公開日:2019年9月30日
生命保険は必要と認識しているものの、複雑で何を選べばよいのかわからない方が多いと思います。今回は生命保険選びで知っておきたいポイント4つをご紹介した後に、元銀行員の著者がおすすめする生命保険を5つランキング形式でご紹介いたします。
一口に生命保険と言っても、保険には様々な種類があり、補償内容や保証期間についても様々です。具体的に生命保険の商品を比較する前に、保険を選ぶ際のポイントや予備知識について理解をしておく必要があります。まずほ、生命保険の基礎について4つのポイントに分けて解説していきたいと思います。
生命保険とは、死亡した際に保険料が支払われる保険ですが、以下の3つのタイプがあります。
どのタイプを選択するのかによって、保障期間や内容が大きく異なりますので、まずはタイプの違いを理解しておきましょう。
定期保険とは、10年とか15年などの一定の保険期間を契約時に設定し、その期間内だけ補償を受けることができます。保険期間が終了するたびに更新は繰り返され、保険期間中は保険料は同じですが、更新を迎える時には自分の年齢があがっているので、更新のたびに保険料は高くなります。
若いうちは少ない保険料で死亡保障を受けることができますが、高齢になると保険料が高くなります。収入的に余裕のない若い人でもある程度の保障を受けることができるのが、定期保険の特徴と言えるでしょう。
終身保険とは、その名の通り、一生涯に渡って保障を受けることができる保険です。
貯蓄性の高いものが多く、保険料払込期間中に中途解約した際の解約返戻金があるのが一般的です。
一生涯の保障であることから保険料は定期保険よりも割高になっています。
支払方法も一時払いの保険や、終身払込保険(一生涯保障も保険料の支払いも続く)も存在します。
養老保険は定期保険の一種で、保険期間に満期があります。養老保険は、死亡保険と貯蓄を兼ね備えた保険で、満期保険金と死亡保険金が一緒であるという特徴があります。
つまり、保険金額1,000万円の養老保険に入った場合、保険期間内に死亡したら1,000万円の死亡保障を受けることができますし、満期時に生存していたら1,000万円の満期保険金を受け取ることができます。
保険と貯蓄を組み合わせた内容となっているのが養老保険です。満期まで待てば死亡保障と同額を受け取ることができるので、保険金額は3つのタイプの保険の中で最も割高となっています。保険付の貯蓄と考えてもよいかもしれません。
保険は先に説明した、3つの保険タイプの他にも様々な違いがあります。自分のライフサイクルに合わせて、どのような保障内容がよいのかについてまずは検討しましょう。特に、適正な死亡保障はいくらがよいのかについては重要な検討項目です。
必要な保障がいくらなのかについては、家族状況や住宅の状況などによって異なります。
下記のオリックス生命のホームページで必要補償額をシミュレーションすることができますので参考にしてください。
保険料も非常に重要です。保障を大きくしようとするあまりに、保険料が家計を圧迫するのであれば、本末転倒となってしまいます。
ご自身の収入状況や家計の支出状況からいくらであれば保険料の払込に充てることができるのかについて計算しましょう。
公益財団法人 生命保険文化センター「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、保険料の平均支出額は全世帯平均で年間38万5千円となっています。
もちろん、年齢によっても異なり、同じく公益財団法人 生命保険文化センター「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」の年収別の保険料は以下のようになっています。
29歳以下 | 20万2千円 |
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30歳〜34歳 | 27万6千円 |
35歳〜39歳 | 32万9千円 |
40歳〜44歳 | 41万円 |
45歳〜49歳 | 44万2千円 |
50歳〜54歳 | 49万8千円 |
55歳〜59歳 | 49万2千円 |
60歳〜64歳 | 43万4千円 |
65歳〜69歳 | 34万円 |
70歳以上 | 29万9千円 |
上記を参考にして、家計に無理のない保険料を検討しましょう。
保障期間については、終身がよいのか、家族に対して責任がある期間だけ保障をする定期がよいのかなど、家族状況と自分の年齢を比較して設定するのが無難でしょう。
国民年金しか老後は収入がないから、死亡後に配偶者にお金を残したいというような場合には、終身がよいのかもしれません。
一方、配偶者の老後資金の心配がないという人は、子供にお金がかかる時期だけを保障する定期保険で保険料を節約するという方法もよいでしょう。
保険タイプの違いや、保険の選び方のポイントがわかったところで、おすすめの生命保険5社をご紹介していきたいと思います。
保険タイプ | 終身 |
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料金(30歳男性、終身払い、保険金額200万円の場合) | 2,738円 |
保険期間 | 終身 |
「定期ではなく、終身がいい」という人におすすめなのが、オリックス生命の「終身保険RISE」です。
200万円の保障でも、保険料は月額3,000円にも満たない金額ですので、家計を圧迫することなく、生涯に渡って安い保険料で安心を得ることができます。
保険料払込期間中の解約返戻金を抑制することによって安い保険料を実現している保険ですので、終身保険で解約返戻金を当てにしている人にはあまりおすすめできない保険かもしれません。
保険タイプ | 定期 |
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料金(30歳男性、保険料払込期間10年、保険金額1,000万円の場合) | 977円 |
保険期間 | 10年 |
「とにかく安い保険料がいい」という人には、メディケア生命の定期保険がおすすめで、ご覧の通りの最安値となっています。メディケア生命という名前を聞いたことがない人も少なくないかもしれませんが、メディケア生命は住友生命保険相互会社が100%を出資している安心のネット保険会社です。
保険タイプ | 定期 |
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料金(30歳男性、保険料払込期間10年、保険金額1,000万円の場合) | 1,050円 |
保険期間 | 10年 |
保険料が安いと言えば、ライフネット生命を連想する人が大多数ですが、実はネット保険のアクサダイレクトの定期保険もかなりの低価格です。保険料も高額まで対応しており、健康状態の告知や3,000万円超の場合健診書の提出で最大1億円まで保障を受けることができます。さらに、災害割増特約を付加することで最大1億2千万円の保障を受けることができ、災害時にはより大きな安心を受けることができます。
保険タイプ | 定期 |
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料金(30歳男性、保険料払込期間10年、保険金額1,000万円の場合) | 1,168円 |
保険期間 | 10年 |
商品性としては、ライフネット生命と同じですが、オリックス生命にも掛け捨てで保険料の安い人気の保険があります。
保障金額が500万円から3,000万円まで10万円単位で選択することができる分かりやすさが人気です。
こちらも保険料が安いので、家計を圧迫する心配がありません。また、病気でも事故でも災害でも同額の死亡保障を受け取ることができるという点が特徴です。
保険タイプ | 定期 |
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保険料(30歳男性、保険料払込期間10年、保険金額1,000万円の場合) | 1,068円 |
保険期間 | 10年 |
ライフネット生命の「かぞくへの保険」は保険料がお手頃というのが大きな魅力で、家計を圧迫することなく、万一のときの保障を得ることができます。「保険料がお手頃な死亡保険に入りたい」という人にはライフネット生命の「かぞくへの保険」がおすすめです。
※詳細は代理店ページにてご確認ください。
募集代理店:Sasuke Financial Lab株式会社
【ご注意事項】
・この保険には「満期保険金」や「配当」、「解約返戻金」はありません。
・健康状態や職業によっては、審査の結果、加入できないことがあります。
・保険料は支払わなければならない月を含めて3ヶ月以内にお支払いください。期限内にお支払いいただけない場合は、保険契約が失効します。
・保険料が未払いで契約が失効してしまうと、契約を元に戻すこと(復活)ができません。
・当サイトは、商品の概要を記載しています。商品の詳細につきましては、「ご契約のしおり・約款」を必ずご確認ください。
生命保険と言っても保険タイプによって様々です。定期→終身→養老の順番で保険料は高くなりますが、最も重要なことは以下の2点です。
これら2点に考慮して、自分にとって最適な保険を選択するようにしましょう。
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