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専業主婦になりたい場合、男性の年収はどれくらい必要?FPが徹底解説!

専業主婦になりたい場合、男性の年収はどれくらい必要?FPが徹底解説!

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婚活FP山本

婚活FP山本

CFP®、一級FP技能士

山本FPオフィス代表。商品先物会社、税理士事務所、生命保険会社を経て2008年8月、山本FPオフィスを設立し、同代表就任。 現在は日本初の「婚活FP」として、婚活パーティを開催しながら婚活中の方や結婚直後の方など、主に比較的若い方のご相談を承っています。また「農業FP」としても活動をはじめ、独立10年を機に「後輩育成」にも力を入れています。詳細は「婚活FP」でご検索を。

この記事のポイント

・専業主婦は男性の年収より「生活水準」が大切

・昨今の専業主婦は家計破たん予備軍

・専業主婦に必要な男性年収は1500万円超

この記事は約5分で読めます。

こんにちは、婚活FP山本です。「将来の夢はお嫁さん」という言葉が表すように、女性にとって結婚して専業主婦になるのは、一つの人生設計といえるかもしれませんね。

しかし今や随分と様変わりし、誰もが普通に結婚して専業主婦になれる時代ではなくなりました。とはいえ、今でも専業主婦希望の女性も多いのは紛れもない事実です。

そこで今回は、専業主婦になるのに必要な男性の年収をお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。

 

専業主婦は年収より生活水準が重要

専業主婦は年収より生活水準が重要

まずは、そもそもの専業主婦になれるか否かの考え方をお伝えします。一般的な考え方だと「男性の年収さえ高ければ専業主婦になれるハズ」でしょう。しかしこれは少し間違っており、「どの程度の生活をしたいのか」によって、男性に必要な年収は大きく変わってきます。

こんな場合、一般的には「贅沢はいわない、普通でいい」という方も多いですが、実は普通の中身もかなり個人差があるのが実情です。代表例は、やはり「欲しい子供の数」でしょうか。最終的な教育費を考えれば、子供一人違うだけで月7~8万円違ってきますからね。

それに、残念ながら今は「普通ならば大丈夫」という時代でもありません。最終的に8割以上の世帯が老後破産する可能性がある時代です。さて、あなたはどの程度の生活を希望しますか?

 

働きたくないが貧乏はイヤ……は通じない

こんな時代に専業主婦になりたいなら、特別に年収の高い男性を捕まえたケースを除けば、生涯にわたりかなりの貧乏生活を覚悟しなければなりません。もし強引に専業主婦になって普通に暮らしたとしたら、それは遠い将来での破産を意味すると考えておきましょう。

つまり、働きたくないけど貧乏はイヤ……というのは、ほとんどのケースで通じないという事です。長年、専業主婦になると考えてきた女性にはハシゴを外された気分かもですが、まずこの現実は知っておきましょう。

 

高年収でも専業主婦になる余裕がない?

高年収でも専業主婦になる余裕がない?

次に、高年収男性の現実をお伝えします。知るぽると(金融広報中央委員会)の平成29年「家計の金融行動に関する世論調査」によると、年収1000万円の方の45.5%が無貯金、27.3%の方が貯金300万円以下という結果です。7割程度の方には貯金がありません。

これは早い話、収入のほぼ全てを使っている訳です。つまり、「年収が高ければ専業主婦になる余裕も持っているハズ」というのは、あなたの思い込みに過ぎません。年収1000万円の人は1000万円の、年収500万円の人は500万円の生活水準が普通になる訳です。

仮にあなたの年収が500万円とすれば、年収1000万円の普通は贅沢に思えるでしょうが、年収300万円の人からすれば、あなたも十分贅沢といえます。この感覚を理解しておきましょう。

 

結婚しても変わらないことが基本

付け加えれば、中には「結婚したら変わってくれるハズ」と考える人もいるでしょう。中には同じことをいう本人もおられます。でも……ほとんどの場合で、それは実現しません。これは男女差もあるのですが、それ以上に「生活水準は簡単には落とせない」という事です。

当初は子供一人分の節約すら困難、それも数ヶ月で音を上げるのが普通といえます。昔は結婚してから年収が上がったのですが、今はそれも中々望めませんから、強めの注意が必要です。

 

専業主婦の恐怖は大学、定年、離婚で思い知る

専業主婦の恐怖は大学、定年、離婚で思い知る

さらに、専業主婦が厳しいポイントをお伝えします。当然ながら専業主婦は無収入、扶養の範囲で働くにしても年収100万円程度です。このため、必要な収入は基本的に夫に頼ることになるのですが、それで将来的に必要な全てのお金を賄うことが可能でしょうか?

まず大半は、子供の大学費用約700万円を出せなくなります。仮にここをクリアしても、定年による収入減で老後の生活が成り立たなくなるのが実情です。中には「必要なだけ節約する」と考える方もいますが、生活水準は簡単には下がらず、下げるにも限度があります。

また別角度の話ですが、専業主婦は離婚の時に問題です。その後の生活を考えれば簡単には離婚できませんし、されたら死活問題になりますからね。くれぐれも注意しましょう。

なお、老後が気になる方は以下記事も参考にどうぞ。

 

結婚直後は何も感じず、簡単に専業主婦に!

幸か不幸か、専業主婦になっても結婚直後に何か問題が発生する訳ではありません。このため、特に地方では未だに専業主婦になる方も多いのが実情です。しかし、結婚直後に問題が発生しないからこそ無職期間が長引き、能力的にも精神的にも社会復帰が困難になります。

人間「ひとまずラクな方」に進みたいものですが、その先にラクな人生が待っているとは限りません。できれば目先ではなく、先々を見据えた上で専業主婦になるかどうかを考えましょう。

 

専業主婦になりたいなら年収1500万円超?

専業主婦になりたいなら年収1500万円超?

さらに、どうしても専業主婦が譲れない方へ目安をお伝えします。明確な統計がある訳ではないのですが、どうやら自分を一般人だと思っている人の場合、普通の感覚で散財できる限界は「年1000万円程度」のようです。年収に換算すると、おおよそ1500万円でしょうか。

つまり年収1500万円を超える人なら、普通程度に散財しても自然とお金が残って貯金できてしまう……つまりは専業主婦を養える余力がある訳です。実際に余力があるかどうか、それを奥さんに使うか否かは個人差がありますが、ひとまず経済的な力はあるといえます。

逆にいえば、年収1500万円以下の男性が相手なら、専業主婦になると破産の可能性が高いといえる訳です。少なくとも、破産への警戒心だけは忘れないようにしておきましょう。

 

約2%の狭き門。見合う市場価値は?

国税庁の平成29年「民間給与実態統計調査」によると、年収1500万円を超える男性は、全体の1.8%という結果です(ちなみに女性は0.2%)。当然のように、このクラスの男性はモテる「狭き門」といえるでしょうね。そしてどんな人でも、より良い異性との結婚を望みます。

専業主婦の夢を叶えられるのは、上位2%の市場価値がある女性に限るのが現代かもしれません。少なくとも数字だけで言えば、「なれたらラッキー」程度に考えた方が無難ではないでしょうか。

 

専業主婦になって欲しい男性は避けよう!

専業主婦になって欲しい男性は避けよう!

最後に一点、大切な専業主婦のポイントをお伝えします。ここまでお伝えした通り、もはや専業主婦はなりたくても中々なれない夢の職業……のハズです。ところが、現代でも一定数「妻には専業主婦になって欲しい男性」がいます。あなたはこういう男性をどう思いますか?

こういう男性の多くは、男らしい訳でもなければ経済力がある訳でもありません。ただ何も未来を考えず、「この方が男らしいと考えている」か「働いてほしいと言い出せない」かのどちらかです。そして、どちらにせよ将来的に家計が破綻することになる……でしょうね。

そればかりか結婚後に不仲になっても、経済力という命綱を握られ、離婚もできなくなります。専業主婦は、もはや「なってはならない職業」です。なるべく、こういう男性は避けましょう。

なお、それなら結婚しなくていい……などと考えた方は以下記事も参考にどうぞ。

 

もはや専業主婦は非常識な時代!?

厚生労働省の平成29年「共働き等世帯数の年次推移」によると、現代の専業主婦世帯は全体のおよそ37%という結果です。また複数のアンケートでも、婚活女性の約3割程度は専業主婦を希望しています。減少傾向とはいえ、根強い人気が伺える結果かもしれません。

ただ、「皆がやっているから大丈夫」というものでもありません。そして少なくとも、もはや専業主婦は一般的とさえいえません。できるだけ、一般的な「共働き」を基本に考えましょう。

 

専業主婦は結婚自体を遠ざける願望かも

昨今では共働きを希望する婚活男性も増えてきました。このため未来を見据えなくても、専業主婦は目先の結婚自体を遠ざけてしまう願望かもしれません。多少の支援や仕事の減少程度ならともかく、無収入になる専業主婦は控えるべき時代なのかもしれませんよ。

なお、こうお伝えすると「妥協」を考える方もいるでしょうが、この点が気になる方は以下の記事も参考にどうぞ。

 

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