- バツイチ婚活は「成功しやすい」のが現実!
- バツイチ婚活が難しいのは「加齢・子供・消極性」。
- バツイチ婚活は婚活パーティー等の積極的活用を!
公開日:2019年7月5日
こんにちは、婚活FP山本です。「婚活」はずいぶんと一般的になってきましたが、バツイチの方にとってはまだまだ敷居が高いように感じがちかもしれませんね。実際、筆者は何度もバツイチの方から「私でも再婚できるんでしょうか」と相談されました。
バツイチ婚活の実情は、あなたのイメージと比べて大きく違うかもしれませんよ。今回は、バツイチの実情とともにパーティー等で再婚するコツをお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。
目次
まずは、統計を通して結婚・再婚の実体をお伝えします。総務省の平成29年「人口動態調査」によると、結婚の総数と初婚・再婚の別、そして再婚の占める割合は以下の通りです。
結婚総数 | 女性の初婚数 | 女性の再婚数 | 再婚割合 | |
---|---|---|---|---|
2017年 | 606,866 | 505,662 | 101,214 | 16.68% |
2007年 | 719,822 | 600,743 | 119,079 | 16.54% |
1997年 | 775,651 | 681,468 | 94,183 | 12.14% |
1987年 | 696,173 | 615,148 | 81,025 | 11.64% |
1977年 | 821,029 | 750,756 | 70,273 | 8.6% |
いかがでしょうか?この通り、実は結婚全体に占める再婚者の割合は上がってきているのが実情です。それも全体的な結婚する方自体は減ってきている中で、このように増えてきています。
そもそも離婚する方が少なかった頃ならともかく、今や夫婦の3組に1組は離婚する時代ですから、バツイチも再婚も普通です。まずは、この実情を知っておきましょう。
実際に婚活パーティーを主催している筆者は、婚活現場でもバツイチと独身の二極化が起こっていると感じています。つまり、モテない人は延々と結婚できない一方、一度でも結婚できた人は何度でも結婚・再婚できる傾向です。「バツイチはモテる」と言えるかもしれません。
もしかしたら早速、あなたのイメージとは違うバツイチの実情かもしれませんね。少なくとも「バツイチだから厳しい」は思い込みに過ぎませんから、ぜひ自信を持って婚活に励みましょう。
次は、別角度でバツイチの方の環境をお伝えします。少し話はズレますが、ビジネスとは需要と供給の関係で成り立ち、欲する人が多いほどチャンスと捉えて供給しようとする業者が増える訳です。昨今の婚活サービスの増大は、それほど結婚を欲する人が増えた結果といえます。
また結婚を欲する人の事情も様々ですが、少なくとも今は3組に1組の夫婦が離婚する時代です。ここから、「バツイチで再婚を望む男女」も同じように増えた結果、バツイチの方に限定した婚活パーティーも方々で開催されるほど、再婚市場も盛況な時代となりました。
これほどバツイチの方が増えた今、バツイチに引け目を感じる必要はないのではないでしょうか。ぜひ、まずは同じバツイチの友達を作るくらいの気持ちで、最初の一歩を歩み出しましょう。
プロフィールにバツイチとあるだけで見切るような人は、むしろ探す方が難しい時代です。中には、本当にバツイチの方だけを狙って動くような方もいます。昔はバツイチが一種の賞罰・犯罪歴のように捉えられましたが、今や一種の資格・経歴といった見られ方が普通です。
実際、一度は結婚を経験したからこそ得た、知ったこともあるのではありませんか?その多くは、未婚者と比べて有利になる「あなたの魅力」です。ぜひ自信を持って下さいませ。
今度は、バツイチの負の側面をお伝えします。繰り返しですが、バツイチは何ら欠点ではありません。にも関わらず、未だに「バツイチ婚活は難しい」と言われているのは、バツがどうこうではなく、純粋に「年齢」の問題です。初婚前の自分と比べた結果かもしれません。
そもそも女性は若いほどにモテ、加齢とともにモテなくなります。これは初婚でもバツイチでも関係ありませんし、人は若返れない以上どうにもなりません。ついバツのせいにしたくなる気持ちは分かるものの、原因は単なる加齢ですから、この点ばかりは諦めましょう。
ただ、これが40代くらいになると話が変わり、バツイチは単なる長所になります。「40代で結婚未経験」の方が人はマイナスに見るため、相対的に価値が上がる訳です。しっかり理解しておきましょう。
バツイチは何ら欠点ではなく、メリットになる事も多いものの、「子供の存在」だけは相手を選びます。子供だけはイヤという方もいる一方、訳ありで子供がいる女性がいいという男性もいるのが実情です。子供から見たお相手への好感度も絡まって、より限定的になります。
ただ、時には子供がキューピッド役になる事もあるので、決してデメリットとも言えません。少なくとも「子供がいないバツイチとは違う」という実情は理解しておきましょう。
なお、他の婚活が難しい理由も知りたい方は以下記事も参考にどうぞ。
さらに、婚活を取り巻く環境の負の変化もお伝えします。そもそも、最近の男性は結婚に消極的です。結婚しないことによる世間体も気にならなくなりましたから尚更といえます。バツイチ期間を経て、良質な結婚願望のある男性も減ったはずなので余計に、でしょうね。
そして、昔は一般的だった「お見合いおばさん」的な人も聞かなくなりました。現代では結婚相談所あたりが代役ですが、お見合いおばさん的な強引さはありません。
会社の上司によるお見合い仲介も、昔より期待できなくなりました。今やったらセクハラと言われかねませんからね。
つまりバツイチか初婚かを問わず、先ほどの統計通り現代は昔に比べて結婚しにくい世の中になりました。バツイチの立ち位置とともに、このような社会変化も押さえておきましょう。
「バツイチの婚活が難しい」原因が、当人にあることも多いです。バツイチを訳ありと考え、自分からデートや出会いを避けることも多いといえます。
加齢によって寄ってくる男性も変わり、自分の市場価値の変化を受け入れられないことも重なり、尚更ということも多いでしょうか。
若い初婚時はともかく、今は基本的に、男性が強引に再婚までリードしてくれることはありません。ぜひ今の環境を現実的に考え、現実に即した考えで再婚を目指しましょう。
ここからは再婚への方法をお伝えします。まず、バツイチ婚活ではシンプルに「積極性」が重要なコツです。初婚でも重要ですが、バツイチ婚活では「結婚中の空白期間」があるので尚更となります。結婚中でもモテてきたと感じる女性も意外といるので、余計にでしょうか。
ここまでお伝えした通り、バツイチは何も問題ないものの、加齢は大きな問題です。ただ待っていたら良質な男性に誘われるものでもなく、年齢によっては積極的に動いてもフラれ続けます。デートへのお誘いはおろか、二人で会うことすら拒否される事も多いです。
また男性にとって恋愛と結婚は別物なので、あなたが再婚希望になったからこそ去る男性も一定数出てくるでしょう。諦めずに再婚を果たす日まで、積極的に動き続けましょう。
なお、再婚を諦めた場合の未来が気になる方は以下記事も参考にどうぞ。
積極性とは、何も行動だけではなく、発言についてもコツと言えます。バツイチや子持ちを筆頭に、中には自分に都合が悪そうなことを隠し、相応に仲良くなってからバラす人もいますが、諸々逆効果なことも多いです。少なくとも時間がかかりますから、当然と言えます。
何がプラスに働き、マイナスに働くかはお相手次第です。堂々とした姿勢がプラスに変わることも多いですから、ぜひ堂々と自己PRし、好意的に受け取ってくれる男性に出会うまで動き回りましょう。
次に、バツイチでの婚活は「婚活パーティーへの参加」が望ましいと言えます。あなたの年齢にもよりますが、一般的にアラサー頃になると相応の男性は全て売れてしまい、そもそも独身男性と出会えません。飲み会で出会う男性の多くは結婚願望もないので、尚更です。
それに、バツイチはメリットになる事も多いもののデメリットになる可能性もゼロではなく、加齢も重なって昔ほどの一発必中は期待できません。
このため、「出会う男性の数」が重要になります。婚活パーティーなら、一度に沢山の独身男性と出会えますから、実に効率的です。
さらに、先ほども触れた「再婚者限定婚活パーティー」なら、全員が同じ条件ですから、より結婚しやすいといえます。バツイチでの婚活は就活と同じく「戦略」を意識しましょう。
婚活パーティー以外では「結婚相談所」もお勧めです。登録者にはバツイチも多いですから、費用は多めに必要な分、婚活パーティーよりもさらに出会う効率性は高まります。
また最近ではネット婚活に代表される各種の派生サービスも人気です。まずは色々探してみるのはいかがでしょうか。
いずれにせよ、黙って待っていてはダメで、積極的にこちらから動いていくことが重要です。幸いにも再婚するためのサービスは人気で沢山ありますから、必要に応じて積極的に活用していきましょう。
なお、おすすめ結婚相談所を知りたい方は以下記事も参考にどうぞ。
今度はバツイチのメリットを深掘りします。一般的な男性は、実は結婚経験のあるバツイチ女性には初婚女性と比べて、以下のような見方をしている傾向です。
……ハッキリ言って「男性の妄想」ということも多いのですが、これもまた実情と言えます。そして、これがバツイチ女性だと思っている多数の男性には、極めてモテやすいのが現実です。一度結婚できた女性が何度でも結婚・再婚できるのは、このあたりが理由とも言えます。
また、だからこそ、年齢で若い女性と比べられる、子供の有無を気にされる点を除けば、同条件ならバツイチは極めて大きいメリットです。できるだけ男性のイメージ通りに成長し、再婚を果たしていきましょう。
一般的な男性は若い女性を好むものの、若い20代女性ほど理想も高いものではないでしょうか。残念ながら、ほとんどの男性は理想に達していないため、そんな20代女性の高望みに疲れた男性も多いのが現実です。そしてそういう男性ほど、バツイチ女性を好む傾向にあります。
中には「バツイチだからって安く見るな」という相変わらずな女性もいますが、そうでさえなければバツイチは本当に男性から見て魅力的な称号です。加齢や結婚生活を通して、以前は分からなかった男性の魅力に気付ける事もありますし、ぜひ改めて自信を持って婚活に励みましょう。
最後に、バツイチ再婚の注意点をお伝えします。バツイチ再婚の場合、男性が気にしがちな以下の点には注意が必要です。
比較して過去を上げるのはもちろん、下げるのもダメです。前者は相手への攻撃、後者はグチになりますからね。ある程度は仕方ない部分ですが当面は、過去は聞かれたら答える程度で、自発的な比較話は控えましょう。
なぜ離婚したのかはもちろん、あなた自身の問題点や改善の有無を男性は気にします。仮にDVであっても「なぜDVしたのか」について、あなたにも原因があるのでは……と疑いがちです。他の原因を考える男性も多いので、しっかり自分の悪かった点や欠点を考えて改善しておきましょう。
上記の離婚原因もそうですが、他にも子供の有無や借金(養育費)の有無など、初婚以上に男性は疑ってかかります。そして女性が考える以上に、男性はウソにシビアです。一つでもウソがあれば再婚は厳しいと考え、正直な姿勢を心がけましょう。
これらはバツイチとともに「加齢による男性目線の変化」も注意すべき理由になります。若い頃ほどには男性が甘やかしてくれませんから、改めて大人の女性として立ち振る舞いましょう。
一度結婚できた女性は何度でも結婚できる……視点を変えればバツイチどころか、バツニ、バツサンも十分ありえる事と言えます。結婚がゴールとは言えない時代になりましたから、再婚できてもやはりゴールとは言えません。最近は熟年離婚も多いですから、尚更です。
また、就活と同じく「一度は退職・転職したからこそ」という事もあります。初婚の時の「失敗できない気持ち」を思い返し、今一度気持ちを引き締めて婚活に励みましょう。
失敗は成功の元と言いますが、先の結婚が元になって色々と見え、バツイチ再婚で幸せを掴んだ女性も沢山います。バツは傷ではなく「経験の証」です。
ぜひ過去の結婚生活や経験をプラスに考え、これらをこれからの婚活に活かし、バツイチ再婚で幸せを掴んだ先輩女性の後に続きましょう。
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