードローンは借入金額が高いほど低金利であるため、借金をまとめることで金利が下がる可能性があります。また、返済日の管理も楽になるため、借金の負担が軽くなりやすいです。

 

街金は審査難易度が低い

大手消費者金融よりもさらに審査難易度が低いのは、いわゆる街金と呼ばれる中小消費者金融です。街金は少額融資を得意としています。中には300万円ほどの融資をするところもありますが、50万円を限度額としているところが多いです。

街金は各都道府県に数多く存在し、業者ごとに特徴が異なります。無利息期間を設定しているところ、全国対応しているところ、無人契約機を設置しているところ、対面申し込みしか受付しないところなど、あなたに合った業者を選びましょう。

ただし、金利が15%~20%程度とかなり高いため、最後の手段と考えましょう。

 

闇金にだけは手を出してはだめ

街金と勘違いされやすいのが闇金です。街金と闇金は根本的に異なります。街金は正規の消費者金融ですが、闇金は違法業者です。闇金から借りてしまうと、借金の無限ループに陥ったり、厳しい取り立て被害に遭う可能性が高いため、絶対に借りてはいけません。

闇金に引っ掛からないためには、貸金業登録されているかをチェックしましょう。登録番号があれば街金と判断できます。

しかし、デタラメな登録番号を広告などに記載している闇金もあるため、金融庁の「登録貸金業者情報検索入力ページ」でチェックすることをおすすめします。

ほかにも、広告物に携帯番号しか載せていない業者や、20%以上の金利設定をしている業者、無審査をうたっている業者などは、闇金と考えましょう。

 

債務整理する方法もアリ

街金でも借りれない場合は、債務整理を検討しましょう。債務整理とは合法的な借金負担軽減の方法で、借金を軽くする任意整理や、借金を5分の1程度まで軽減する個人再生、資産を失う代わりに借金を帳消しにする自己破産があります。

こちらも前述のとおり、ローンやクレジットカードなどの金融取引ができなくなりますが、借金苦から免れることができます。

 

借金の返済にお困りなら

債務整理の手続きは複雑で難しいため、債務整理のプロへ相談することが賢明です。まずは相談料無料で債務整理に強い弁護士事務所に相談してみるのがいいでしょう。

▼極限の債務整理!イストワール法律事務所

 

三井住友銀行カードローンの審査に関するまとめ

三井住友銀行カードローンの審査難易度は、通りやすいという口コミ、厳しいという口コミどちらもあります。申込者の状況に合わせて口コミをしているため、主観的な情報が多くなっています。

具体的な審査基準は開示されていませんが、一般的にカードローンは属性審査と信用情報の照会を行っています。消費者金融の審査よりは難易度が高いと考えましょう。審査に自信がない場合には、銀行カードローン、大手消費者金融、街金の順に相談すると良いでしょう。

三井住友銀行公式サイトはこちら

 

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