公開日:2019年5月20日
ダイレクト型自動車保険は、代理店型自動車保険に比べて保険料が安く、全体的な保険契約数も徐々に増加傾向にあります。
また、ダイレクト型自動車保険を分割払いで行った場合、1回で支払う保険料の負担が少なくなるため、保険料の金額を重視している方にとって気になるポイントだとも思われます。
そこで本記事では、ダイレクト型自動車保険で保険料を分割払いできる主要な保険会社と分割払いの特徴をまとめて紹介していきます。
目次
自動車保険の分割払いとは、保険会社と保険契約をした際に算出された自動車保険料を複数回に分けて支払う方法のことを言います。
実際のところ、自動車保険の分割払いの方法は、それぞれの保険会社によって対応可能な方法や分割払いの回数が異なっているため、どこの保険会社であっても分割払いはすべて同じではない点には注意が必要です。
自動車保険料の分割払いの方法や回数は、保険会社によってすべて同じではないことをお伝えしましたが、ここでは自動車保険料の主な3つの分割払い方法を箇条書きで紹介していきます。
上記3つの分割払いは、保険会社によって保険料の割増率や分割回数が異なっているため、分割払いで自動車保険料を支払う予定がある方は、あらかじめ比較検討しておくことが大切です。
ここまで、自動車保険料の分割払いは、保険会社によって保険料の割増率や分割回数が異なっていることをお伝えしました。ここからは、ダイレクト型自動車保険で保険料を分割払いできる主な保険会社の特徴をまとめて紹介します。
なお、表の内容は、保険会社各社がWEBサイトで公開している平成31年4月現在のものとなります。
保険会社 | 口座振替 | クレジットカードの分割払い | クレジットカードのリボ払い | 分割可能回数 |
---|---|---|---|---|
セゾン自動車火災保険 | × | 〇 | 〇 | 12回 |
チューリッヒ保険会社 | 〇 | 〇 | 〇 | 10回・11回から選択 |
ソニー損害保険 | × | 〇 | 〇 | 11回 |
SBI損害保険 | × | 〇 | × | 12回 |
アクサ損害保険 | 〇 | 〇 | 〇 | 10回・12回 |
イーデザイン損害保険 | × | 〇 | 〇 | 3回・6回・10回・12回から選択 |
三井ダイレクト損害保険 | × | 〇 | 〇 | 10回~12回 |
ダイレクト型自動車保険の場合、保険期間が1年間であるケースが多く、分割払いを選んだ場合、12回の分割で保険料を支払うイメージをお持ちの方が多いと思います。
ただし、実際には初回および2回目の保険料などは、現金払いや払込票を利用したコンビニでの決済を求めている保険会社もあり、特殊な場合も多い傾向にあります。
そのため、1回あたりの支払保険料が気になる方は、決済方法を事前確認しておくことが大切と言えます。
ダイレクト型自動車保険の多くは、クレジットカード決済は可能である一方、口座振替は対応していない保険会社も多くあるため、クレジットカードを持っていない人にとっては加入できないと思われがちです。
しかし、保険契約者本人がクレジットカードを保有していなかったとしても、配偶者がおり、配偶者がクレジットカードを持っている場合、配偶者名義のものでも決済可能となっている特徴は押さえておきたいポイントと言えます。
自動車保険を分割払いで行うことによって、1回あたりに支払う自動車保険料の金額は少なくて済む特徴があるものの、その他のメリットやデメリットをあらかじめ知っておくことは極めて大切です。
そこで本項では、同サイト内で公開している記事より、自動車保険の分割払いで押さえておくべき主な特徴を引用しながら紹介していきます。
自動車保険料を分割するメリットは、1回あたりの支払いを少なくできるところにあり、年払い(一括払い)で自動車保険料を支払うのが大きな負担になる人にとってみると分割払いはメリットがあると言えます。
ただし、自動車保険料を分割するメリットはこの部分だけに限ってしまい、実際にはデメリットの方が多いこともあらかじめ押さえておかなければならない注意点にあたります。
自動車保険料を分割払いにすると、1回あたりに支払う保険料は少なくて済むメリットが得られる一方、トータルで支払う自動車保険料は、年払い(一括払い)で支払う場合に比べて高くなってしまいます。
この理由は、クレジットカード払いによる分割手数料などが考慮されているためであり、それぞれの保険会社では分割払いに対する保険料の割増率を定めています。
そのため、分割払いと一括払いの差額を比較検討することが大切です。
こちらはすでに保険会社間の特徴でも紹介しましたように、自動車保険料を分割払いにすることによって、一括払い(年払い)に比べて支払方法が限られてしまうデメリットが生じます。
仮に、希望している支払方法と合致している場合は問題が生じない一方、クレジットカードを保有していない場合、クレジットカードが使えない場合(ブランドが異なる)など、様々な事情によって不都合な場合が起こり得る可能性もあります。
自動車保険料を分割払いにした場合、都度保険料を支払うことによって、その月の補償が確保される仕組みになるため、保険料の支払遅延が続くと補償が無くなってしまうリスクが伴うデメリットが生じます。
仮に、一度保険料の支払いが遅延したとしても直ちに補償が無くなるといったことはありませんが、指定銀行口座からの口座振替による分割払いを選択した場合は、特に注意が必要なポイントと言えます。
自動車保険料をクレジットカードで分割払いする場合、保険料の支払遅延が生じる危険性はありませんが、クレジット代金の引き落とし日にお金が引き落とされないことがないような資金管理はしっかりと行っておきたいものです。
クレジットカードの代金決済がしっかりと行われない場合、個人信用情報に履歴が残ってしまうため、将来ローンを組む場合や分割払いを行う場合に利用できないリスクが生じる危険性が生じてしまいます。
自動車保険料を一括払い(年払い)した場合で、契約途中で保険を解約した時は解約返戻金といって、前払いした保険料のうち、補償の未経過分のお金が払い戻されます。
ただし、分割払いを選んだ場合はその都度保険料を支払っていることになるため、途中解約することによる解約返戻金が生じることはありません。
なお、自動車保険の途中解約はデメリットが多いため、行うべきではないことも押さえておくべきポイントです。
ダイレクト型自動車保険は保険料が安いメリットがある反面、分割払いで保険契約を行った場合、保険料が安い強みを最大限引き出すことは難しくなります。
ただし、ダイレクト型自動車保険を分割払いで行った場合、同じ加入条件であれば、代理店型自動車保険に比べて保険料が安いことは確かです。自動車保険料の安さで選ぶのであれば、やはりダイレクト型自動車保険を優先して加入検討することが望ましいと言えるでしょう。
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