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「安物買いの銭失い」にならないために。本当に賢いお金の使い方をFPが解説!

「安物買いの銭失い」にならないために。本当に賢いお金の使い方をFPが解説!

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吉見 浩一

吉見 浩一

CFP、FP1級、TOEIC975点

「お得」が好きなFPライターです。大手電機メーカーおよび施設運営会社勤務を経て、昨年よりフリーのライターに。会社勤務中に、ファイナンシャルプランナー(FP)資格取得に取り組み、CFPおよびFP1級を取得。現在はクレジットカードやローンに関する記事を連載しています。

この記事は約6分で読めます。

安いものを見つけて、つい買ってしまったことはありませんか?値段が安いと、反射的に手が伸びてしまうということは、普段節約を心がけているとかえってありがちではあります。

でも、買ってから後悔することもありますよね。よく考えてみたらそんなに必要じゃなかった、とかすぐに壊れて買い直さなくてはならなくなった、とかいうことがあると、「安物買いの銭失い」という言葉が脳裏に浮かんだりします。

ここでは、その言葉の解説やそういう事態に陥ってしまう心理、そうなってしまわないための方法について解説していきます。

 

「安物買いの銭失い」の読み方と意味について

「安物買いの銭失い」の読み方と意味について

この言葉は、たまに目にすることもありますが、あらためてその内容を問われると、あまりはっきりとはわからないかもしれません。そこで、まずは意味と内容から解説していくことにします。

 

「安物買いの銭失い」の読み方

まず、この言葉の読み方ですが、「やすものがいのぜにうしない」と読みます。「かい」ではなくて「がい」と読むことに注意しましょう。また、「せん」ではなく、訓読みで「ぜに」と読みます。

 

「安物買いの銭失い」の意味

では、この言葉は一体どういう意味なのでしょうか?これは、「値段が安いものは低品質だったりするので、修理をしたり買い直しをしたりすることになり、かえって高くついてしまう」という意味になります。

「安売り量販店で、驚くほど安い腕時計を買ったら、すぐに壊れた。安物買いの銭失いだったな」などという使い方をします。

 

類義語・対義語の紹介

まず、この言葉の類義語を挙げます。「安かろう悪かろう」という言葉が割と有名ですね。あとは「安いものは高いもの」などともいいます。いずれも意味は同じです。

次に対義語ですが、「高かろうよかろう」になります。これは「値段の高いものは品質もよい」という意味です。

 

英語では何という?

最後に、英語では何というのかを紹介しておきます。「Penny-wise and pound-foolish.」です。1ペニー (1/100ポンド) の使い方をけちって、1ポンドで間抜けな使い方をする、といったことわざです。

 

そんなふうに言われてしまう買い物をする心理とは?

そんなふうに言われてしまう買い物をする心理とは?

節約を心がけているのであれば、そんな間の抜けた買い物の仕方はしたくありませんよね?でも、往々にしてそういうことになってしまう場合があります。特に、節約を頑張っている場合に、残念ながらこういう事例が多く見られます。

どうしてそんなことになってしまうのか?それには、下記の四つの心理が関係しています。

  • お買い得と言われて飛びついてしまう
  • まとめ買いでたくさん買ってしまう
  • 安かったのでぞんざいに扱ってしまう
  • よく調べずに値段だけで決めて買ってしまう

以下で、それぞれについて実例と解説を示していきます。

 

お買い得と言われて飛びついてしまう

まずは、「お買い得と言われて飛びついてしまう」心理についてです。

スーパーに夕方などに夕食の買い物にいくと、「今だけ半額!」などという声がスピーカーから流れてきます。

さあそうなると「えっ、半額?これはどうしても手に入れなければ!」と売り場を目指して駆けてゆき、目当ての商品を手にすると、よく見ないでレジへ直行します。

家に帰ってよく見ると、古くて傷んでいるんですよね。味もよくありません。「買うんじゃなかった」と後悔することになります。

これは、お買い得にするにはそれなりの理由があるんですよね。例えば、古くなってしまった食品などは、店としてはできるだけ処分したいわけです。売れ残れば丸損ですので、半額にしてでも売り切りたいわけです。そこを理解しましょう。

 

まとめ買いでたくさん買ってしまう

次に、「まとめ買いでたくさん買ってしまう」心理についてです。

ネットで消耗品を買う時に、商品を選択すると「○○個で○○円off。付録も付けます」などと書いてあり、値段も多く買えば買うほどお得になるように設定されています。

実店舗で買うのとは違い、持って帰るのに重い、ということもありません。なので、ついたくさん買ってしまいます。いざ家につくと、そんなに大量にいらないし、置き場所に困ってしまいます。

これも、店側の都合を考えるとからくりがわかります。要は、店側では早く大量に処分したいわけです。あまりにも割引率の大きな商品の場合には、旧モデルや死筋商品の可能性もあります。そうなると、あまり魅力がないですよね。

 

安かったのでぞんざいに扱ってしまう

それから、「安かったのでぞんざいに扱ってしまう」心理もあります。

これは、100均の店で買った商品で起こりがちです。100均の店で売っているのは、当然ながらほとんどが100円(税抜き)で売られています。

となると、どうしても品物を選ぶときにも「まあこれくらいでいいか」となってしまいがちですし、買ってからもあまり思い入れもないので、ついぞんざいに扱ってしまいます。

でも、壊れてしまったら、「次も100均で」とはならないでしょう。壊してしまった、という気持ちが残り、「次はお金をかけてでも壊れないものを」となり、高いものを買うことになります。

最初からそれを買っておけば、100均の店に行く手間も、壊れて嫌な思いをすることも、そしてもちろん100円の無駄もなかったはずです。

 

よく調べずに値段だけで決めて買ってしまう

最後に、「よく調べずに値段だけで決めて買ってしまう」心理について解説します。「時間がない。とりあえず安いやつを選んでおこう」という気持ちになることです。

これは、仕事の合間に時間がない時に小物を買う、といった場合に起こりがちです。時間がないので、とりあえず安いものを選んでしまうわけです。これは私の場合を紹介しましょう。

私は初めて仕事で海外出張でドイツへ行く際、成田空港でパスポートケースを買い忘れたことに気づきました。旅先で移動の際、パスポートを持ち歩く必要があるので、パスポートケースがどうしても必要です。

仕方がないので、空港の売店で安かったものを買って持って行きました。今手元にあるので見ていますが、オレンジという、普段であればまず選ばないような色のパスポートケースです。

このように、値段だけで買ってしまうと、しっくりしない、持っていても気分の良くない品物を手に入れてしまうことになります。

 

銭失いにならないための意思と行動

銭失いにならないための意思と行動

それでは、このような買い物をしないためには、一体どのような意思を持って、どういう行動をとればいいのでしょうか?以下では、そうした銭失いにならないための賢いお金の使い方を、買う商品の種類別に紹介いたします。

 

 

100均での買い物の場合

100均の店に入るのですから、無論入店までは「コスパのいいものを買ってやろう」というような気持になっていると思います。それは悪いとはいいませんし、そこに楽しみもあるでしょう。

ただし、入店して商品選びの段階になったら、そうしたゲーム感覚は一旦捨てて、商品を手に取ったら「本当に欲しいのかどうか」を自問するようにしましょう。

100円のものであっても、愛着の持てる品物を選ぶのがポイントです。そうすれば、買ってからもぞんざいに扱うことなく、値段以外の価値をその物に見出して大事にするでしょう。

 

食べ物を買う時

次に食べ物をスーパーなどで買う場合ですが、たとえ夕方以降で「〇%引き」になっていても、「食べたくないものは買わない」と決意することが大事です。

逆に、どうしても食べたいと思ったものは、少し高くても思い切って買うようにしましょう。その食品は、あなたの体が栄養として欲しているのです。

なお、空腹時にはなんでもいいから食べたいという気持ちになるため、なるべく空腹時を避けて買い物に行くことをおすすめします。

 

洋服など身に付ける物を買う時

洋服など身に付ける物を買う時には、値段にとらわれてサイズ確認を忘れないようにしましょう。「そんなことあるわけない」と思われるかもしれませんが、私は失敗したことがあります。

ネットで靴を買う時、もちろんサイズは確認して買いました。ただし、安さに目がくらんで幅を無視してしまったんですね。普段3Eの靴を履いているのに1Eの靴を買ってしまいました。もちろんきつくて、しばらくして捨てました。

また、流行に左右されるのではなく、自分が身に付けたいかどうかで購入を判断しましょう。流行が過ぎると捨ててしまうことになりますしね。そして、サイズがすぐ合わなくなる子供服などでは、メルカリやレンタルなどで気に入った服を見つけるのも手です。

 

家具など高級品を買う場合

家具などの高級品を買う場合には、それこそ値段よりも自分が気に入るかどうかで購入を判断しましょう。長く使うことになるので、気に入らないと不快感が長く残ることになります。

ただし、こだわりがないのであれば、究極の手段としてミニマリストのように「持たない」という選択もあるでしょう。現代ではそれでも生きていけるようなオプションも揃いつつあります。

 

まとめ:「安物買いの銭失い」は節約の大敵です

「安物買いの銭失い」について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

「節約するつもりが、かえって高くついてしまった!」こんなことは避けたいですね。そうならないように、心がけと行動をしっかりと定めて、賢くお金を使うようにしましょう。

 

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