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【2019】40代におすすめのがん保険はどれ?プロが選んだがん保険をランキング形式で紹介!

【2019】40代におすすめのがん保険はどれ?プロが選んだがん保険をランキング形式で紹介!

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岩崎真明

岩崎真明

CFP(日本FP協会認定)、一級FP技能士、証券アナリスト(日本CFA兼CIIA)

独立系ファイナンシャルプランナー、CFP歴20年の資格保持者です。現在は独立系FP会社の代表として、外資系金融機関に勤務した経験も活かしつつ、幅広い金融知識を簡単にわかりやすくお伝えし、ご相談者の生活に役立てていただく相談業務を中心に活動しています。保険のセールスを一切行わないという真にお客様の立場での保険相談業務にも定評があります。

この記事のポイント

  • 40代は、がんに対する様々なニーズや不安に備えられるがん保険を検討する必要がある。
  • 40代におすすめのがん保険は、終身期間の保障をベースに充実した保障内容の商品。
  • 何らかのがん保障がすでに加入済みの保険で手当てされているなら、シンプルに保障を絞った商品で追加加入するのもおすすめ。

40代におすすめのがん保険特集!がん保険といっても、様々なタイプの商品が販売されていることはご存知のことと思います。今回は40代の方におすすめのがん保険をランキング形式で紹介していきます。

商品とその特徴、保険料や総合的な評価などをわかりやすく説明していきますので、是非参考にしてください。

なお、一般的ながん保険の選び方については別記事で詳しく紹介していますので、そちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

 

 

40代におすすめのがん保険ランキング:調査・選定方法

ランキングにあたっての調査・選定方法

今回は「40代におすすめのがん保険」の調査として、保険の紹介・比較サイト5社(※)のがん保険ランキングを基に筆者独自の判断で、5つのがん保険を選定しました。

なお、筆者独自の判断としては、以下の観点を重視しています。

  • 40代はがん罹患のリスクも高まるため、充実した保障となっていること
  • 保障が途中で途切れないように、終身期間の保障となっていること

 

ランキングの判断に用いた調査対象の5社

  • 保険市場:2019年5月版 がん保険ランキング 40代
  • i保険:2019年がん保険人気ランキング
  • 保険比較ライフィ:2019年人気保険ランキング>がん保険ランキング
  • 価格.com:2019年保険アワード
  • クチコミランキング:がん保険 クチコミランキング

それでは、ランキング入りしたがん保険を第5位から順番に紹介していきましょう。

 

第5位:終身ガン治療保険プレミアムDX(チューリッヒ生命)

第5位:終身ガン治療保険プレミアムDX(チューリッヒ生命)

第5位はチューリッヒ生命の終身ガン治療保険プレミアムDXです。どのような保障になっているのか、まずは保障の概要を下表にまとめましたので、ご確認ください。

プラン 基準給付月額20万円
保険期間 終身
保険料払込期間 終身
月払保険料(45歳女性) 5,461円
放射線治療給付金 月額20万円
抗がん剤・ホルモン剤治療給付金 月額20万円
自由診療抗がん剤・

自由診療ホルモン剤治療給付金

月額40万円
ガン先進医療給付金 所定の先進医療にかかる技術料と同額

(通算2,000万円限度)

ガン先進医療支援給付金 15万円(同一の先進医療の療養につき1回限度)
悪性新生物保険料払込免除 以後の保険料を払込免除
ガン診断給付金 1回につき50万円
ガン入院給付金 1日につき5千円
ガン手術給付金 1回につき10万円
ガン通院給付金 1日につき5千円
ガン緩和療養給付金 月額10万円
ガン診断後ストレス性疾病給付金 5万円(1回限度)
がん長期入院時差額別途保障 1日につき1万円

 

終身ガン治療保険プレミアムDXの特徴と評価

終身ガン治療保険プレミアムDXの特徴は、幅広く数多い保障を自由に組み合わせて申込ができることです。

がんの治療のための保険というコンセプトに基づいて、基本保障として、放射線治療給付金、抗がん剤・ホルモン剤治療給付金、自由診療抗がん剤・自由診療ホルモン剤治療給付金の3つがあり、それ以外の保障は好きなように組み合わせることができます。

がんに対するトータルな保障を考えたいという方には、ぜひ一度検討していただきたいがん保険といえるでしょう。

しかしながら注意点としては、保障が細分化されているために一つ一つの保障の金額は大きくありません。逆に言うと保障を大きくしようとすると、保険料負担が高くなってしまいます。

また、がんと診断された場合の一時金というべき保障がないため、がんになってすぐにまとまった金額が欲しいという方には不向きのがん保険といえるでしょう。

終身ガン治療保険プレミアムDX

 

第4位:がん保険ダブルエール(ライフネット生命)

第4位:がん保険ダブルエール(ライフネット生命)

第4位は、ライフネット生命のがん保険ダブルエールです。こちらも最初に保障の内容を確認していただきましょう。

プラン シンプルプラン
保険期間 終身
保険料払込期間 終身
月払保険料(45歳女性) 2,940円
がん診断一時金 150万円(1回限度)
上皮内新生物診断一時金 75万円(1回限度)

 

がん保険ダブルエールの特徴と評価

第5位の終身ガン治療保険プレミアムDXとは対照的に、非常に保障内容が限られていてシンプルな内容になっていることがわかります。

保障内容としては、がんに罹患したときのがん診断一時金だけといっていい内容ですが、逆に終身ガン治療保険プレミアムDXにはない保障内容だということもできます。

このようにがん保険ダブルエールは、がんの一時金保障だけに絞っていますので、保険料負担を減らしたいので最低限の保障にしておきたいという方や、すでに他の保険でがんの保障は備えてあるという方が追加加入するという目的に適ったがん保険と言うことができるでしょう。

特にがん罹患時の一時金保障がないという方にはおすすめのがん保険です。

がん保険ダブルエール

 

第3位:生きるためのがん保険Days1(アフラック)

第3位:いきるためのがん保険Days1(アフラック)

第3位は、アフラックの生きるためのがん保険Days1です。まずは保障内容一覧を確認してください。

プラン スタンダードプラン(入院日額1万円)
保険期間 終身
保険料払込期間 終身
月払保険料(45歳女性) 6,030円
診断給付金 一時金として がんの場合 50万円

(上皮内がんの場合 5万円)

特定診断給付金 一時金として がんの場合 50万円
入院給付金 1日につき 1万円
通院給付金 1日につき 1万円
手術治療給付金 1回につき 20万円
放射線治療給付金 1回につき 20万円
抗がん剤・ホルモン剤治療特約(抗がん剤治療給付金・ホルモン剤治療給付金) 治療を受けた月ごと 10万円(乳がんのホルモン剤治療の時 5万円)
がん先進医療特約(がん先進医療給付金) 先進医療にかかる技術料のうち自己負担額と同額(通算2千万円限度)
がん先進医療一時金 1年に1回が限度  15万円
診断給付金複数回支払特約 複数回診断給付金 1回につき 50万円
特定保険料払込免除特約 免除事由該当後に保険料払込は不要

 

生きるためのがん保険Days1の特徴と評価

がん保険のパイオニアであるアフラックのメインのがん保険が、生きるためのがん保険Days1です。がんになった時の保障がバランスよく揃っています

また、がん保険に加入した方には、付帯サービスとしてがん治療の相談が受けられたり、がん治療に伴う生活情報サービスなどが利用できることも考慮に入れて検討してみるのもよいと考えます。

生きるためのがん保険Days1

 

 

第2位:がん治療支援保険NEO(東京海上日動あんしん生命)

第2位:がん治療支援保険NEO(東京海上日動あんしん生命)

第2位は、東京海上日動あんしん生命のガン治療支援保険NEOです。保障内容の一覧は下表のとおりです。

プラン 入院給付金1万円タイプ
保険期間 終身
保険料払込期間 終身
月払保険料(45歳女性) 7,761円
診断給付金 1回につき100万円
診断給付金(悪性新生物初回診断特約) 1回 100万円
入院給付金 1日につき1万円
手術給付金(放射線治療含む) 1回につき 20万円
通院給付金 1日につき 1万円
悪性新生物保険料払込免除特則 保険料支払免除

 

がん治療支援保険NEOの特徴と評価

がん治療支援保険NEOですが、アフラックと比較しても保障範囲がしっかりと揃っており、給付内容が整理されているので保障として非常にわかりやすくなっています。

特にがん罹患時の一時金保障が充実しているので、手厚い保障が欲しいという方にはおすすめのガン保険です。

がん治療支援保険NEO

 

第1位:アクサダイレクトのがん終身(アクサダイレクト生命)

第1位:アクサダイレクトのがん終身(アクサダイレクト生命)

いよいよ第1位ですが、アクサダイレクト生命のがん終身です。第2位までの保障内容と比べながら、アクサダイレクトのがん終身の保障内容を確認してください。

プラン 入院1日1万円
保険期間 終身
保険料払込期間 終身
月払保険料(45歳女性) 3,860円
がん診断給付金 一時金として 100万円
がん入院給付金 1日につき 1万円
がん手術給付金 1回につき 10万円
抗がん剤治療給付金 1ヵ月ごとに10万円
がん先進医療給付金 先進医療の技術料の実費(通算500万円限度)
退院後療養給付金 がん入院後療養のため退院した時 10万円

 

アクサダイレクトのがん終身の特徴と評価

アクサダイレクトのがん終身の最大の特徴は保障と保険料のバランスが良いことです。第2位のガン治療支援保険NEO、第3位の生きるためのがん保険Days1の保障は充実していますが、保険料は6千円を超えています。

しかしながらこのアクサダイレクトのがん終身は、がん先進医療は500万円限度などで保障を押さえていますが、充実したがん保障となっていながら、保険料は4千円を下回っています。

もちろん保障を前提として考える必要がありますが、やはり継続していくためには毎月の保険料負担も同じぐらい重要になります。こうした観点からアクサダイレクトのがん終身を今回の第1位にランキングしました。

アクサダイレクトのがん終身

 

40代におすすめのがん保険ランキングに関するまとめ

40代におすすめのがん保険をランキング形式で紹介してきました。

ランキングのがん保険はそれぞれに特徴が異なりますので、ご自身が一番備えたいニーズ(言い換えると保障)を優先的に考えて、がん保険を選ぶことが重要です。

一般的に40代はがん罹患のリスクも高まるため、商品内容としては終身期間の保障をベースに、充実した保障となっているがん保険が望ましいです。

ただし、すでに加入済みの保険で何らかのがん保障が手当てされている場合には、追加加入として、シンプルに保障を絞ったがん保険を選ぶのも良いでしょう。

 

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