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【婚活FP解説】結婚費用はいくら必要?準備〜新生活までにかかるお金のこと

【婚活FP解説】結婚費用はいくら必要?準備〜新生活までにかかるお金のこと

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婚活FP山本

婚活FP山本

CFP®、一級FP技能士

山本FPオフィス代表。商品先物会社、税理士事務所、生命保険会社を経て2008年8月、山本FPオフィスを設立し、同代表就任。 現在は日本初の「婚活FP」として、婚活パーティを開催しながら婚活中の方や結婚直後の方など、主に比較的若い方のご相談を承っています。また「農業FP」としても活動をはじめ、独立10年を機に「後輩育成」にも力を入れています。詳細は「婚活FP」でご検索を。

この記事のポイント

  • 披露宴費用の平均は350万円、総額は700万円。
  • プロは未来を見据えて逆算で計算する!
  • 一番大切なのは「二人の話し合い」。

この記事は約6分で読めます。

こんにちは、婚活FP山本です。男性にとっても女性にとっても、待ちわびたプロポーズを終えた次に気になるのが「結婚費用」でしょう。

方々でもイメージでも「高額なお金が必要」とありがちなものの、最近では非正規労働者を筆頭に年収が低く、貯金も少ない方も多いですからね。ひとまず、最低限の知識を持っておきましょう。

そこで今回は、結婚費用について様々な角度でお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。

 

披露宴に必要なお金の目安は平均350万円ほど

披露宴に必要なお金の目安は平均350万円ほど

まずは、一般的な結婚費用の相場についてお伝えします。ゼクシィの2018年「結婚トレンド調査」によると、もっとも高額な結婚費用である「挙式・披露宴」に必要なお金の目安は、全国平均で約350万円です。もっとも、相応に地域差もありますけどね。

また近年の結婚指輪の相場は、二人分で約24万円となっています。このため、あなたが平均的な結婚式を挙げたいと考えるならば、おおよそ400万円程度の予算が必要です。

ただ、結婚式には「ご祝儀」が付き物ですから、その分だけ予算を下げることもできます。逆に、希望によっては青天井で予算を上げることも可能です。

自分達の場合はどのような結婚式を挙げるのか……まずは二人でじっくり話し合ってみましょう。

 

相場通りの予算を準備するかどうかは自由

あくまで挙式や披露宴というのは、どのような内容にするかは当人達次第です。相場通りの予算を準備して、平均的な内容にしなければならない訳ではありません。

むしろ最近では、より割安な予算や人員で済むホテルやゲストハウスで式を挙げる方も増えています。

中には、一切のイベントを省略して婚姻届のみというカップルもいるほどです。つまり、イマドキの結婚式は費用も含めて自由といえます。最終的には夫婦が納得すれば良い訳です。親や親戚、上司の手前という問題も絡みますが、ともかく柔軟に考えましょう。

なお、結婚費用の貯め方が気になる方は以下記事も参考にどうぞ。

 

新生活も含めて内訳は大きく異なる

新生活も含めて内訳は大きく異なる

次は、披露宴関係以外の結婚費用の相場についてお伝えします。ゼクシィの2018年「結婚トレンド調査」によると、全体としては以下の通りです。

  • 挙式前の婚約関係:60.3万円
  • 新婚旅行の関係:71.7万円
  • 新生活に使う費用:150万円

婚約から新生活までにかかる総額費用の平均相場としては、およそ700万円といった金額になります。もっとも新生活も含めて、個々人で内訳は大きく異なるのが実情です。十分にお金があるならともかく、そうでないカップルも多いでしょうからね。

ただし、「お金がないから諸々を諦めてね」が通るかどうかもカップル次第です。ひとまずは、上記程度のお金が必要になるかもしれないと考えて、準備に励むことをおすすめします。

 

総額いくら必要かは本当に当人達次第

現代は多様化の時代であり、結婚費用も本当に様々です。総額いくら必要かは、本当に当人達次第といえます。

一回のことで多額のお金を使うのは勿体ないという考えの方もいる一方、一生で一度だからこそ豪華にしたいと考える方もいますから、一概には言えません。

なお、最近ではブライダルローンも登場していますから、お金がなくても相応の式を挙げることも可能といえば可能です。色んな角度で話し合い、納得のいく結婚式にしていきましょう。

なお、ブライダルローンが気になる方は以下記事も参考にどうぞ。

 

新生活以降に必要な金額は教育費次第?

新生活以降に必要な金額は教育費次第?

ここからは、筆者目線での結婚費用の考え方についてお伝えします。一般的な方だと、結婚費用を考える際は「新生活の開始程度まで」を想定するものです。

しかしプロとして言えば、それは極めて危険な考え方といえます。その後も様々なことにお金は必要ですからね。

新生活以降に必要なお金の代表格は「教育費」です。教育費の金額は、子供一人あたり総額で平均1200~1300万円も必要になります。

しかも教育費というのは、子供の成長に合わせて右肩上がりに上がっていき、最終的な大学では4年間で700万円を超えるお金が必要です。

あなたは結婚後、何人くらい子供が欲しいですか?子供の数によっては、共働きが困難になることもあります。まずは、教育費のことも想定して結婚費用を考えていきましょう。

 

できれば住宅のことも考えたい!

一般的に、子供が小学校入学頃になると住宅購入を考える方が多いです。住宅はフルローンで購入することもできますが、その分だけローン支払いが困難になります。時期的に、結婚から10年後程度になりますが、この間だけで十分な貯金ができるでしょうか?

まだ子供が小さいという理由で、これまでのようにフルタイムで働くのが困難になることも多いです。購入時期によっては、定年後も長く住宅ローン支払いが続くことも多々あります。できれば、この住宅のことも考えて結婚費用を考えましょう。

 

老後資金として2000万円必要な時代?

老後資金として2000万円必要な時代?

多くの方にとって、人生の終盤で問題になるのが「老後資金」です。老後資金として2000万円必要などという国の発表もありましたね。2000万円で足りる方は稀で、むしろプロとして言えば倍の4000万円は必要なのですが、ともかく大金が必要になるといえます。

「結婚後にがんばって節約生活する」と言う方もいますが、がんばって節約すれば誰もが必要なだけ貯められる訳ではありません。

統計上、実際に必要なだけ貯められた世帯は全体の2割程度です。しかも今は終身雇用も崩壊し、40歳を過ぎれば大手でもリストラ対象になりえます。

あなたは老後資金について、十分に貯められるだけの見通しを持っているでしょうか。何十年も先を考えるのは困難なことも多いのですが、できれば老後資金も考えに入れて結婚費用を考えていきましょう。

 

人生の流れを考え、逆算して結婚費用を考えよう

何となくお気づきでしょうが、「結婚費用にいくら使っても大丈夫か」は、現在の二人の経済力とともに「その後の人生をどう考えているか」で決まります。つまり、今後の人生の流れを考えて、そこから逆算して結婚費用を考えることが重要です。

少なくとも現代は、ただ働いて適当に貯めていれば誰もが全てが上手くいくような時代ではありません。必要に応じて専門家への相談も視野に入れ、結婚費用について考えていきましょう。

なお、結婚後の生活が気になる方は以下記事も参考にどうぞ。

 

 

結婚式も指輪も最低限に抑えるべき?

結婚式も指輪も最低限に抑えるべき?

ここからは、結婚費用について補足情報をお伝えします。まず、先ほども触れた通り結婚費用にいくら使うかは個人の自由という点です。

ここまでお読み頂いた方なら、教育費や老後のことも考えて結婚式も指輪も最低限の予算に抑えるべきだと考えたかもしれませんね。

けして間違っている訳ではないものの、削れば良いという訳でもありません。結婚式は結婚式で大切な儀式であり、ナシだったり粗末すぎる式だったりすれば、それはそれで今後の夫婦の仲にも影響しかねません。

あくまで将来に必要なお金のことも考えて判断することが大切という意味合いです。住宅購入でも同じなのですが、結婚費用も結婚費用のことだけを考えていては世間の相場くらいしか判断根拠がありませんからね。

大切なのは世間以上に「自身の未来」です。未来のことも考えつつ現在の結婚についても考え、両方のバランスを取っていくことをおすすめします。

 

男性と女性で意見が分かれやすいかも……

一概には言えないものの、一般的には男性は結婚式の予算を抑えたい傾向にあり、女性は盛大にしたい傾向にあります。

また多くのカップルは、交際中にお金のことを話し合うことは稀なので、上手に結婚費用について話し合えず、二人の力関係のままに決めてしまうことも多いのが現実です。

目の前に、待ちに待った結婚式が待ち受けている訳ですから、そのお気持ちも分からなくもないのですが……。少なくとも、お互いムリと思える相手の願望に流されることなく結婚費用を決めていきましょう。

 

結婚費用はお金を話し合う最初のチャンス?

結婚費用はお金を話し合う最初のチャンス?

最後は、「結婚費用はお金について話し合う最初のチャンス」という点です。一般的な夫婦は、交際中は元より結婚後もお金について話し合わない事も多々あります。

お金のことというのは、非常に敏感な問題ですからね。お金は、あっても無くてもトラブルの元になりえます。

しかし、お金について話し合わない夫婦は、お金に関する足並みがそろわず、それはそれでトラブルの元になることも多いのが実情です。

一方が節約に励み、もう一方が窮屈に感じて浪費し、お互いに金銭感覚の相違を感じて離婚してしまうことも実際に多いといえます。

どうしても二人で話し合えない、話し合いにくいのなら、筆者のような専門家を間に挟むことも可能です。結婚後のこともそうですが、まずは目先の結婚費用について、存分に二人での話し合いを重ねて決めていきましょう。

 

愛が深まってもこじれても早い方がいい?

お金のことなど、トラブルになりやすい問題というのは、つい先送りしがちです。結婚直前なら尚更といえます。ただトラブルになりやすい問題は、乗り越えられると仲が深まる効果もあるものです。

逆に乗り越えられないなら、いつ話題に出ても結果が変わらないことも多いといえます。むしろ、先送りするほどトラブル具合も深刻なものになりがちです。

愛が深まるかこじれるかは二人次第ですが、どちらにせよ早い方がいいという考え方もあります。むしろ、話し合いを通してトラブル無く乗り越えられたなら、結婚後に別のトラブルが発生しても同様に話し合いで乗り越えられるでしょう。

結婚費用は、その準備も含めて「夫婦の最初の試練」でもあるといえます。互いに相手を信じて、この試練を乗り越えていって頂けますと幸いです。

 

結婚費用は先々を考えて決めていこう!

結婚費用は、相場としては披露宴で350万円ほど、総額では約700万円が目安です。一方でプロとしては、結婚後の先々を見据えて結婚費用として使える予算を考えることをおすすめします。

いずれにせよ、大切なのは「二人の話し合い」です。存分に話し合い、お互い納得のうえで結婚式へと駒を進めていきましょう。

 

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