- 結婚適齢期の男性の平均年収は400万円。
- 現実的な婚活男性の年収は「平均以下」。
- 女性には「年収を穴埋めする能力」が必要。
公開日:2019年6月24日
こんにちは、婚活FP山本です。婚活では互いに相手の様々な部分が気になるものですが、やはり女性なら、まずは男性の年収が気になるものでしょう。
しかし、ただでさえ年収は若いほどに低いものですし、最近の不景気の影響で拍車もかかっている中ですから、闇雲な高望みは結婚を遠ざけてしまいかねません。いったい、どれくらいが現実的なのでしょうか。
そこで今回は、現実的な婚活男性の年収についてお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。
目次
まずは婚活における基本をお伝えします。大局観から言えば、やはり高年収の男性は婚活において人気のある魅力的な存在です。
大手企業勤務で純粋に年収が高い男性、公務員で相応の年収が安定している男性、若くして成功した起業家……素直にこういう男性はモテて、こういう男性から売れていきます。
一方、実際の結婚生活で必要な男性の年収とは、いくらなのでしょうか?これは「あなたの望む生活レベル」で大幅に変わります。300万円でも十分な人もいれば、1000万円でも足りない人もいる訳です。特に最近では「女性の就労意欲や年収」でも大きく変わります。
つまり、闇雲に年収の高い男性を狙わないなら、まずは「自分の結婚相手に必要な年収は最低いくらか」を計算してみることが重要です。決して「現実的なら大丈夫」ではありませんから、注意しましょう。
モテる婚活男性ほどモテる女性を求めるものですが、逆にモテない男性ならどんな女性でもOKか……というと、そうでもないのが婚活です。年収は並なのに極上の女性ばかり狙う人もいれば、年収は低いのに普通の女性を狙う男性も多いのが婚活といえます。
このため、決して「現実的な年収の男性ならラクに結婚できる」訳ではありません。そもそも、最近の男性は「結婚しない」と決めている人も増えつつあるので、ご注意を。
なお、婚活における高望みや、結婚しない独身男性の実情について知りたい人は以下記事も参考にどうぞ。
次に、婚活適齢期の男性の年収をお伝えします。国税庁の平成29年「民間給与実態統計調査」によると、20代30代男性の平均年収は以下の通りです。
結婚適齢期の男性に限定すると、その平均年収は約400万円というところでしょうか。婚活女性のアンケートでは「年収500万円が普通」という頃もありましたが、最近では400万円が普通という結果も増えつつあります。だいぶ、感覚が実数に近づいたのかもしれませんね。
ただし、結婚相手に最低限必要な年収は「自分の望む生活レベル次第」なので、この年収なら大丈夫という訳ではありません。年収を固定するなら、自分の望みの方を減らす努力をしましょう。
確かに数字の上では、婚活男性の平均年収は400万円です。しかし婚活はテストとは違い、平均の捉え方も女性次第といえます。人によっては400万円が低すぎる事もあれば、高すぎる事もある訳です。
つまり就活における市場価値の把握と同じく、婚活でも自分の市場価値の把握が大切と言えます。
自身の市場価値を考える時は「客観性」が大切です。友人などの意見もさることながら、実際にネット婚活をしたり統計を調べたりして、データを取りながら考えていきましょう。
なお、高年収の現実を知りたい人は以下記事も参考にどうぞ。
今度は、現実的な婚活男性の年収についてお伝えします。そもそも、実は「婚活の定義」は男女で少し違い、男性にとっての婚活とは「婚活や結婚を冠する出会いの場に行く事」です。婚活パーティやネット婚活、あるいは結婚相談所などが該当し、恋活や飲み会などは婚活と考えていません。
そして女性同様、男性だって自然な出会いを求めるものなので、おのずと「自然には出会えなかった男性」が婚活現場に行く訳です。
なぜ出会えなかったのか……その基本は「年収が魅力的ではなかったから」でしょう。魅力的な男性なら、周囲の女性が放っておかないでしょうからね。
このため、どうしても婚活現場での出会いを前提にするなら、男性の年収は「平均以下」が現実的な基準になります。400万円ならむしろ高い部類、300万円以下の男性も多いです。
先ほど、年収の低い男性でも相応の女性を求める……などとお伝えしましたが、やはり年収の高い男性に比べれば身の程を知っている傾向にあります。女性からすると、それでも「身の程知らず」と感じる事も多いですが、では現在のあなたの身の程はいかがでしょうか?
恋愛は女性優位なものですが、婚活では男性優位が基本です。つまり、客観的に見れば男女ともにボーダー未満といえるのが婚活ですから、「選ばれる視点」を忘れないようにしましょう。
なお、どうしても妥協したくない人は以下記事も参考にどうぞ。
さらに年収が気になる女性の重要ポイントをお伝えします。結論から言えば、大切なのは「年収いくらの男性を選ぶか」ではなく、「どのくらいなら自分で穴埋めできるか」です。
自分で稼ぐか、または男性を育てるか、あるいは節約努力か、方法の方向性は様々あります。
例えば、仮に自分が望む生活レベルが500万円で、自分の年収が500万円なら、貯金を無視すれば相手は無職でも大丈夫と言えます。また、自分が望む生活レベルが500万円で、相手の年収が400万円なら、望みを100万円分下げるか自分で100万円稼げば穴埋め完成です。
恋愛や人間関係の基本にも通じますが、自分に合う相手を探してばかりでは中々見つからず、「相手に合わせる努力」も重要ではないでしょうか。ちょっとだけ冷静に考えてみましょう。
なお、もっと低年収男性への対処法を知りたい方は以下記事も参考にどうぞ。
同じ年収500万円の男性でも、その中身は様々です。今後の上下もあれば転職や独立願望の有無も違います。残業や出張の量も仕事内容もバラバラです。業界の動向や変化もあるでしょう。
このため、目先の金額だけで(たとえ入口の足切りだけでも)選別するのは危険かもしれません。
また、婚姻関係は「お金さえあれば何とかなる」ものではなく、実際に高年収男性と離婚する女性も沢山います。もはや結婚はゴールではありませんから、その先を見据えて相手を選びましょう。
最後に、現実的な年収を考える時の注意点をお伝えします。最低限必要な年収は「自身が望む生活レベル次第」ですが、だからこそ都心部と地方でも違ってくるのが普通です。
簡単に言えば、都心部ほど生活に割高なお金が必要なので、どうしても相応の年収が必要になります。
逆に地方ほど生活費が低いので、男性の年収が低くても何とかなりやすいです。このため、どうにも都心部で必要な年収の男性と出会えないなら、地方に行くのも選択肢の一つと言えます。出会いの可能性を考え、都心部で出会ってから二人で移住する方法もアリかもしれませんね。
ただし、地方は車が必要だったり近所付き合いがあったりと、必ずしも安く生活できる訳ではありません。中には都心部より高額なものもあるので、しっかり下調べしましょう。
地方も全てが割安ではなく、中でも「教育費(特に大学費用)」は同じです。周囲に倣って沢山子供を産み、教育費破産する人もいます。老後対策の一環として地方移住する人もいますが、地方でも老後破産は普通に起こっているのが実情です。地方なら大丈夫でもありません。
結局、婚活での現実的な年収とは「あなた次第」です。今は「普通」というモデルケースが事実上なくなりましたから、「自分の場合はいくらか?」をしっかり考えて婚活に励みましょう。
なお、独身の場合の老後が気になる方は以下記事も参考にどうぞ。
女性が男性の年収を気にするように、男性は女性の年齢を気にします。どんなに自分に必要な最低年収を見極めて婚活しても、その水準の男性と結婚できるかどうかは別問題です。
就活と同じく、自分と相手の釣り合いを客観的に考え、現実的な婚活をしていきましょう。
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