- アコムはコンビニATMでも取引可能で、借入も返済もできます。
- 利用限度額はコンビニATMごとに異なります。
- コンビニATMでアコムと取引する場合、画面操作だけでカンタンに行えます。
公開日:2019年11月7日
アコムと契約している場合、最寄りのコンビニATMでも取引が可能です。借入れ・返済に対応していますので、いつでもどこでもお金のやり取りがしやすいのです。この記事では、コンビニATMでのアコム利用について、手順や注意点を解説します。
目次
アコムはローンカード1枚あれば、限度額の範囲でいつでも繰り返し取引が可能です。振込キャッシングのほか、自動契約機で引き出しができるため、すぐに現金を入手可能です。
そして、アコムの利用をより便利にしてくれるのが、コンビニATM(提携ATM)です。お近くのコンビニや通りすがりのコンビニが利用可能ですので、多忙な人も安心です。
まずは、以下の内容について解説します。
アコムの取引は、店頭窓口、自動契約機、インターネット、振込や引き落としなどさまざまですが、コンビニや金融機関などの提携ATMの利用も可能です。特にコンビニは24時間営業である上、全国各地に存在するため、いつでもどこでも取引ができます。
利用可能なコンビニATMは、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM、E-net(イーネット)、ZERO BANK(ゼロバンク)です。それぞれの対応コンビニは以下のとおりです。
セブン銀行ATM | セブン-イレブン、イトーヨーカドー、その他商業施設や空港、オフィスビルなど |
---|---|
ローソン銀行ATM | ローソン、ナチュラルローソンなど |
E-net(イーネット) | ファミリーマート、ミニストップ、サークルKサンクス、ポプラ、デイリーヤマザキ、セイコーマート、セーブオン、コミュニティ・ストア、ニューデイズ、アンスリー(京阪沿線)など |
ZERO BANK(ゼロバンク)〈愛知県、岐阜県〉 | ファミリーマート、サークルKサンクスなど |
アコムが利用可能な提携ATMは、全てのコンビニを網羅しているわけではありません。中にはATMが設置されていない店舗も存在します。
アコムが利用可能な提携ATMには、アコムのロゴが入ったステッカーがありますので、ステッカーで見分けることができます。
コンビニATMでアコムを利用する場合、アコムのローンカード1枚あればいつでも利用可能です。また、アコムACマスターカードを持っている場合には、より便利に活用できます。
アコムACマスターカードはアコムが発行しているクレジットカードで、ローンカード機能とクレジット機能が一体となっています。そのため、ショッピングとキャッシングの両方ができます。
アコムのローン利用とコンビニの商品代の支払いができるため、日常での利用シーンが広がるでしょう。
アコムの提携ATMは、コンビニに設置されているものと、各銀行に設置されているもの(後述)があります。銀行に設置されているATMの中には、借入れだけに対応していて返済には対応していないものがありますが、コンビニATMは借入も返済も対応しています。
そのため、コンビニでアコムと取引をする場合は、どちらに対応しているか迷う必要がありません。
アコムとの取引をコンビニで行う際に、知っておいていただきたい以下のことがあります。
せっかくコンビニで便利に取引できるはずが、これらを知らないために逆に不便になる場合がありますので、しっかりと把握しておきましょう。1つずつ解説いたします。
コンビニATMの営業時間はコンビニの営業時間と同じですので、24時間365日となっています。ただし、システムメンテナンスを行っている時間帯は、アコムの取引ができませんので知っておきましょう。
システムメンテナンスの時間はコンビニATMごとに異なりますので、以下の表をご確認ください。
コンビニATM | 利用時間 |
---|---|
セブン銀行 | 毎日23時50分~0時10分、毎月第3日曜日の翌日0時30分~5時30分 |
ローソン銀行 | 3時00分~4時00分の間で15分ほど |
E-net(イーネット) | 3時00分~5時00分の間で15分ほど |
ZERO BANK(ゼロバンク) | 月曜日~土曜日の23時55分~0時05分、日曜日21時00分~月曜日7時00分 |
アコムは最大800万円まで借入可能で、1人1人の限度額は審査結果によって異なります。ただし、それとは別にコンビニATMで利用可能な金額設定がありますので把握しておきましょう。
たとえばセブン銀行の場合、借入は1日50万円、返済は1日200万円までとなっています。ローソン、E-net(イーネット)、ZERO BANK(ゼロバンク)は、借入が20万円まで、返済は1回50万円までとなっています。
銀行ATM | 借入限度額 | 返済限度額 |
---|---|---|
セブン銀行 | 1日50万円 | 1日200万円 |
ローソン銀行 | 1回20万円 | 1回50万円 |
E-net(イーネット) | 1回20万円 | 1回50万円 |
ZERO BANK(ゼロバンク) | 1回20万円 | 1回50万円 |
コンビニ以外の提携ATMにも触れておきましょう。コンビニ以外の提携ATMは以下の金融機関が利用可能です。
八十二銀行だけは借入のみ対応で返済はできませんが、その他の銀行ATMは借入も返済も可能です。コンビニATMと合わせて、お近くの銀行ATMも活用すると更に便利です。
アコムの提携ATMは利用手数料がかかります。利用手数料はコンビニATMも金融機関の提携ATMも同額となりますので、知っておくと良いでしょう。
手数料は取引金額によって異なります。取引金額が1万円以下の場合は借入・返済ともに110円(税込)、1万円を超える場合は借入・返済ともに220円(税込)となっています。
取引額 | 借入 | 返済 |
---|---|---|
1万円以下 | 110円(税込) | 110円(税込) |
1万円超 | 220円(税込) | 220円(税込) |
アコムには、提携ATMだけでなく、アコムの各店舗に併設されているATMもあります。このアコムATMの営業時間は24時間365日となっており、月曜日の1時00分~5時00分はシステムメンテナンス時間です。
提携ATMとの違いは、手数料が無料であることと、1,000円単位での借入ができるところです。提携ATMの場合、セブン銀行ATMは1,000円単位での借入れができますが、それ以外は1万円単位となっています。
コンビニATMを利用してアコムと取引をする場合の手順を紹介します。コンビニATMは画面の指示に従うだけですので、とてもカンタンです。出金(借入)方法と入金(返済)方法の両方を見て行きましょう。
出金(借入)方法についてセブン銀行ATMを例に紹介します。まずローンカードをATMに入れ、「ご出金(借入)」を選択しましょう。そうするとアコムの暗証番号入力画面になりますので、4ケタの番号をタップします。
その後、借入したい金額を設定し、確認をタップします。利用明細とローンカードが出てきますので、忘れずに受け取りましょう。その後、借入れ金額分の現金が出てきて取引が完了です。
入金(返済)方法も、まずローンカードをカードをATMに入れます。表示画面のメニューから「ご入金(返済)」を選び、暗証番号を入力します。そして、入金口座を選択しましょう。
もしも、カードローンの返済とショッピング利用分の返済を両方行いたい場合には、それぞれ別に手続きする必要があるので知っておきましょう。
返済金額分の現金を入れて確認ボタンを押せば、明細書とローンカードが出て来て手続き完了です。
アコムをコンビニATMで利用する場合には、以下の注意点があります。
これらの内容を踏まえて上手に利用しましょう。
コンビニATMでアコムを利用する場合、契約自体もできると勘違いしてしまう人がいらっしゃいます。アコムはインターネットや電話のほか、郵送、店頭窓口、自動契約機で契約ができます。
多様な契約方法があることや、自動契約機で契約ができることから、ATMでも契約ができると思いがちですが、コンビニATMでは契約できません。
借入・返済などの取引ができるという意味と、契約というのは異なります。契約している状態を前提に、コンビニATMで取引ができると知っておきましょう。
コンビニATMは便利である代わりに、利用手数料がかかります。手数料額は先述のとおりですが、たとえ少額であったとしても金利以外に出費が生じるのです。
手数料がもったいないと考える場合には、コンビニATMではなくアコムATMを利用しましょう。利便性と手数料額のバランスが必要です。
上記でも軽く触れましたが、コンビニATMはセブン銀行ATMを除いて、1万円単位での取引となります。数千円だけ借入や返済をしたくても行えませんので注意が必要です。
ATM | 取引単位 |
---|---|
アコムATM | 1,000円 |
セブン銀行ATM | 1,000円 |
その他 | 1万円 |
コンビニATMには小銭の投入口がありませんので、完済しようとしても1,000円未満の残高が残る場合があります。このことを端数残高と呼びます。
端数残高には金利がかかりませんし、一応の完済とみなされますので、放置しても問題ありません。ただ、1円でも残高があると解約ができないため、注意が必要です。
端数残高の返済は、インターネットや店頭窓口、銀行振込で行いましょう。
アコムはコンビニATMで借入も返済が可能であるため、24時間365日取引ができます。利用限度額はコンビニATMごとに異なりますので、あらかじめ把握しておく必要があります。
コンビニATMで借入・返済をする場合、画面操作だけでカンタンに行えますので、気軽に手続きが可能です。ただし、コンビニATMは手数料がかかるなどの注意点がありますので想定しておきましょう。