公開日:2019年6月20日
医療保険は、病気やケガで入院や手術をした場合に保険金が支払われる生命保険であり、広く多くの世代でニーズが高くなっています。
仮に、40代を例に医療保険を考えますと、子供の教育資金や住宅ローンの返済など、何かとお金が必要な世代であり、時として、病気による医療費や収入減少による家計の懸念も予測できます。
そこで本記事では、2019年オリコン顧客満足度ランキングの結果を基に40代におすすめの医療保険について紹介します。
また、医療保険については以下記事を参考にするのもおすすめです。
目次
2019年オリコン顧客満足度ランキングによると、医療保険における40代のランキングTOP5の保険会社は以下のようになっています。
40代の医療保険ランキングTOP5は、医療保険に加入している40代の総合満足度と見ることができ、加入手続き、商品内容、保険料、アフターフォロー、受取額・支払いスピードといった各評価項目の総合でランキングされたものになります。
前項で紹介したランキングは、加入手続き、商品内容、保険料、アフターフォロー、受取額・支払いスピードといった各評価項目の総合でランキングされたものになりますが、ここでは、ランキング上位の保険会社における評価項目の内訳について紹介しておきます。
順位 | 保険会社名 | 加入
手続き |
商品内容 | 保険料 | アフター
フォロー |
受取額および支払いの
スピード |
総合
評価点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 明治安田生命 | 73.81点 | 72.59点 | 67.39点 | 64.70点 | 75.36点 | 73.65点 |
2位 | アフラック | 74.50点 | 73.85点 | 68.55点 | 62.61点 | 75.42点 | 73.31点 |
3位 | オリックス生命 | 74.67点 | 74.35点 | 69.01点 | 62.38点 | 75.63点 | 73.00点 |
4位 | ソニー生命 | 73.91点 | 73.95点 | 69.91点 | 66.12点 | 74.78点 | 72.94点 |
5位 | メットライフ生命 | 75.30点 | 74.00点 | 68.44点 | 62.88点 | 76.33点 | 72.17点 |
塗りつぶし箇所は、2019年オリコン顧客満足度ランキングにおけるすべての保険会社の中で上位ベスト3に入っている項目になります。
ランキング1位になっている明治安田生命と2位になっているアフラックは、個別評価での上位ランキングはなく、総合評価点での上位ランクになっていることが分かります。
また、3位から5位の保険会社は、何かしらの個別評価項目が上位ランクしていることが分かり、加入者のニーズと保険会社選びの関係性もランキングの結果に影響を与えていると推測することができます。
ランキングの結果より、加入者のニーズと保険会社選びの関係性もランキングの結果に影響を与えていると推測されますが、実際に医療保険の加入者が保険会社(医療保険)選びで重視した項目は、以下の通りとなっています。
優先順位 | 評価項目 | 重視した割合 |
---|---|---|
1位 | 商品内容 | 32.86% |
2位 | 保険料 | 23.92% |
3位 | 加入手続き | 18.17% |
4位 | 受取額・支払いスピード | 17.05% |
5位 | アフターフォロー | 8% |
医療保険の加入者にとって、直接的な影響を与える商品内容や保険料が、保険会社(医療保険)選びにおいて特に重視されていることが分かります。
40代は何かとお金が必要な世代であることから、保険会社(医療保険)選びにおいて、商品内容や保険料といった直接影響を与える項目を優先している理由は十分理解することができます。
そこで、ここからはあくまでも参考情報となりますが、商品内容と保険料を考慮した40代におすすめの医療保険について特徴やポイントを紹介していきます。
ソニー生命の「総合医療保険(無配当)」は、保険料の面でランキング上位に入っているものの、医療保険で重視されている商品内容の面で見た時に、別途特約を付加しなければ、他社で販売している医療保険と同様の保障が確保されない懸念が残ります。
そのため、保険料面で安い評価を受けているものの、商品内容と保険料の両方のニーズを満たす上において不安が残るため、このような評価としました。
アフラックの「ちゃんと応える医療保険EVER」は、日帰り入院であったとしても一律5日分の保険金が支払われるほか、医療保険に加入した後のライフステージの変化に合わせて、別途特約加入できる特徴があります。
また、ネット専用医療保険として、健康応援医療保険も販売されており、ご自身の健康状態などを考慮しながら合わせて比較検討してみるのも良いでしょう。
メットライフ生命の「Flexi(フレキシィ)」は比較的保険料が安く、さらに保険契約者に対する24時間健康ダイヤルやセカンドオピニオン専門医の紹介状サービスといったものが無料で提供されるなどの特徴があります。
また、メットライフの医療保険は、他社に比べて保険料支払免除になる条件が比較的緩やかで、40代といった現役世代を考慮しますと、万が一の場合の安心点を評価しました。
オリックス生命の「医療保険 新CURE(キュア)」は、他社の医療保険に比べて商品内容や保険料などの面で評価が高くなっております。
保険料の安さに加え、たとえば三大疾病の場合は、「入院給付金の支払い限度日数が増える」「がん診断給付金が付けられる」「通院保障」など、多くの人が抱えている医療保障のニーズをほぼ満たせる医療保険と言えます。
三井住友海上あいおい生命の「新医療保険Aプレミア」は、40代の現役世代で、かつ、商品内容と保険料を考慮した時に、選択肢の1つとして加えたい医療保険だと評価します。
公式サイトの保険料シミュレーターがしっかりしており、40代の現役世代が抱える様々なニーズについてカバーできる特約保障が豊富な点も1位ランクにした理由の1つとしております。
三井住友海上あいおい生命の「新医療保険Aプレミア」は、手術給付金を2種類から選べるほか、入院・通院・がん保障・介護保障・女性疾病保障など、多くの保障から、ご自身のニーズに沿ったものだけを自由に選べる点を高く評価しました。
商品内容や保険料のニーズのどちらも柔軟に満たせる点は、40代の現役世代にとって有利になることが考えられ、家計の状況と照らし合わせながら納得したものに加入できる可能性が高いと思われます。
2019年オリコン顧客満足度ランキングの40代の医療保険ランキングTOP5において、1位となっていた明治安田生命の医療保険をランキングに入れなかった理由として、保険料の高さが挙げられます。
同社公式サイトのシミュレーターでは詳細な試算ができないほか、ベストスタイルと呼ばれる総合保険推しで、医療保険単独で考慮した時、商品内容や保険料が他社に比べて強いメリットを見出せなかった点をランキング外として評価しました。
40代におすすめの医療保険をランキング形式でご紹介しました。40代の方が医療保険の新規加入や見直しを行う上におきましては、商品内容と保険料のいずれもニーズに沿っていることが大切です。
仮に、過去の病歴や持病がある場合は、通常の医療保険に加入したり見直し加入することができず、引受基準緩和型の医療保険のように、不利な条件でなければ加入できないことも考えられます。
そのため、40代の方で医療保険の検討をされている方は、早めの対策をなされるのが望ましいと思われます。
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