- SBIはネット証券で一番の口座数で投資信託の数も豊富。
- SBI証券のおすすめ投資信託の以下のランキングで紹介。(①初めての人が購入している投資信託②インデックスファンド③つみたてNISA)
- SBI証券は投資信託を100円から購入できるので、少額から始めるのがおすすめ。
公開日:2019年11月6日
SBI証券はネット証券の中で最も口座数が多い証券会社です。SBI証券で取引している人も多いのではないでしょうか。今回は、SBI証券で人気のある投資信託の中からおすすめのファンドを紹介します。
「投資信託の数が多すぎてどれを買えばいいかわからない」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
出典:SBI証券
SBI証券は、ネット証券で口座数、株式売買委託金額ともにNo.1の企業。たくさんの個人投資家がメイン口座として利用しています。投資信託の取扱本数も2400本以上とネット証券トップクラス。豊富な銘柄から自分のニーズにあった投資信託を選べます。
また、100円から購入できるのファンドもあるので、おこづかい感覚で投資を始めることが可能です。
SBI証券で証券総合口座を開設したら、まずは入金をします。入金をしたら、SBI証券のサイトの「投信ページ」に進みます。投資信託は、「ファンド名・委託会社名・キーワード」から検索が可能です。
出典:SBI証券
銘柄を決定したら、「金額買付」「口数買付」「積立投資」から購入方法を選びます。
出典:SBI証券
目論見書・補完書類等を閲覧後、同意して注文入力します。金額買付では、最低100円以上1円単位で購入できます。
出典:SBI証券
注文確認画面で内容を確認し、注文を発注したら完了です。
投資信託の購入は、純資産総額や基準価額のほかに、購入手数料や信託報酬などのコストを意識するようにしましょう。
購入手数料とは、投資信託を購入する時に投資家が販売会社に仕払うコストです。そして、投資信託の運用期間中は、信託財産から間接的に信託報酬が差し引かれます。
信託報酬はファンドにかかる費用です。運用にかかる費用や、運用報告書の作成・発送費などの費用をまかなうもので、販売会社・運用会社・信託銀行の3者で配分されます。
運用手法により、投資信託は主にインデックスファンドとアクティブファンドに分けられます。
インデックスファンドは、日経平均株価などの指数に連動することを目指す投資信託。アクティブファンドは、運用のプロであるファンドマネージャーが自ら銘柄を選択して指数を上回ることを目指す投資信託です。
銘柄選定の手間などがかからないことから、一般にインデックスファンドのほうがアクティブファンドよりも、購入手数料や信託報酬などのコストが安い傾向にあります。
SBI証券のパワーサーチ機能は、SBI証券が取り扱っている投資信託の中から、自分の希望条件に一致した銘柄を探せる機能です。買付手数料や信託報酬などのコストだけでなく、モーニングスターのレーティングや投資地域など、さまざまな条件で検索できます。
自分で投資したい条件が決まっている人はパワーサーチを利用して、自分の条件に合った投資信託を見つけるようにしましょう。
それでは、SBI証券で購入できるおすすめの投資信託をご紹介します。
自分で条件を決められる人は、パワーサーチから自分に合った投資信託を見つけることをおすすめしますが、はじめて投資信託を買う人は、「どれを選べばいいのか分からない」という人も多いのではないでしょうか。
そこで、2019年9月にSBI証券ではじめて投資信託を購入した人が多かったファンドをご紹介します。基準価額や純資産は2019年11月時点の値です。
出典:SBI証券
米国の代表的な株価指数であるS&P500指数に連動する成果を目指すファンドです。バンガードが運用を行う「バンガードS&P500ETF(上場投資信託)」が実質的な投資対象です。
バンガードは世界最大級の資産運用会社で、運用資産残高は約5.6兆ドル(約600兆円)。インデックスファンド市場シェアの約4割を誇ります。
米国の代表的な株価指数であるS&P500に投資することから、値動きがわかりやすく、アップルやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなど世界的な有名企業に投資できることも魅力です。
出典:SBI証券
日本を除く主要先進国の株式に投資し、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み・円換算ベース)に連動することを目指すファンドです。
購入時、換金時の手数料が無料で、信託報酬も0.10989%(税込)と安いのが魅力です。国・地域別組入比率は以下の通りです。
組入銘柄は情報技術が多く、上位銘柄は次の通りです。
出典:SBI証券
国内のJ-REITに投資するファンド。一般のJ-REITファンドは、40~60銘柄以上組み入れるのが通常ですが、当ファンドは25銘柄に厳選し、魅力的と判断した銘柄に投資しているのが特徴です。
また、J-REIT市場の局面によって、アロケーション(投資配分)も変えます。REITの組入比率変更により、価格変動リスクを抑えた運用を目指しています。毎月分配金が出るのも魅力です。
インデックスファンドとは、日経平均株価やNYダウなど指数に連動することを目指して運用される投資信託です。SBI証券のインデックスファンドの魅力を見てみましょう。
SBI証券で取り扱っているインデックスファンド約390本のうち、350本以上が買付手数料のかからないノーロードファンドです(2018年10月時点)。コスト面を抑えられる点は、大きなメリットです。
インデックスファンドは指数に連動することを目指すため、個別銘柄の調査などが必要ありません。運用にかかる費用を抑えられるため、ファンドの保有コストである信託報酬が低く設定されています。
信託報酬が安いので、積立投資など中長期運用との相性がいいのです。
インデックスファンドの対象は株価指数だけではありません。債券やREITなど多くの種類があります。インデックスファンドを組み合わせれば、世界中の多くの投資先をカバーできるのです。
それでは、SBI証券で人気のインデックスファンドを見ていきましょう。
出典:SBI証券
インデックスファンドで世界中の金融商品に投資するには、手間がかかります。国内株式・海外株式・海外債券など、それぞれのインデックスファンドを購入しないといけないからです。
しかし、インデックスファンドを組み合わせたバランス型ファンドなら、1本で幅広い金融商品に投資できます。
大和-iFree 年金バランスは、私達の年金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の基本ポートフォリオに近づけることを目標として、効率的かつ安全な運用を行います。
出典:大和投資信託
購入時や売却時の手数料は無料で、信託報酬も業界最低水準。これ1本で国際分散投資できるため、初心者でも始めやすいファンドです。
出典:SBI証券
国内外の株式や債券・REITなど7つの資産に分散投資するとともに、為替ヘッジすることで海外の資産を保有することによる為替リスクを抑制します。為替変動リスクを抑えた運用をしたい人におすすめです。
出典:野村アセットマネジメント
野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型(バランス型)
出典:SBI証券
日本の代表的な株価指数である「日経平均株価」に連動することを目指すファンドです。日経平均株価は、東証1部銘柄から選ばれた日本を代表する225銘柄の平均株価指数で、日本経済新聞社が算出・公表しています。
新聞やテレビのニュースなどで目にする機会も多く、値動きがわかりやすいという特徴があります。
出典:SBI証券
米国株式市場の動きをとらえることを目指す「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」に連動することを目指すファンドです。主要投資対象は、バンガードが運用する「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」です。
CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国株式市場に上場する大・中・小型株式、約4,000銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数です。米国の株価指数は、NYダウやS&P500が有名ですが、小型株は含みません。
小型株を含むCRSP USトータル・マーケット・インデックスは、より米国株式市場の実態を表している指数と言えます。
初心者の人は、税制優遇制度のある「つみたてNISA」の利用もおすすめです。つみたてNISAとは、長期・積立・分散投資を通じた資産形成を促すために創設された制度。
年間40万円まで投資することが可能で、最長20年間(累計投資金額800万円)、投資から得た利益が非課税になります。
つみたてNISAの投資対象は、金融庁が厳選した投資信託とETF(上場投資信託)です。その中から、SBI証券で人気のあるファンドのランキングをご紹介します。(SBI証券 つみたてNISA月間積立金額ランキング)
1位と2位は、2019年9月デビューファンドランキングと同じ結果となりました。各ファンドの概要だけを載せておきます。
出典:SBI証券
出典:SBI証券
出典:SBI証券
国内外の株式や債券・REIT(不動産投資信託)に12.5%ずつ均等に投資するファンドです。基本投資割合は、以下の図の通りです。
出典:三菱UFJ国際投信
このように、幅広い金融商品に投資するファンドを「バランスファンド」といいます。資産を分散することで、株式だけに投資するファンドなどよりも、大きく値下がりするリスクを抑えられます。
どれか1つの資産が値下がりしても、他の資産が値上がりするなどして、ファンド価格が大きく値下がりする可能性が低くなるからです。eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)1本に投資すれば、世界中の幅広い資産に投資できます。
さらに、バランスファンドでは最低水準の信託報酬(0.154%)も魅力です。コスト面から見ても、長期運用に適したファンドと言えるでしょう。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
今回は、以下のSBI証券のおすすめ投資信託を、ランキング形式でご紹介しました。
1.初めての人が購入している投資信託
2.インデックスファンド
3.つみたてNISA月間積立金額ランキング
SBI証券は、購入時手数料が無料で信託報酬も低いインデックスファンドを数多く揃えるなど、低コストのファンドが多くあります。また、100円と少額から始められるのも魅力です。
まずは少額からでもいいので、今回のランキングを参考にして投資信託を始めてみてはいかがでしょうか。
投資信託を始めるには口座を開設する必要があります。銀行や証券など多くで投資信託の取扱いがございますが、一番のおすすめはSBI証券です。業界屈指の格安手数料や、豊富なサービス・商品ラインナップを誇るネット証券業界最大手です。
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