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自動車保険はどこを比較すべき?評判・保険料・条件の比べ方を解説!

自動車保険はどこを比較すべき?評判・保険料・条件の比べ方を解説!

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佐藤 元宣

佐藤 元宣

佐藤元宣FP事務所代表CFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士、経理実務士

税理士や社会保険労務士といった士業事務所経験と保険代理店を行った経験などを活かし、生活する上で避けて通れない「お金」の相談に幅広く応じている独立系FP。家計の収支状況と専門性を融合したプランニングを提供しています。

この記事のポイント

  • 自動車保険選びは、代理店型とダイレクト型自動車保険のポイントを知り、見積もりや補償内容について比較検討をすることが大切であり、基本です。
  • 代理店型とダイレクト型自動車保険のどちらを選んだとしても、共通する比較するべきポイントが複数あります。
  • 自動車保険の特徴をしっかりと理解した上で、同じ種類の自動車保険同士、できるだけ同じ条件で比較することが大切です。

この記事は約8分で読めます。

自動車保険は、大きく代理店型の自動車保険とダイレクト型の自動車保険があり、選んだ種類の自動車保険や保険会社によって、保険料や補償内容が異なります。

ただし、いずれの自動車保険を選んだとしても、契約加入をする前に自動車保険選びのポイントを知り、見積もりや補償内容について比較検討をすることが大切であり、基本となります。

そこで本記事では、自動車保険の比較ポイントを中心に解説を進めます。

 

代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険のどちらを選ぶか

代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険のどちらを選ぶか

自動車保険の比較をするためには、まず、ご自身が、代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険のどちらを選ぶのか決めるところから始めなければなりません。

そのためには、代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険のメリットやデメリットなどの特徴について知っておくことが欠かせません。そこで、次項では代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険の違いを紹介します。

 

代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険の主な違い

自動車保険の種類 代理店型自動車保険 ダイレクト型自動車保険
保険料 高い 安い
契約方法 担当者と対面によって行う 基本的にネットや電話を通じて行う
補償内容 担当者の保険設計に基づいて決定 ご自身で検討して決定
相談 基本的に担当者が対応 保険会社のオペレーターが対応(相談の都度異なる)
見直し・他社への乗り換え 担当者を通じる必要があるため時間がかかる WEBや電話でいつでも可能
ロードサービス いずれも基本的なロードサービスは充実している
現場対応 担当者や時間帯によって対応が異なる 保険会社の関係者が現場へ足を運ぶことはない

代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険では、間に保険会社や保険代理店の担当者が入るか、入らないのかによる違いや負担する自動車保険料に大きな違いがあります。

なお、補償内容やロードサービスなどによる違いも確かにありますが、こちらは、ご自身が選択した保険会社や任意で加入する補償内容に左右されるため、代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険のいずれを選んだとしても大きな違いが生じるとは言えません。

 

ネット申し込みのダイレクト型自動車保険は保険料が安い

ネット申し込みのダイレクト型自動車保険は保険料が安い

ネット申し込みのダイレクト型自動車保険は、自動車保険の契約を締結した際に、保険代理店に支払う代理店手数料や店舗・その他の経費が削減できるといった理由から、自動車保険料が代理店型自動車保険と比べて格安になっている特徴があります。

なお、ダイレクト型自動車保険を選ぶメリットやデメリットといった特徴や注意点につきましては、同サイト内で公開している以下の記事から詳しく確認してみることをおすすめします。

 

自動車保険や事故対応に不安な人は、代理店型自動車保険を検討

自動車保険や事故対応に不安な人は、代理店型自動車保険を検討

ダイレクト型自動車保険は、保険料が安い反面、補償内容選びや加入手続きのほか、事故があった場合の対応も基本的にはご自身で行わなければなりません。

そのため、自動車保険や事故対応に不安な人は、代理店型自動車保険を検討してみるのがおすすめです。

なお、代理店型自動車保険を選ぶメリットやデメリットといった特徴や注意点につきましては、同サイト内で公開している以下の記事から詳しく確認することができます。

 

 

自動車保険はどこを比較すべきなのか?

自動車保険はどこを比較すべきなのか?

代理店型とダイレクト型の特徴について紹介しましたが、ここからは、自動車保険選びをする上で、比較するべきポイントについて個別に解説を進めていきます。

なお、比較ポイントは、共通事項、代理店型自動車保険の場合、ダイレクト型自動車保険の場合の3つに分けています。代理店型自動車保険を選択する人は、代理店型自動車保険同士、ダイレクト型自動車保険を選択する人は、ダイレクト型自動車保険同士を比較するようにして下さい。

 

比較ポイントの共通事項

  • 対人賠償・対物賠償は、無制限の補償になっているかどうか
  • ロードサービスなどの各種サービスが充実しているのか
  • リスク細分化で契約条件を細かく設定することができるのかどうか
  • 車両保険を含めて保険料は安くあがるのか
  • 任意で加入する特約の種類や内容が充実しているのかどうか

 

①対人賠償・対物賠償は、無制限の補償になっているかどうか

代理店型自動車保険やダイレクト型自動車保険を問わず、自動車保険のほとんどは、対人賠償および対物賠償が無制限で、かつ、契約時に自動的に付帯される基本補償となっています。

対人賠償は、事故相手の身体を補償し対物賠償は、事故相手の物(自動車など)を補償するためのものになりますが、いずれの補償も無制限になっていることを必ず確認して下さい。

ごく稀に、対物賠償が無制限ではない自動車保険があるため要注意です。

 

②ロードサービスなどの各種サービスが充実しているのか

自動車保険に加入しますと、ロードサービスなどをはじめとした各種無料サービスが受けられる特典があるため、これらのサービスの質が良いのかをはじめ、多くのサービスが提供されるのかどうかも合わせて比較検討されることをおすすめします。

 

③リスク細分化で契約条件を細かく設定することができるのかどうか

リスク細分化とは、自動車保険を契約する上で、ドライバーや走行距離をはじめ、自動車保険で補償される人や範囲を細かく限定することを言い、補償範囲が狭くなればなるほど、自動車保険料を安く抑えることができます。

これらの選択肢は、保険会社によってそれぞれ異なり、細かく分けられているほど自動車保険料を安く抑えられる可能性が高まります。

 

④車両保険を含めて保険料は安くあがるのか

車両保険とは、事故や自然災害をはじめ、飛び石などの偶発的な事故によって、契約している自動車が損害を被った場合に、加入している自動車保険から補償が受けられるものを言います。

通常、車両保険は、別途、任意で加入するものになりますが、車両保険の有無や保険会社によって保険料は大きく異なることになるため、車両保険を付ける場合は、車両保険が付いた見積もりを保険会社間で比較検討することが大切です。

 

⑤任意で加入する特約の種類や内容が充実しているのかどうか

自動車保険には、別途任意で加入することができる特約があり、代表的な特約には、弁護士費用特約や個人賠償責任特約などがあります。

実のところ、これらの特約は、補償される範囲や金額が保険会社によって異なる特徴があり、どこの特約も同じではありません。

そのため、自動車保険に別途特約を付加する場合は、特約の種類や内容が充実しているのかどうか比較検討することが、とても大切になります。

 

【代理店型自動車保険の場合】担当者の応対やスキルに問題がないかどうか

代理店型自動車保険を選ぶメリットに、担当者と面談しながら補償内容を決定することができると言われることがあります。

ただし、すべての担当者が同じ高度な知識を持ち合わせているとは限らず、さらに保険契約を取るという目標(ゴール)があるため、顧客本位の補償内容に必ずなっているとは限らないこともあります。

面談をしながら、担当者の応対やスキルに問題がないかを感じ取り、疑義が生じた場合は違う人に相談することも大切です。

 

【ダイレクト型自動車保険の場合】適用される割引の金額や質はどうか

ダイレクト型自動車保険は、インターネット割引や継続割引といった保険料が安くなる割引制度を多くの保険会社で採用しております。

ただし、ダイレクト型自動車保険を販売している保険会社によって割引金額が異なり、特に比較をする上で注意が必要なのが、2年目以降に更新した場合の継続割引です。

継続割引は、同額のところもあれば、更新する都度、割引金額が下がるところもあるため、この点は要注意です。

 

継続割引が同額のダイレクト型自動車保険がおすすめ

ダイレクト型自動車保険は、ご自身で補償内容を選んで加入手続きをしなければなりませんが、2年目以降も同じダイレクト型自動車保険を継続更新する場合、手続きがとても簡単なメリットがあります。

そのため、2年目以降も適用されるインターネット割引(継続割引)が変わらないダイレクト型自動車保険を選ぶことによって、無駄な保険料の支払いや手続きの時間が省かれることに繋がりおすすめです。

 

 

自動車保険のランキングや評判は、保険選びの参考程度に活用する

自動車保険のランキングや評判は、保険選びの参考程度に活用する

自動車保険を選ぶ際に、比較すべきポイントを紹介しましたが、ちまたでよくある自動車保険のランキングや口コミなどの評判は、自動車保険選びの参考程度に活用することをおすすめします。

この理由は、自動車を使用する人の家族構成やお住いの地域をはじめ、自動車の使途などが、個々によってすべて異なるためです。

そのため、ランキングや評判の通りに自動車保険を契約しても、それが自分たちに合ったものとは限りません。

 

おすすめや人気の自動車保険はある?どこが良い?保険選びで迷っている方へ

自動車保険のランキングや評判は、保険選びの参考程度に活用することをおすすめしたばかりですが、自動車保険選びで迷っている方にとってみますと、具体的な保険会社や保険商品を教えて欲しいといったニーズがあると思われます。

そこで本項では、参考情報として、代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険の内、比較検討の選択肢に入れておきたい保険会社(保険商品)について紹介します。

 

代理店型自動車保険に加入予定の方

現在、社会問題にもなっている自動車の危険運転や煽り運転から自分を守るための手段として、ドライブレコーダー特約というサービスが、大手損害保険会社を中心に提供されています。

ドライブレコーダー特約を取り扱っている主な保険会社と商品名は以下の通りです。

  • 三井住友海上火災:GKクルマの保険
  • 東京海上日動火災:トータルアシスト自動車保険
  • 損保ジャパン日本興亜:THEクルマの保険
  • あいおいニッセイ同和損保:タフ・クルマの保険

ドライブレコーダーを自動車に搭載しておらず、かつ、危険運転や煽り運転から自分の身を守りたいと考えている方は、上記4つの代理店型自動車保険を比較検討してみるのも良いでしょう。

ドライブレコーダー特約の詳細につきましては、同サイト内の以下記事から確認できるため、ここでは解説を割愛させていただきます。

 

代理店型自動車保険で保険料をできる限り安くしたい方

代理店型自動車保険を選ぶ予定の人で、高い自動車保険料をできる限り安くしたいと感じている方であれば、AIG損保のAAP(家庭用総合自動車保険)も比較検討の候補に入れてみるのも良いでしょう。

AIG損保のAAP(家庭用総合自動車保険)は、先に紹介したドライブレコーダー特約を取り扱ってはおりません(令和元年7月現在)が、大手損害保険会社が販売している自動車保険に比べて多少、保険料が安くあがるものと思われます。

 

ダイレクト型自動車保険に加入予定の方

現在、ダイレクト型自動車保険の強みとして多くなっているのは、保険料の安さはもちろんですが、セコムやALSOKといった警備会社の担当者が事故現場へ急行するサービスです。

ダイレクト型自動車保険は、基本的に事故対応も自分で行われなければなりませんが、仮に、事故が起きた場合に、警備会社の担当者が現場へ駆けつける安心感はかなり大きいでしょう。

なお、現場急行サービスに対応しているダイレクト型自動車保険は、以下の通りです。

  • ソニー損保:ソニー損保の自動車保険(セコム対応)
  • セゾン自動車火災:おとなの自動車保険(ALSOK対応)
  • セコム損保:セコム安心マイカー保険(セコム対応)
  • イーデザイン損保:自動車保険(セコム対応)

 

現場急行サービスの有無と継続割引が同額なダイレクト型自動車保険がおすすめ

ダイレクト型自動車保険を選ぶのであれば、現場急行サービスの有無と継続割引が同額なダイレクト型自動車保険がおすすめです。

また、自動車事故によって生じた損害の内、個人が賠償責任を負わなければならなくなった時のために個人賠償責任特約を付けておくこともおすすめしますが、補償範囲が無制限となっているおとなの自動車保険は、他社に比べて優位に立っています。

 

保険料の安さでは、イーデザイン損保が優位

ダイレクト型自動車保険の中でも、保険料の安さでは、ソニー損保やおとなの自動車保険を抜いて、イーデザイン損保が優位に立っていると思われます。

ただし、個人賠償責任特約や弁護士費用特約といった特約の補償の質に関しましては、おとなの自動車保険やソニー損保の方が優位になっていると考えられるため、比較した時、何を優先するのかによって選択肢が変わるものと推測されます。

 

自動車保険の比較に関するまとめ

自動車保険を選ぶ上で、ご自身が選んだ自動車保険が代理店型自動車保険であってもダイレクト型自動車保険あっても比較するポイントは基本的に同じです。

重要なのは、それぞれの自動車保険の特徴をしっかりと理解した上で、同じ種類の自動車保険同士で比較するところにあり、かつ、同じ条件で比較検討するところにあります。

基本補償などの内容は、保険会社によって極端な違いがないため、上記比較方法を守ることが大切だと言えます。

 

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