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はじめて加入する生命保険の選び方をご紹介。自分に必要な生命保険が一目瞭然!

はじめて加入する生命保険の選び方をご紹介。自分に必要な生命保険が一目瞭然!

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著者名

小島 正史

小島 正史

i-DESIGN合同会社CEO、生命保険プランナー

大学卒業後、大手通信会社に就職。生命保険代理店勤務を経て2007年独立。2014年法人設立。以後、個人の生命保険の見直しや法人契約の保険を中心としたプランニングを行う。生命保険のプランニングの際には、「必要な保障額」を「必要な期間」「最低限の保険料で」を基本理念とし、お客さま目線のわかりやすい提案を心がけています。

この記事のポイント

  • 生命保険を選ぶ際には、「どんな保険なのか、いつまで続くのか、いくらの保険金なの、いつまで支払うのか、いくら戻ってくるのか」が重要。
  • 必要な保障内容をカバーするように定期保険と終身保険を組み合わせると保険料を抑えられる。
  • 生命保険で保障を用意する他に、お勤めの会社の福利厚生や高額療養費制度を利用できる。
  • ベースとなる生命保険を終身保険で用意し、ライフイベントごとに生命保険の見直しを行う。
  • 生命保険は健康でないと加入できないので、必要最低限の保障は健康でできるだけ早い時期に用意する。

保険のことがよくわからず営業担当にすすめられた保険になんとなく加入している方は多いと思います。

保険の営業担当があなたのことを第一に考えてくれるならいいのですが、ノルマに追われる保険の営業では成績を重視した保険プランが紹介されることもしばしば見受けられます。

生命保険は一度サインをすると納得して加入したと判断されます。万一の時になって、こういう保障内容だと知らなったと言っても手遅れです。必要な保険金を受け取るために、どのような保障が必要なのかを知ることでご自身に必要な生命保険が見えてきます。

今回は、はじめて加入する際に知っておきたい「生命保険の選び方」を紹介します。

生命保険に関する基本的な知識はこちら御覧ください。

 

 

生命保険の選び方5つのポイント

生命保険の選び方5つのポイント

安心できる生命保険を用意するには、次の生命保険の選び方5つのポイントが重要です。

  1. どんな保険なのか
  2. いつまで続くのか
  3. いくらの保険金なのか
  4. いつまで支払うのか
  5. いくら戻ってくるのか

これらの5つのポイントを押さえることで、ご自身に必要な生命保険が見えてきます。

 

①どんな保険なのか

生命保険を選ぶ際にまず必要なことは「どんな保険を用意するのか」です。

生命保険には、死亡保険医療保険貯蓄性の高い保険などがあります。

死亡保障 定期死亡保険 保険期間に定めがある。
終身死亡保険 保険が一生続く。
定期付終身保険 定期死亡保険と終身死亡保険を組み合わせたもの。
収入補償保険 毎月保険金が支払われる。
医療保障 医療保険 病気やケガで入院/手術した時に保険金が支払われる。
ガン保険 ガンになった時に保険金が支払われる。
貯蓄性の高い保障 学資保険 こどもの成長とともに保険金が支払われる。
個人年金保険 一定期間または一生涯にわたって一定額の年金が支払われる。
養老保険 満期時保険金が支払われる。

これらのなかでご自身に必要な保険は何かを判断します。

 

②いつまで続くのか

保険の種類が決まったら、次はその保険がいつまで必要かを検討します。

生命保険の期間には、定期終身があります。

定期保険は一定期間で保険が終わり、終身保険は保険が一生続きます。

必要な保障内容をカバーできるように定期保険と終身保険を組み合わせて保険に加入すると保険料を抑えることができます。

 

③いくらの保険金なのか

保険金額を決める際には、ご自身の生活で万が一の際に1ヵ月にどれくらいの生活費や医療費が必要かを考えます。

そして、1ヵ月に必要な生活費や医療費からご自身に必要な1年間の保障とその保障がいつまで必要かを算定します。

会社員の方は、会社が医療費の負担や休業補償などを行っている場合もあるので、まずはお勤めの会社の福利厚生をご確認ください。会社の福利厚生で用意されていれば生命保険で用意する必要はありません。

また、健康保険や社会保険にご加入の方は高額療養費制度が利用できるので、入院・手術の際に必要なお金の上限を把握できます。

高額療養費制度とは、医療費の自己負担額が高額になった場合に、自己負担限度額を超えた分の医療費を国が負担してくれる制度です。

高額療養費制度について

医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」(こうがくりょうようひせいど)があります。

引用元ページURL:厚生労働省ホームページ

保険金を決定するには、ご自身に今利用できる公的保障やお勤めの会社の福利厚生などでカバーできる部分を知り、カバーできない部分を生命保険で用意することが重要です。

 

④いつまで支払うのか

生命保険の支払い方法には、短期払い終身払いの2つの払い方があります。

短期払いには、50歳払い/60歳払いなど保険料を払い終わる年齢を指定できるものや、一括で保険料を支払う前納などがあります。保険期間が定期/終身ともに利用できますが、働いて給与があるうちに短期間で支払いを終えたい時などに利用します。

終身払いは、保険に加入している期間保険料を支払い続ける制度で、短期払いに比べて保険料が安くなっています。

メリット デメリット
短期払い 短期間で支払いが終わる。保険料の総支払額が決まっている。 保険料が終身払いに比べると高い。途中解約すると保険料が割高になる。
終身払い 短期払いに比べると保険料が安い。途中解約しても保険料を払いすぎない。 長生きするほど支払う保険料が増える。

 

⑤いくら戻ってくるのか

生命保険には解約返戻金(解約時に戻ってくるお金)がある保険商品があり、貯蓄性の高い保険商品だと110%、外貨建ての貯蓄性保険商品だとそれ以上の保険金が満期解約時に支払われます。(満期解約でないに支払われる保険料は支払った保険料よりも低い場合があります。)

医療保険や死亡保険では、解約返戻金がない低解約返戻金タイプの保険商品が主流になっており、保険料が安く抑えられています。

また、貯蓄性の高い保険を除き、死亡保険や医療保険で返戻金があるタイプの保険商品の返戻率(支払った保険料に対して戻ってくるお金の割合)はご自身で貯蓄した場合とほとんど変わりません。

生命保険は解約しないと返戻金を受け取れないため、お金が必要な時に保険を解約して返戻金を受け取ってしまうと保障がなくなります。いつでもお金を引き出せるようにご自身で貯蓄されることをおすすめします。

死亡保険や医療保険は解約する時にいくら戻ってくるのかは考えず、ご自身に必要な保障が用意されているかどうかを重視して選んでください。

 

 

実際の生命保険選び方

実際の生命保険選び方

前述の生命保険の選び方5つのポイントをふまえて実際の生命保険の選び方を紹介します。

ここでは20代後半から30代の未婚女性を例に話を進めていきます。

  1. ライフイベント表を作る
  2. 必要な資金を書き出す
  3. 必要な金額をカバーする保障額を決める
  4. 必要に応じてライフイベントごとに保険の見直しを行う

 

①ライフイベント表を作る

20代後半から30代の未婚の女性は、これから結婚、出産、教育、住宅購入、老後などのライフイベントがあります。

以下にライフイベントに必要な費用の目安をご紹介します。

  • 結婚費用:約470万円(結納・婚約~新婚旅行までにかかった費用総額)(全国推計値)
  • 出産費用:約49万円 出産費用の総額(入院料・室料差額・分娩料・検査・薬剤料・処置・その他)
  • 教育費用:約969万円 子ども1人当たりの総額(幼稚園から高校まで公立、大学のみ私立の場合)
  • 住宅購入費用:3340万円 住宅の平均購入価格で建売住宅は約3,340万円、マンションは約4,270万円
  • 老後の生活費:27万円/月(高齢夫婦無職世帯)

こちらの記事を読み進めるのもおすすめです。

 

②必要な資金を書き出す

これらのライフイベントに必要な費用の目安を参考に、ご自身に起こるであろうライフイベントの表を作り、必要な資金を記入します。

結婚したら仕事は続けるのか?出産はどうするのか?子供は何人いて教育費にいくら必要か?住宅を購入する際の資金は?老後の資金はどうするか?など具体的な時期と金額を考えます。

20代/30代 40代/50代 60代~
結婚       万円 教育       万円 老後の生活費     万円
出産(第1子)  万円 住宅購入     万円
出産(第2子)  万円 年間生活費    万円
年間生活費    万円

 

③必要な金額をカバーする保障額を決める

ご自身のライフイベントに必要な資金を書き出したら、今の生活レベルを維持し、将来必要になる資金をカバーする死亡保障と医療保障の金額を10歳刻みで記入していきます。(下表はサンプルです。)

20代 30代 40代 50代 60代~
死亡保障 1000万円 3000万円 3000万円 2000万 300万
医療保障 日額5000円 日額10000円 日額10000円 日額10000円 日額5000円

書き出した死亡保障と医療保障の金額でもっとも低くなった金額がご自身のベースの保険金額です。その保障を終身保険で用意します。

このサンプルの場合だと、死亡保険300万円、医療保険日額5000円ですね。これらを終身保険で用意し、必要最低限の保障がずっと続くようにします。終身保険で用意するので、終身払いの場合は保険料は一生変わらず、短期払いの場合は指定した年齢になると保険料の支払いが終わるので、保険料が上がる心配がいりません。

 

④必要に応じてライフイベントごとに保険の見直しを行う

あとはライフイベントごとに必要な保障額が変わってくるのでその都度生命保険の見直しを行い、定期医療保険や収入保障保険などの定期保険で保障を追加してください。そうすることで保険料の払い過ぎを抑え、万一の時にご自身に必要な保険金を受け取れます。

また、近年は女性特有の病気が増えています。女性特有の疾患に対応している医療保険やガン保険が多く販売されているので、不安な方はそちらも合わせてご加入いただき保障を手厚く用意してください。

保険の選び方の注意点として、保険は健康でないと加入できないことが挙げられます。必要最低限の保障は健康でできるだけ早い時期に用意します。

女性は妊娠時に入院のリスクが高まります。以前は妊娠による入院は給付対象ではありませんでしたが、近年は帝王切開、異常分娩、つわりなどで入院した際にも医療保険の給付対象になる保険商品が多く販売されるようになっているので、少なくとも妊娠前には保険に加入するようにしてください。

 

生命保険の選び方に関するまとめ

これまで「生命保険の選び方5つのポイント」と「実際の生命保険選び方」をみてきました。

今回はライフイベントに合わせた無駄のない生命保険を用意するために、ベースの生命保険を終身で用意し必要に応じて定期保険で保障を追加していくスタイルを紹介しました。ですが、ご自身に必要な生命保険が用意できるのであれば紹介したスタイルにこだわる必要はありません。

最後に、生命保険は加入して終わりではありません。ご自身の生活をくまなくカバーできるようライフイベントごとに生命保険の見直しを行い、万一の時に安心できる生命保険を用意してください。

 

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