- 結婚はリセットできない重い決断、不安は普通。
- 結婚しても「離婚できる」と考えよう!
- 金銭面は「年収に願望を合わせる」で対処を。
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こんにちは、婚活FP山本です。「マリッジブルー」という言葉があるように、中には結婚直前に不安な気持ちになる人っていますよね。この不安な気持ちになる理由や原因が分からず、結婚を躊躇してしまう方もいるのが実情です。せっかくですし、できれば不安より嬉しい気持ちで結婚したいものではないでしょうか。
そこで今回は、結婚直前に不安な気持ちになる原因と解消法についてたっぷりお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。
目次
まずは、結婚直前で不安になる原因の基本をお伝えします。結論から言えば、それは「結婚が一種の決断だから」です。例外もありますが、やはり結婚と言えば「一度してしまえばリセットできないもの」ですからね。絶対的な正解がない中での決断に不安は付き物です。
しかも、結婚は人生を左右するほどの重いイベントと言えます。もし相手選びを間違えたら、取り返しのつかない失敗になる可能性もあるわけです。仮に相手選びは特に間違えてなくても、結婚することで今後の人生が大幅に変わりますが、「どう変わるか分からない」のも不安の原因と言えます。ある程度は予想が付いても、それは「絶対ではない」ですからね。
ひとまず、このような不安の原因については知っておくだけでも少しは安心に繋がるでしょう。
人生を左右するほどの重い決断、しかも後戻りできないとなれば、悩みが出るのが自然と言えます。不安な気持ちになるのが当たり前で、むしろならないほうがヘンです。もちろん程度問題でもありますが、それなりに強めの不安な気持ちになる人は多いと言えるでしょう。
逆に何も悩まず、何も考えずに結婚したら、むしろ結婚した後に後悔する可能性が高まるとさえ言えます。悩むのは自然なことで、むしろ悩むべきです。ぜひ、その悩みを好意的に受け入れていきましょう。
次に、もう一つの結婚直前で不安になる原因の基本をお伝えします。これも結論から言えば、「内面の不確実性」です。一般論として、女性の男性に対する価値観は「容姿・経済力・内面」と変わっていきます。「手に入らない現実に合わせた結果」ということも多いですけどね。
例えば、多くの女学生は「イケメン男性」を好みます。そういう男性と交際できた女性は、何の迷いもなくそのまま結婚しがちです。次は「年収の高い男性」を好みますが、ここでもまだ「お金さえあれば大丈夫」と考え、さほど悩まず結婚します。では、最後の内面では?
容姿や経済力とは違い、内面は何が良いのか人によって違います。内面さえ良ければ幸せになれるものでもありません。内面で選ぶしかない中、本当に内面で選んでいいのか不安になるわけです。女性でも恋愛相手と結婚相手は違い、その違いに戸惑っているのが原因とも言えるかもしれません。内面は決め手になりにくい……とも言えますね。
一般的に、年齢を重ねるほどに「お金や経済力の価値」を知ります。だからイケメンの次は年収の高い男性を好む一方、最後の内面で選ぶ時には金銭面に不安を感じることが多いのが実情です。ちなみにイケメンと結婚できた女性でも、次第に年収が低いと気になることも多いと言えます。
だからといって簡単に年収の高い男性に乗り換えられない以上、「年収の範囲でやりくりしていく」のが基本でしょう。そんな現実を受け止め、不安を減らしていきましょう。
ここからは、結婚での不安が増しやすい原因についてお伝えします。まずは「自分に自信や経験がない」です。自信とは、女性としての魅力や経済力を意味します。それらが無いほどにお相手男性に依存することになり、捨てられたら生きていけないということで不安が強まりがちです。
また経験とは、「決断の経験や男性を見る目」を意味します。結婚が人生で初めての重い決断という方も多く、それなら不慣れも手伝って不安も増すでしょう。男性との交際経験が少ない、ダメ男とばかり付き合ってきた……男性を見る目を養ってこなかった女性ほど、不安でしょうね。
どちらにせよ、今まで特に何もしてこなかった女性ほど不安も強まるものと言えます。逆にしっかり自分を高めてきた女性なら、過去の自分を信じることで不安も軽くなるでしょう。
中でも「自分の仕事の将来性」は、不安への影響が大きいです。今までずっとアルバイトや非正規だった、正社員だったけど仕事を続ける自信や気力がない……。仕事という経済力さえあれば離婚になっても大丈夫と思えますが、そうでないなら不安も当たり前です。
また自分の経済力が乏しい中、お相手男性の経済力や将来性も低いなら、余計に不安も強まりますね。必要に応じてFPに相談しつつ、改めて自立心を養うべきかもしれません。
「結婚や幸せに夢を見すぎている」も、実は不安が増しやすい原因になります。結婚とは女性にとって一切の不安や苦労から解放され、一生の幸せが保障される最高の行為……などと考えていませんか?唯一のステップアップのチャンス、などと考える女性もいますね。
これも程度問題であり、これを本気で強く考えている女性の多くは売れ残ります。しかしここまでは思ってなくても、近いものを結婚に求めているほどに、「今後もっと良い男性が現れるかも……」と考えてしまうわけです。「今回は結婚しないほうがいいのかも」という不安ですね。
ひとまず、絶対に失敗したくないと思うほどに、失敗が不安で決断できないものではないでしょうか。結婚の現実を知るほどに、少しは不安も軽くなるかもしれませんよ。
結婚に夢見る女性は、往々にして極端な傾向です。人生どん底で結婚しか再起のチャンスがない、既婚者の失敗談を聞いて見下し「私はそんな失敗しない」と考えている……。仮に結婚できても、「想像していた結婚との違い」を感じた時、耐えられないことも多いですね。
いずれにしても、結婚を美化している女性ほど現実を知った時が怖く、それがまた新たな不安に繋がりがちです。両親や周囲の既婚者を見て、結婚とは普通どういうものか考えてみませんか?
なお、逆に結婚しなかった場合を知りたい方は以下記事も参考にどうぞ。
ここからは、結婚直前の不安な気持ちや悩みの解消法をお伝えします。まずは「離婚」が基本です。結婚前に不安になるのは、簡単に言えば「結婚したらリセットできないから」と言えます。だからこそ失敗できないという思いが強くなり、それが不安の原因になるわけです。
失敗したと思ったら離婚すればいい……こう考えれば、随分とラクになりませんか?現に、今は3組に1組の夫婦が離婚している時代ですから、離婚も当たり前のことと言えます。子供さえいなければ独身と変わりません。むしろバツが評価される風潮さえあります。
簡単に離婚するためには経済力が欠かせませんから、結婚しても共働きが前提ですけどね。離婚しなくても経済力は大切ですから、そういう意味でも仕事を通して結婚への自信を養いましょう。
一概には言えませんが、女性の愛情は依存に近くなることがあります。身も心も、お金さえも全てを男性に任せてしまう……。これこそが愛情であり結婚と考える女性なら、最初から離婚を視野に入れる対処法は、代償として「嬉しい気持ち」を少し失うこともあります。
感情いっぱいに好きな男性と結婚したい気持ちも分かりますが、感情的なままでは不安という感情も消えません。少しだけ感情を理性や理屈でコントロールしていきましょう。
次に「男性の不安な気持ちに寄り添う」です。例えば、自然災害後のボランティアに、支援が必要そうな方が参加することがありますよね。人は自分と同じような、あるいは自分よりも苦しそうな人を助けることで、間接的に自分自身を救えることがあるわけです。
結婚に不安なのは男性だって変わりません。むしろ男性のほうが、これから妻子を支えなければならないプレッシャーに押し潰されそうになっていることが多いと言えます。そんな男性の気持ちに寄り添えば、自分の不安などちっぽけなものに思えるかもしれません。
男性の不安具合によっては、女性のほうが気丈に振る舞わなければ結婚できないこともあります。自分のことも大切でしょうが、あえて男性のことを考える対処法はいかがでしょうか?
なお、もっと男性の不安を知りたい方は以下記事も参考にどうぞ。
結婚すれば、あなたは彼女ではなくなる点を理解しているでしょうか?妻となり、パートナーとなり、男性に甘えていれば良い状態ではなくなるわけです。そうこうしているうちに、今度は子供が産まれて母となります。将来の子供のためにも、今のうちに強くなっておく必要があるでしょう。
自信がなくて余計に不安が増す人もいますが、旦那や子供がいるという環境が女性を成長させてくれることもあります。まずは練習の意味でも、少し男性に寄り添ってみませんか?
金銭面への対処法もお伝えします。結論から言えば、金銭面は「家と子供」への願望さえ控えれば、ひとまず(共働きを前提に)問題ありません。家は安めの賃貸、子供は一人だけ望みましょう。あとは年収に見合った程度の生活を送りつつ、年収アップに励むと良いでしょう。
一般的な女性が男性に高い年収を求めるのは、年収が低いと何かがあった時や心変わりした時に不安というのも理由です。素直にラクや贅沢したいこともありますけどね。支出を先に考えるなら、いくら年収があっても足りません。年収の範囲でやりくりするのが普通でしょう。
ちなみに子供は、ざっくり「月5~6万円程度」の貯金ができれば育てられます。どんなに年収が低くても、共働きなら基本的に大丈夫かと。それでも厳しければ、子供を諦めるのも手かもしれません。
「お相手の年収が低いから不安」というのは、婚活女性から常に聞く不安です。そこで考えが止まるのも問題ですが、周囲の無責任な「なんとかなる」は、もっと問題と言えます。なんとかなるかどうかは「願望や行動次第」です。ひとまず、周囲のこんな意見は絶対に無視しましょう。
また先々の話になりますが、老後を見据えれば結婚しない選択肢はありえません。結婚してもダメになることも多々あります。つまり、そもそも「なんとかなる」わけがないのが現代です。それでも結婚したほうが「まだマシなことが多い」ので、ぜひ今回は結婚しておくことをおすすめします。
なお、老後をもっと知りたい方は以下記事も参考にどうぞ。
最後に、あなたの今の不安そのものについてお伝えします。あなたは今まで、ここまで不安になったことがあったでしょうか?ここまで悩んだことはありましたか?おそらく、なかったのではないでしょうか。未経験だからこそ、どう対処していいか分からず苦しんでいるのかなと考えられます。
不安や悩みは、決して悪いことではありません。逃げずに乗り越えられた時、人として大きく成長できるはずです。そして今回の成長・成功経験が、次の決断や悩みの時にきっと役立つかと。結婚を通した一種の試練とも言えますから、ぜひ今回は「なぜこんなに不安になるのか」を、まずは存分に考えてみませんか?
考えて考えて、不安の原因を知って具体的に対処できたら、今回の件を乗り越えられたことになります。独身生活の集大成として、最後の試練に挑んでみましょう。
少なくとも、考えるには冷静にならなければなりませんから、自然と落ち着くことができます。そして考えを通して、分からなかったことが分かるようになれば、できなかったことができるようになれば、その時には成長とともに不安もなくなっているはずです。
そう考えるだけで、考えること自体が不安への対処法・解決法になるのではないでしょうか。最後はあなたなりの方法で、不安な気持ちを解決していきましょう。
多くの場合、不安は完全には消えません。皆、大なり小なり不安なまま結婚しています。ただ、仮に失敗しても「成功の元」であり、最後は勢いです。自分とお相手男性を信じて、ぜひ最初の一歩を歩み出していきましょう。
女性が結婚に不安を感じるのは、自身の経済力への不安も原因の一つ。
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