- 保険選びは担当者選びである事。
- 生保、損保が得意な担当者がベスト。
- 有資格者で経験値豊富な担当だとなお良し。
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今回は保険相談をするならどこが良いのかという事について選び方のポイント、評判等を含め解説していこうと思います。
皆さんの加入の経緯はどうでしょう?知り合いでしょうか?会社へ来る保険外交員の方からでしょうか?それとも銀行や保険ショップでしょうか?今では保険に加入するチャネルは多岐に渡ります。
よく「保険選びは担当者選び」という言葉もあります。長きに渡って付き合っていく保険に関して失敗しないように、そして満足いくようにしたいですね。では早速解説を行っていきます。
まずは保険相談する相手の選び方について解説しようと思います。保険と言っても内容は自動車保険なのか、生命保険なのか、学資保険や個人年金なのかと種類もバラバラです。また無料相談なのか、有料相談なのか、FP資格を持っている・持っていない等は分かりませんよね。
まずは相談相手を選ぶモノサシについて解説しますので、参考にしてみて下さい。
保険を相談する場合は、基本的には相談料金無料が多いです。過去を振り返ってみても、相談するのにお金を取られた事はありますか?
中には有料で相談を受け付けるFPさんがいらっしゃるのも事実で、金額は1時間3,000円や破格になると2時間30,000円という相談料を見かけたこともあります。
また、保険相談でしっくりこなければ別のところで保険相談をされる方もいらっしゃいますが、都度お金を取られるのは誰もが嫌だと思います。基本的には無料相談で受け付けてくれるところを選ぶのが良いでしょう。
次に自宅まで来てくれる訪問型と、大型ショッピングモールなどに入っている店舗型、通称・来店ショップ、銀行窓口と分かれますが、どれが良いのでしょうか?
考え方として、自宅に来て欲しい方・ショッピングモールまで遠い方は訪問型を選びますし、家に来てほしくない・相談するときはこちらから出向くという方は来店ショップや銀行窓口を選択する事になります。
つまり、相談する方の環境によって使い分ける必要が出てきます。この場合どちらかが良くて、どちらかが悪いという事はありません。気兼ねなく選択しやすい方法を取りましょう。但しいくつか注意点があります。
来店ショップや銀行窓口では保険を複数社取り扱っています。しかし訪問型となると、複数取扱いの代理店に従事している方なのか、保険会社の直販社員の方なのかという事で分かれます。
私の考えとして、保険は複数社比較して加入しておく事がベストだと思います。代理店の方が選択肢も広がりますし、比較する材料も豊富だと言えます。直販となるとその保険会社の商品しか選択肢はありません。
では直販の強みとしては何があるのかと言いますと、保険全てがその会社で賄える点です。住所が変わったり、契約の保全や解約等が必要になったりした場合も、担当者もしくはコールセンターに電話すれば1回で済みます。
また、過去に相談した事もしっかり覚えてくれていたりするので、ライフプランに変化が生じた際にも助かる点があるでしょう。
どちらが良いかという点では甲乙つけがたいですが、重要なのは保険相談の担当者として後々もしっかりフォローしてくれる方とお付き合いできる事が一番ではないかと思います。
保険業界は大きく分けると生命保険(以下生保)と損害保険(以下損保)に分かれています。担当者がどちらを専業としているのかという事については、お客さん側からすると分かりません。
直販であれば分かりやすいですが、来店ショップ等は基本的に生保中心となっている事が多く、損保に詳しい担当者は少ない傾向にあります。自動車保険や火災保険の相談をしに行ったのにその場で解決しない事もあったりします。
また自動車保険に関しては事故が起きた際に、現場へ駆けつけてくれる損保代理店もありますが、来店ショップではそれができない事がほとんどです。事故に遭ったときに来てくれたから助かったというご経験がある方は、損保代理店で加入しておくのが良いでしょう。
このように保険にも得意・不得意のジャンルが担当者にはありますので、相談前に確認しておいたほうがベストです。
訪問であれ、来店ショップであれ、担当者の経験値や業界歴が分からないまま相談に移行する事がほとんどです。
名刺には名前や所属、保有資格しか書いてありませんが、業界歴の記載は聞かなければ分かりませんよね。経験値の浅い担当者だと複雑な質問には直ぐに回答を得られない事はよくあります。
またFP資格の有無ですが、FP資格は合格率が低くハードルの高い資格となります。資格を保有している担当者であれば知識は違ってくるでしょう。
一番良いのは業界歴があり、FP資格を保有している担当者ですので、相談する際に上記を満たす担当者を指名できるのであれば指名して下さい。
ここで少しFP資格について解説しておきます。FPといっても数種類あり、国家資格なのか民間資格なのか、業界資格なのかと分かれます。参考までに資格の簡単な詳細を解説しておきますので、担当者がどんな資格を保有しているのか理解しておきましょう。
1級、2級、3級まであり、一般社団法人金融財政事情研究会が管轄している国家資格です。難易度では1級が最高で順に下がっていきます。
税務や社会保障、不動産関連、ライフプランニング等の知識を習得し試験に合格すれば資格を取得できます。主に金融機関、不動産関係者が取得しており、合格率は総じて低くなっているようです。
日本FP協会で受験し合格すればCFP、AFPの資格を取得する事ができます。民間資格にはなりますが、世界的な知名度があり、ファイナンシャル・プランニング技能士と同等の資格と言えます。CFPは1級と同じレベルでAFPは2級と同じレベルとなります。
なお、CFPの正式名称はサーティファイドファイナンシャルプランナーといい、AFPはアフィリエイテッドファイナンシャルプランナーといいます。
TLCは生命保険業界内の資格で、生命保険協会認定FPと呼ばれます。生命保険協会が主催する生命保険大学課程という試験があり、合格すると認定されますが、業界内の資格で知名度は低く、1級、2級、CFP、AFPと比べると見劣りする感は否めません。
FP資格以外にも生命保険業界に限った資格があります。MDRTという資格がありますが、正式名称はミリオンダラーラウンドテーブルといいます。MDRTは全世界の保険募集人のみエントリーする事ができますが、入賞するためにはそれなりの販売営業成績がなければなりません。
良い言い方をすればお客様の信頼をたくさん集めている証拠です。悪い言い方をすれば手数料を稼ぐプロです。誰でも入賞できるわけでもなく、10年連続入賞すれば終身会員として登録されます。
MDRTの資格を持っている方は多くの経験値があるので、相談する事は問題ありませんが、人としての振舞いや言動、考え方をしっかり見極めましょう。
さて本題に入りますが、保険相談をする上でどこを選べば良いのか、評判や口コミをもとに解説していきます。ランキングという形式を採りますが、あまり順位は気にしなくていいです。理由は担当者との相性によって大きく左右されるからです。
それでは解説していきますので比較の参考にして頂ければと思います。
ほけんの窓口は全国に展開している来店ショップです。ショップと言ってもショッピングモール内だけでなく郊外にも展開しており、取扱い保険会社は40社以上の乗合代理店です。
保険業界内では一番大きな来店型ショップを展開しており、組織もしっかりしています。またお店にはキッズスペースがあるので、お子様連れの方も安心して相談できる環境づくりです。
構えている店舗数は保険代理店の中でも最多の715店(2019年6月時点)となっており、銀行との併設も行っていまして、提携銀行の数は23行(2019年6月時点)となっています。訪問型ではありませんが、引っ越しなどの際にも近くに窓口があるので安心ですね。
次におすすめなのは保険見直し本舗です。店舗数も257店舗(2019年6月現在)と広範囲に渡って展開しており、来店ショップの形態で営業しています。取扱い保険会社も多く40社以上の保険会社と提携。キッズスペースは当然完備しており、ほけんの窓口に次いで大きな代理店です。
訪問販売はやっていないようですが、見直したり相談するのであればおすすめですね。
1位2位と来店型でしたが、ホロスプランニングは訪問型の保険代理店です。創業者はソニー生命出身の方でして、ソニー生命といえば「ライフプランニング」に定評のある会社です。
ホロスプランニングは32社の取扱い保険会社があり、独自の「将来設計士」という肩書で採用活動を行っています。全国25拠点あり、訪問型であるため広範囲をカバーできる行動範囲やライフプランニングを主体としたコンサルティング能力は高いです。
また関西中心に展開しているショッピングセンターの平和堂と提携し、来店ショップを展開中です。これにより訪問も来店も完備できる為、今後に期待ができる保険代理店ではないでしょうか。
今回は保険相談のおすすめに関して解説しました。ランキングとしては代理店が独占する形となりましたが、やはり複数社比べる事が出来るのは非常にメリットが高く、また自分で知る事もできるので、比較検討はするべきでしょう。
また親身になってくれる担当者に当たる事が最も重要で、担当者がお勧めする保険だけでなく、まずはお客様のお話をじっくり聞いてくれる担当者が良いですね。保険業界も競争が激しくなっていますので、サービスや相談の質を求め良い出会いがある事を願っています。
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