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年収が低い業界・職種とは?給料が安い理由・特徴もFPが徹底解説します

年収が低い業界・職種とは?給料が安い理由・特徴もFPが徹底解説します

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婚活FP山本

婚活FP山本

CFP®、一級FP技能士

山本FPオフィス代表。商品先物会社、税理士事務所、生命保険会社を経て2008年8月、山本FPオフィスを設立し、同代表就任。 現在は日本初の「婚活FP」として、婚活パーティを開催しながら婚活中の方や結婚直後の方など、主に比較的若い方のご相談を承っています。また「農業FP」としても活動をはじめ、独立10年を機に「後輩育成」にも力を入れています。詳細は「婚活FP」でご検索を。

この記事のポイント

  • 業界的に年収が低いなら、年収が低いのが自然。
  • 給料が安い人の特徴は「自分で考えて動けない人」。
  • 給料が安い人は将来的な年金も安い!

この記事は約7分で読めます。

こんにちは、婚活FP山本です。今は本当に年収が低くて上がらないと言われることが多いですが、一方でドンドン年収が上がっている方もいます。この年収格差には様々な理由や原因があるのですが、意外なほどに年収が低い人ほど嘆くばかりなのかもしれません。

しっかりと原因を突き詰めて、対処していきましょう。そこで今回は、年収が低い業界や職種、給料が安い人の理由や特徴などをお伝えします。あなたの人生に、お役立て下さいませ。

 

業界別の平均年収ランキング!年収が低いのは……?

業界別の平均年収ランキング!年収が低いのは……?

まずは、業界別の平均年収をランキング形式でお伝えします。平成30年の国税庁「民間給与実態統計調査」によると、以下の通りです。

  • 1位:759万円…電気・ガス・熱供給・水道業
  • 2位:631万円…金融業、保険業
  • 3位:622万円…情報通信業
  • 4位:520万円…製造業
  • 5位:502万円…建設業
  • 6位:498万円…学術研究・専門・技術サービス業、教育・学習支援業
  • 7位:446万円…不動産業、物品賃貸業
  • 8位:445万円…運輸業、郵便業
  • 9位:437万円…複合サービス事業
  • 10位:397万円…医療・福祉
  • 11位:383万円…卸売業、小売業
  • 12位:363万円…サービス業
  • 13位:312万円…農林水産・鉱業
  • 14位:251万円…宿泊業、飲食サービス業
  • 全体平均:441万円

全体平均を基準に考えると、下位6業界が「年収が低い」と言えそうです。逆に上位3業界は100万円以上上回っていますから、相対的に「年収が高い」と言えるかもしれません。そして、1位と最下位を比べれば3倍もの開きがあるのが特徴的でしょうか。

あなたの年収と比べていかがですか?もし、この統計よりも年収が低いようであれば、別の転職先を探すのもアリかもしれませんね。

 

業種として年収が低いなら自然と低いもの

業界の景気・不景気というのは、企業規模にもよりますが、それでもある程度は同じです。業界・業種として年収が低いなら、どうしても自然と低くなりがちといえます。転職を考える際は、つい同業で探しがちですが、場合によっては業界を変える姿勢も大切です。

もっとも、どうしても転職では「年齢」を問われますから、早期の決断が大切といえます。その上で、未経験ではありますが改めて一から全力で物事を覚えていきましょう。

 

職業・職種別平均年収ワーストランキング!

職業・職種別平均年収ワーストランキング!

次は、職業・職種別の平均年収をワーストランキング形式でお伝えします。マイナビ転職の2019年版「職種別モデル年収平均ランキング」によると、ワーストランキングは以下の通りです。

  • 1位:308万円…マッサージ師・柔道整復師・鍼師・灸師
  • 2位:328万円…通訳
  • 3位:350万円…消防士
  • 4位:365万円…管理栄養士・栄養士・フードコーディネーター
  • 5位:375万円…ファシリティマネジャー
  • 6位:376万円…医療事務・医療秘書
  • 7位:379万円…マーチャンダイザー
  • 8位:390万円…児童相談員
  • 9位:398万円…品質管理・保証(建築・土木・プラント・設備)
  • 10位:399万円…フォトグラファー

予想通りですか?それとも予想外でしょうか?個人単位を見れば違っていても、ひとまず平均年収としては低いのが上記のような職業です。そして平均年収として低いのなら、その職業の人は総じて「年収が低い人が多い」と言えるでしょうね。

これらの職業を目指そうとしている人は、それなりの覚悟が必要かもしれません。これらの職業を夢とする方なら良いようにも思えますが、どうしても年収が低いと辛くなってきます。最低限、年収のこともちゃんと考えたうえで仕事を探しましょう。

 

会社や仕事によっても評価基準は違うが……

就労現場からは、よく「正当に評価されない」という声を聞きます。がんばっている人ほど、この点に不満を抱きがちです。しかし、経営者もお金が無ければ支払えませんし、そもそも会社や仕事によっても評価基準は違います。

しかも、おおよそ自己評価と他者評価は違い、他者評価のほうが低いものです。どうしても不満を解消できないのであれば、さらに実力を高めるか転職することをおすすめします。

 

「非正規雇用」が理由になることも多い!

「非正規雇用」が理由になることも多い!

今度は、さらに別角度で年収が低い理由をお伝えします。間もなく「同一労働同一賃金」が始まりますが、その元となった正規社員と非正規社員の格差も理由になりがちです。実際問題、非正規雇用の方との年収格差は以下のようになっています。

  • 男性:正社員559万9000円、非正規236万円
  • 女性:正社員386万円、非正規154万1000円

現在のところ、働く男性の約2割、働く女性の約6割は非正規雇用です。分かりやすいアルバイトの方もいる一方、中には正社員と同じ仕事をしていても年収が違うことも多いといえます。だからこその今回の法改正ですが……どこまで変わるでしょうか。

ちなみに非正規雇用は、非正規雇用である・あった事を理由に正社員になれないという更なる悪循環を生み出していることもあります。あるいは、うつ病や引きこもりなど別の悪影響がでることも多いです。何とも悲しい問題ですね。

 

男性・女性の差は無くなりつつあるが……

統計上は残っているものの、一昔前に主流だった男女間格差は無くなりつつあります。ただし、それはあくまで会社制度の話であって、肝心の「人間心理」はまだまだ格差が残っているかもしれません。男尊女卑な男性も多いですし、女性の3割は未だ専業主婦希望です。

しかし一方で年収の低い男性も増え、しっかり働く女性も増えましたから、時間の問題かもしれません。ひとまず、このような統計を通した現実だけはしっかり知っておきましょう。

なお、専業主婦の未来が気になる方は以下記事も参考にどうぞ。

 

 

給料が安い人の特徴は「自分で考えて動けない人」?

給料が安い人の特徴は「自分で考えて動けない人」?

次は、給料が安い人の特徴についてお伝えします。これは諸説ありますが、おおよそまとめれば「自分で考えて動けない人」かもしれません。特に何もせずグチや文句ばかり、何かをしていても明後日の方向を向いている方、指示や指導がないと何もできない人も多いです。

最近では副業をしている方も多いですが、友人の副業セミナー主催者に聞くと、参加者の多くは「相応のところに勤める高学歴な方」と言います。逆に、年収が低い女性ほど年収の高い男性との結婚を夢見がちですが、その割に婚活に励んでいる方は本当に一握りです。

自分の低い年収を上げるにはどうしたらいいか、あなたは真剣に考えた事はありますか?できない理由を並べているヒマがあったら、代わりに上げる方法を考えていきましょう。

なお、年収が低くて結婚を考えられない方は以下記事も参考にどうぞ。

 

大卒でもダメな人もいる一方、ドンドン中途採用される人もいる

少し余談ですが、必ずしも年収と学歴はイコールではありません。大卒でもダメな人もいる一方、学歴は高卒や中卒でもドンドン中途採用される人もいます。一概には言えないものの、突き詰めれば「どうしたらいいか自分で考えて動けたか否か」の違いです。

どうしても自分で考えられないなら、誰かに相談して知恵や知識を借りることもできます。現代ならネットで調べてもいいかと。頓珍漢な行動をしてもダメですから、まずは存分に考え抜きましょう。

 

平均給料が安い仕事の特徴は「単純労働か結果主義」

平均給料が安い仕事の特徴は「単純労働か結果主義」

今度は、平均給料が安い仕事の特徴についてお伝えします。これは結論から言えば、「単純労働か結果主義」が基本です。前者は誰でもできる簡単な仕事が多く、後者は一部の勝ち組に利益が集中しますからね。先ほどの職業統計でも、何となくイメージできるのではないでしょうか。

逆に平均給料が高い仕事の特徴は、やはり「知的労働か独占業務」です。先ほどの業界別統計でも、顕著に表れています。つまり年収を上げたいのなら、稼げる方向性で十分な勉強をするか、あるいは相応の会社に就職するかが近道といえます。

少なくとも、「特に何もできませんし、したくもありませんが、高い給料下さい」は通りません。年収を上げたいのなら、まずは「自分の市場価値」を高めていきましょう。

 

製造業や病院あたりは代表例。総務は様々

あまり統計には表れていませんが、実は給料が安い仕事の代表例は、製造業や病院が当てはまることも多いです。製造の現場はアルバイトということも多く、病院は乱立による過当競争で苦しんでいるところも多くなっていますからね。

ケースバイケースなのは「会社の総務」でしょうか。花形部署ということもあれば、雑用ということもあります。どうせなら、ぜひ平均給料が高い仕事を選べるようになっていきましょう。

 

 

給料が安い人に訪れる未来は絶望的?

給料が安い人に訪れる未来は絶望的?

最後に、給料や年収が安い人にとって大切なことをお伝えします。そもそも年収が低いだけで普段の生活が苦しいでしょうが、それ以上に苦しいのが「老後生活」です。老後の年金は現役中の年収と連動していますから、年収が低ければ年金も低くなります。

また令和元年には「老後資金として2000万円必要」と言われました。年収が低い人は生活水準も低いことが多く、2000万円も要らないこともありますが、相応の貯金が必要な現実は変わりません。貯金できなければ、「働けるうちは働く」という極めて刹那的な人生になるでしょう。

残念ながら人間には健康寿命がありますから、死ぬ直前までは働けません。働けなくなった後を想定し、ぜひ早いうちから年収を高める行動を取っていきましょう。

なお、年収が低い方との結婚を考えている方は以下記事も参考にどうぞ。

 

初任給から大して変わってないなら転職しよう

人間は、基本的に変化が苦手です。たとえ年収が低くても、変化を嫌って低い年収を受け入れてしまう傾向にあります。このため年収を上げたい場合は、変化を嫌う意識改革も重要です。その上で、勉強や転職活動などの「新しい行動」を取ると良いでしょう。

年収は、その行動目安にもなります。初任給から大して変わっていない、あるいは平均年収より大きめに安いのであれば、できれば転職に向けて取り組んでいきましょう。

 

年収が低いのなら上げていこう!

結局のところ、嘆いていても低い年収は上がりません。どうやったら上がるかを真剣に考え、具体的な行動を起こす必要があります。

年収が上がる保証はありませんが、けして努力はムダにはなりません。むしろ年収が上がるまで努力してこその「努力」ですから、まずは懸命に励んでいきましょう。

 

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