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独身は寂しいのかに関する考察

独身だと本当に寂しいのか?既婚と比べたメリット・デメリット

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婚活FP山本

婚活FP山本

CFP®、一級FP技能士

山本FPオフィス代表。商品先物会社、税理士事務所、生命保険会社を経て2008年8月、山本FPオフィスを設立し、同代表就任。 現在は日本初の「婚活FP」として、婚活パーティを開催しながら婚活中の方や結婚直後の方など、主に比較的若い方のご相談を承っています。また「農業FP」としても活動をはじめ、独立10年を機に「後輩育成」にも力を入れています。詳細は「婚活FP」でご検索を。

この記事のポイント

  • 現代の独身は、寂しいと思うヒマもない。
  • 独身は自由の反面、助けがない。
  • 独身は、結婚する以上の覚悟を持つことが必要。

この記事は約6分で読めます。

こんにちは、婚活FP山本です。独身者が周囲からよく言われる小言に「結婚しないと将来寂しいよ」が挙げられるでしょう。そして何となく本人もそう思うものの、様々な理由から結婚や婚活に前向きになれない事が多いですね。

でも、結婚しないと本当に将来寂しいのでしょうか?他のデメリットがないのかも気になりますよね。そこで今回は、結婚の有無によるメリット・デメリットをお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。

 

既婚者に比べて独身はお金がない?

既婚者に比べて独身はお金がない?

まずはお金の観点で、独身者と既婚者の違いを、統計を通してお伝えします。知るぽるとの平成30年「家計の金融行動に関する世論調査」によると、各年代の貯金額の中央値は以下の通りです。(中央値とは、対象を順に並べた時、中央にくる人の数値)

  • 20代……独身者:5万円、既婚者:111万円
  • 30代……独身者:40万円、既婚者:382万円
  • 40代……独身者:25万円、既婚者:550万円
  • 50代……独身者:100万円、既婚者:900万円
  • 60代……独身者:500万円、既婚者:1000万円

この通り、全ての年代において独身者は既婚者に比べて貯金が少なくなっています。既婚者の貯金額でも十分とは言えませんが、独身者はそれを下回るので、さらに不十分です。結婚すれば教育費や住居費も必要になりますが、それでも経済的には独身より有利と言えるでしょう。

寂しさを紛らわせるためには趣味や友人との交際にお金が必要な事も多いので、「お金がない」という点では、確かに独身では将来が寂しいことになる可能性が高いかもしれませんね。

 

独身では老後も含めて寂しいヒマがない

平均的な老後の年金額は、下落傾向ながら今は一人約14万円です。これで生活できれば良いのですが、足りないなら貯金を崩す必要があり、貯金がないなら働く必要があります。ただ働いたとしても、雇用延長を終えた65歳以上の平均年収は200万円程度です。

これでは働いても働いても貯金はできないので、延々と働かなければならないといえます。このため、実際の独身者の老後は、寂しがるヒマもないほど働かなければならないのが実情と言えるでしょうね。

 

独身のメリットは「とにかく自由」

独身のメリットは「とにかく自由」

次は、独身でいる事のメリットについてです。これはとにかく「全てが自由」という点を挙げられるでしょう。

同時に、自由を失いたくないからこそ結婚を遠ざける人も多いという「結婚しない理由」にも該当します。お金や時間の使い方も、独身なら全てが自由です。

また忘れがちなポイントに「恋愛も自由」が挙げられます。気になる男性と出会っても、結婚していれば不倫になりますから、諦めるしかありません。

そして「転職や独立も自由」です。結婚していれば旦那や子供の都合も考える必要がありますが、独身なら問題ありません。

さらに「友人との交流も自由」です。結婚すれば友人と会うのさえ制限されてしまいます。いくつになっても自由を謳歌したい人には、やはり結婚は不向きかもしれませんね。

 

不仲な夫婦関係は最高のストレス

現代の既婚者は、3組に1組が離婚しています。不仲だけど離婚には至っていない夫婦も多いでしょう。そして友人などと違い、夫婦間で不仲になると家の中すら落ち着かなくなります。

ただでさえ不仲な人間関係はストレスですが、夫婦間での不仲は最高のストレス源です。

そんな可能性を秘めているのが結婚ですから、ムリにする必要はありません。後述するデメリットと比較し、メリットの方が大きいと考えるなら、堂々と独身を貫きましょう。

 

独身のデメリットは「助けがない」

独身のデメリットは「助けがない」

今度は、独身でいる事のデメリットについてです。これは寂しい気持ちも一端ですが、総じて「助けがない」点に集約されます。

代表例はお金についてでしょうか。結婚していれば自分が働けない時、助けてもらえるかもしれませんが、独身は誰からも助けてもらえません。

また「病気などで身体的に弱った時」は、現役中でも独身なら困りますよね。「他人に相談しにくい難題に当たった時」も、独身なら自分で考えて対処するしかありません。

ある程度は友人などが助けてくれる事もありますが、困り果てるほどに頼れなくなるのが普通です。

 

助けて欲しい時にこそ価値を感じる

一般的に、現役中は助けがなくても大きな不都合は感じません。でも……老後ともなればどうでしょう?

全てを自分一人でするには、いずれ色んな意味で限界が来るものです。独身のまま他人を頼る時は「お金・対価」が必要ですが、お金がないなら誰も助けてくれません。

もちろん、助けが必要になってから結婚相手を探しても、その頃には手遅れといえます。このため、独身を貫く場合は「助けがない」点を当初から覚悟して、既婚者以上に未来に対して備えていくことが必要です。

極論ですが、離婚なら何歳になってもできます。そういう意味で結婚すべきか否か決めきれないなら、「とりあえず結婚してみる」方が無難かもしれません。

なお、別角度でもデメリットを知りたい方は以下記事も参考にどうぞ。

 

 

独身は「独立」に近いものがある

独身は「独立」に近いものがある

今度は少し趣向を変えて、独身でいる事の立ち位置についてです。これはあくまで筆者の見解ですが、独身というのは「独立開業」に近い性質があります。

逆に結婚するのは「会社に就職する」ようなものでしょうか。一昔前の結婚は「永久就職」などと言われていましたし、間違ってはいないかと。

少なくとも会社に勤めれば、勤めている間はミスをしても休んでも給料が貰える代わりにイヤな人間関係も多々ありますし、時間や行動も相応に拘束されます。

逆に独立すれば、全てが自由の反面、結果を出さなければ給料がありませんから待ち受ける未来は倒産です。

 

会社員がイヤで独立する人もいるが……

一般的な独立開業は、相応の実力や自信がある人がする行為です。最近では会社員がイヤで独立する人もいますが、開業10年で生き残る人は6%という統計もあります。

それほど独立とは難しいものなのですが……さて、あなたは独身で生き残ることができるでしょうか。

最近では会社員の立ち位置も変化し、終身雇用や年功による賃金アップも当然ではなくなりました。すでに3人に1人は非正規雇用で低年収なのが実情です。

これらの事情と同じく、結婚しても離婚の可能性も高く、結婚しても十分な努力が欠かせません。しかしそれでも、独身・独立と比べたらどうか……で結婚を考えることをお勧めします。

一方、妥協してまで結婚したくない方は以下記事も参考にどうぞ。

 

独身同士で支え合えば寂しい事はない?

独身同士で支え合えば寂しい事はない?

最後に独身者にありがちな、ちょっと危険な考えについてお伝えします。少しでも考えた事がある人は、注意した方が良いかもしれません。

 

老後は友人とルームシェアするから大丈夫

長年、自由にやってきた人同士が今さらシェアできるでしょうか?また基本的に、困難や問題が発生しても友人は助けてくれません。やるなら今から相手を探しましょう。

 

老後までにしっかり貯金するから大丈夫

本当に必要なだけ貯金できるでしょうか?独身でも3000~5000万円が必要なので、大抵はムリです。老後に稼ぐのも困難なので、早期から対策を考えて行動しましょう。

 

仮に生活に困っても独身なら死ねば問題ない

人間そんな簡単には死ねません。社会も死なせてくれません。ただ、生活保護で普通の暮らしもできません。生活に困れば、基本的に寿命で死ぬまで困り続ける生き地獄が待っている点に、くれぐれも注意しましょう。

なお、特にお金の点が気になる人は以下記事も参考にどうぞ。

 

「何もしない」先に待ち受ける未来は?

結婚しない人の中には、恋愛や婚活が面倒で「何もしたくない」気持ちから結婚を避ける人もいます。

本来、結婚しないなら結婚に代わる将来対策をしなければならないのですが、それも「何もしたくない」からと無視する人も多いです。合わせて、それでもきっと大丈夫……と思い込む人もよくいますね。

そう思いたい気持ちは分からなくもないものの、無気力な起業家が生き残れるでしょうか?独りで生きる道を選ぶなら、結婚する以上の覚悟と決心の元に選びましょう。

 

独身が寂しいのかについての考察まとめ

結婚や就職は、何歳になってもできるものではありません。独身や独立は、一度選べば簡単には結婚や就職の立ち位置になれません。それぞれどちらを選んでも、人生に大きな影響を及ぼす選択です。

どれも選ばなければ、いずれ強制的に選ばされます。だからこそ十分に検討に検討を重ね、どんな人生を歩むかを考えて行動していきましょう。

 

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