- 女性におすすめのがん保険をランキング形式で紹介しています。
- 女性特有の保障や女性に手厚い保障、そして特色ある保障を備えたがん保険に着目してみました。
- それぞれの保障の内容をしっかりと把握したうえで、保険料負担の面と併せて総合的に検討することが大切です。
公開日:2019年6月3日
女性におすすめのがん保険特集!生命保険の中でも認知度の高いがん保険には現在様々な商品が販売されています。今回は女性におすすめのがん保険をランキング形式で紹介していきたいと思います。
特に女性特有の保障などの特徴を持ったがん保険を中心に取り上げていきますので、ぜひご自身のがん保険選びの参考にしてください。
なお、女性向けのがん保険を選ぶ際の注意点などを詳しく説明した記事もありますので、こちらも併せてご覧ください。
目次
今回の女性向けのおすすめがん保険ランキングですが、以下の点を重視して調査(※)および評価を実施しました。
一つ目の「女性特有または女性疾病に手厚い保障」ですが、死亡保障とは異なり、がん保険は女性にフォーカスしたがん保障を設定しやすいという性質があります。
今回は女性におすすめのがん保険特集なので、女性特有の保障を設定しているがん保険を取り上げて検討いたしました。
二つ目の「商品内容に特徴があること」ですが、とにかく保険料が割安であるとか、保障内容に特色があるなど、がん保険選びに参考になる要素が備わっているかどうかという点を重視して検討しました。
(※)調査として、主に以下の保険の紹介・比較サイト4社を参照しています。
それではここから、女性向けのおすすめのがん保険ランキングとして、第5位から順番に紹介していきたいと思います。
ランキング第5位として紹介するのは、医師が考えた少額短期保険の「医師が考えた女性のためのミニがん保険980」です。まずは保障内容にどんな特色があるのかを確認していきましょう。
下表に保障内容の一覧を記載しましたのでご覧ください。
プラン | ミニがん保険980 |
---|---|
保険期間 | 1年間(69歳まで更新可能) |
保険料払込期間 | 1年間 |
月払保険料(30歳女性) | 980円 |
がん診断給付金 | 乳房・子宮・卵巣のがんの場合80万円
上記以外のがんの場合50万円 |
上皮内がん診断給付金 | 乳房の場合80万円
子宮の場合20万円 上記以外の場合5万円 |
がんによる死亡給付金 | 300万円 |
がん以外での死亡給付金 | 290万円 |
医師が考えた女性のためのミニがん保険980の最大の特徴は、保険料が毎月980円であることです。毎月の保険料が千円もかからないというのは、非常に家計に優しいと言えます。
保障はその分絞り込んでありますが、女性特有のがん(乳房・子宮・卵巣のがん)については手厚い保障となっていますので、しっかりと女性向けがん保険の保障があるといえるでしょう。
ただしこの保険の注意点としては保険期間が1年更新であることです。69歳までは保障を更新で継続することが可能ですが、一生涯保障ではありません。
また、50歳以降、60歳以降になるとそれぞれ段階的に保障額が少なくなっていきますので、更新する際には、向こう1年間の保障額がいくらになるのかを確認することが大切です。
第4位は、東京海上日動あんしん生命の「がん診断保険R」です。保障内容の一覧は下表のとおりです。
プラン | 診断給付金100万円タイプ |
---|---|
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 終身 |
月払保険料(30歳女性) | 5,272円 |
診断給付金 | 1回100万円 |
診断給付金(悪性新生物初回診断特約) | 1回 100万円 |
入院給付金 | 1日につき1万円 |
手術給付金(放射線治療含む) | 1回につき 20万円 |
通院給付金 | 1日につき 5,000円 |
治療給付金(抗がん剤治療) | 月額10万円 |
先進医療給付金 | 先進医療にかかる技術料
(通算2,000万円限度) |
健康還付給付金 | 70歳到達時に最大1,512,000円
(主契約の既払込保険料相当額から主契約の診断給付金合計額を引いた額) |
がん診断保険Rの最大の特徵は、貯蓄性のあるがん保険であるという点です。上表の一番下の欄にある「健康還付給付金」がこの貯蓄性の保障となっています。
この健康還付給付金は70歳になったときに、1,512,000円が給付金としてもらえます。もし70歳までに診断給付金を受け取っていれば、その金額を除いた金額が給付金としてもらえることになります。
がん診断保険Rは女性特有のがんに手厚い保障があるというわけではありませんが、こうした貯蓄性は女性が選好される保障でもあるため、今回取り上げています。
注意点としては、貯蓄性が保険料に含まれている分、毎月の保険料負担は重くなるので、70歳になるまできちんと継続できるかどうかをよく検討したうえで加入する必要があるでしょう。
第3位は、ライフネット生命の「がん保険ダブルエール」です。こちらも最初に保障の内容を確認していただきましょう。
プラン | シンプルプラン |
---|---|
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 終身 |
月払保険料(30歳女性) | 2,155円 |
がん診断一時金 | 150万円(1回限度) |
上皮内新生物診断一時金 | 75万円(1回限度) |
がん保険ダブルエール(シンプルプラン)の最大の特徵ですが、がん診断一時金が最大300万円まで設定できることです。(上表では150万円の設定)
がんに罹患した場合にすぐに受け取れる診断給付金の金額が多いというのは保険本来の機能であり、がん保険ダブルエールはそうした機能を備えた保険と言えるでしょう。
第5位で紹介した「医師が考えた女性のためのミニがん保険980」も診断給付金に絞った保障内容ですが、最大の保険金額は80万円であり、こちらのがん保険ダブルエールは2倍から4倍近くまで保障額が増やせるのです。
ただし、がん罹患時の診断一時金だけに絞った保障のため、それ以外の入院や通院といった場合の保障がありません(別プランでは可能)ので注意をしてください。
第2位は、アフラックの「生きるためのがん保険Days1レディースプラン」です。こちらも最初に保障内容一覧を確認してください。
プラン | レディースプラン(入院給付金日額1万円) |
---|---|
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 終身 |
月払保険料(30歳女性) | 3,591円 |
診断給付金 | がんの場合 50万円
(上皮内がんの場合 5万円) |
特定診断給付金 | がんの場合 50万円 |
入院給付金 | 1日につき 1万円 |
通院給付金 | 1日につき 1万円 |
手術治療給付金 | 1回につき 20万円 |
放射線治療給付金 | 1回につき 20万円 |
抗がん剤治療給付金・ホルモン剤治療給付金 | 治療を受けた月ごと 10万円(乳がんのホルモン剤治療の時 5万円) |
女性特定ケア給付金(※1) | 1回につき20万円 |
乳房再建給付金(※2) | 1回につき50万円 |
外見ケア給付金 | 顔・頭部のがんの摘出術または切除術の場合20万円
がん治療で頭髪の脱毛症状となった場合10万円 |
がん先進医療給付金 | 先進医療にかかる技術料のうち自己負担額と同額(通算2千万円限度) |
がん先進医療一時金 | 1年に1回が限度 15万円 |
診断給付金複数回支払特約 | 複数回診断給付金 1回につき 50万円
(上皮内がんの場合5万円) |
特定保険料払込免除特約 | 免除事由該当後に保険料払込は不要 |
※1:がん治療を目的とした乳房観血切除術・子宮全摘出術・卵巣全摘出術の場合
※2:乳房観血切除術後、乳房再建術を受けた場合
生きるためのがん保険Days1レディースプランの特徴ですが、女性特定ケアおよび外見ケアという女性特有の保障内容が備わっている点です。
女性特定ケア給付金は、乳房・子宮・卵巣といった女性特有の部位での保障を手厚くする内容となっています。また、外見ケアは、がんによる治療や手術で顔・頭髪などに影響があった場合に備えてくれる内容となっています。
いずれも女性特有、女性ならではの保障が揃っているといえるでしょう。反面、注意点としてはがん罹患時の診断給付金の額が少し低く設定されており、入院や手術などで該当した場合に積み上げで給付金が支払われるという内容になっています。
第1位は、アクサダイレクト生命の「がん終身女性プラン」です。こちらの商品もまずは保障内容を一覧でご確認ください。
プラン | 入院1日1万円 |
---|---|
保険期間 | 終身 |
保険料払込期間 | 終身 |
月払保険料(30歳女性) | 2,360円 |
がん診断給付金 | 一時金として 100万円 |
がん入院給付金 | 1日につき 1万円 |
がん手術給付金 | 1回につき 10万円 |
抗がん剤治療給付金 | 1ヵ月ごとに10万円 |
がん先進医療給付金 | 先進医療の技術料の実費(通算500万円限度) |
退院後療養給付金 | がん入院後療養のため退院した時 10万円 |
女性がん入院給付金 | 1日につき1万円 |
アクサダイレクトのがん終身女性プランの特徴ですが、女性特有のがんで入院した場合には、がん入院給付金に上乗せして、女性がん入院給付金が受け取れることです。言い換えると倍額での保障になっています。
また、幅広い保障でありながら、毎月の保険料は2,360円であり非常にリーズナブルとなっています。
一点注意すべき点があるとすれば、先進医療の給付金限度額が500万円であることです。他のがん保険では2,000万円までと設定されるいることが多いため、この点にはご留意ください。
女性におすすめのがん保険をランキング形式で紹介してきました。ランキングで重視したのは、女性特有の保障や女性に手厚い保障を備えているか、特色ある保障を備えているか、という観点です。
今回紹介したランキングのがん保険における女性特有の保障や、特色ある保障、そして保険料負担などを参考にしていただき、ご自身に合ったがん保険を検討してください。
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