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節約しているのに貯金ができない人の共通点とは?賢い対策法で貯蓄を増やそう!

節約しているのに貯金ができない人の共通点とは?賢い対策法で貯蓄を増やそう!

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著者名

佐藤 元宣

佐藤 元宣

佐藤元宣FP事務所代表CFP、1級ファイナンシャルプランニング技能士、経理実務士

税理士や社会保険労務士といった士業事務所経験と保険代理店を行った経験などを活かし、生活する上で避けて通れない「お金」の相談に幅広く応じている独立系FP。家計の収支状況と専門性を融合したプランニングを提供しています。

この記事は約6分で読めます。

お金の不安は多くの世帯が抱えている問題の1つだと思いますが、コツコツ節約しているのに貯金ができないといった方も多いのではないでしょうか。

これには何かしらの理由が必ずあるのですが、節約をしているのに貯金ができない人には、必ずと言って良いほど、いくつか共通していることがあります。

そのため、これから紹介する理由に自分はあてはまっていないか、確認されてみることをおすすめします。

 

【節約&貯金の賢い対策①】1ヶ月の収入と支出を把握する

家計における1ヶ月の収入と支出の大まかなイメージがわからなければ、いくら節約をしていたとしても貯金ができるわけはありません。

家計簿をつけている方であればこの部分はクリアできていると思われますが、家計簿をつけていない方や、1ヶ月の収入と支出の大まかなイメージがわからない方は、この部分から改善していく必要があります。

家計の収支確認表

日本FP協会のWEBサイトでは、上記のような家計収支確認表を無料でダウンロードできますので、まずは、1ヶ月の収入と支出の大まかなイメージを確認するところから始めてみましょう。

ダウンロードはこちら

なお、家計収支確認表は「年ベース」となっておりますが、「毎月ベース」に直して、ご自身の家計収支状況を大まかに洗い出してみることをおすすめします。

 

【節約&貯金の賢い対策②】節約できた金額以上の支出を抑える

【節約&貯金の賢い対策②】節約できた金額以上の支出を抑える

1ヶ月に貯金できる金額を増やす

節約額以上に支出が多い場合は、理想としている貯金をすることは残念ながらできません。たとえば、毎月3,000円の節約ができていたとしますと、年間で36,000円のお金を貯金することができます。

しかし、突発的な支出が生じた時、子どもの誕生日などのお祝い事、ゴールデンウィークなどの長期休暇で大きな支出をしたとしますと、これまで節約で貯金したお金を多く支出することにつながります。

この結果、時には節約額以上に支出が多くなってしまうことも考えられ、結果としてお金を貯金することができません。

そのため、節約しながら貯金をするためには、節約額以上に支出が多くなってしまうことを避ける必要があり、具体的には、以下のような対策方法を検討し、1ヶ月に貯金することができるお金を増やす必要があります。

 

支出を抑える具体的な対策方法

食費 外食をなるべく減らし、食費の支出を削減
保険料 生命保険を見直し、無駄な保障や特約保険料を削減
生命保険料を「月払い」から「年払い」に変更して保険料を削減
自営業などは、国民年金保険料を「月払い」から「年払い」に変更して保険料を削減
任意加入の自動車保険を「年払い」に変更して保険料を削減
固定費等 NHK受信料を「月払い」から「年払い」に変更して受信料を削減
固定電話や携帯電話をはじめ、プロバイダー料金など通信費の見直し
電気料など水道光熱費にかかるプランの見直しや、LED電球などの採用
クレジットカード 「一括払い」のみで利用し、「分割払い」や「リボ払い」を利用しない
住宅ローン 住宅ローンの見直し、借り換え、繰り上げ返済を検討
個人型確定拠出年金
(iDeCo)
iDeCoへ加入し、老後の生活資金を貯めながら納めるべき税金を減らす(=還付金が多くなる)

まだまだ考えられる節約方法はありますが、参考例として、上記のような対策を行うことによって、節約をしながら貯金ができるようになるでしょう。

参考例の中には一時的に出費がかさんでしまう対策方法もありますが、長い目で見た時、トータルでお金を多く残せる効果が期待できるといえます。

また、節約金額に個人差が生じるものの、節約効果が即時期待できるものまでさまざまです。そのため、ご自身に合っている方法やできそうな方法から順番に行ってみることをおすすめします。

なお、毎月の生活費の目安は以下の記事をご覧下さい。

 

【節約&貯金の賢い対策③】貯金の明確な目標金額を決める

【節約&貯金の賢い対策③】貯金の明確な目標金額を決める

貯金の明確な目標金額が定まっていない場合は、節約をいくら頑張っても貯金ができない結果につながる傾向にあります。そのため、まずは貯金の明確な目標金額を決め、どうしたら目標を達成することができるのか考えることが大切です。

たとえば、1年間で30万円の貯金をしたいという目標金額があるのであれば、単純計算で1ヶ月あたり25,000円ずつ貯められれば良いことになります。

 

 

先取り貯金を取り入れる

最もシンプルでわかりやすい方法は、「先取り貯金」で、たとえば、給料が入ったら25,000円を先に貯金に回してしまう方法です。

これを具体的に行うには、勤務先の財形貯蓄や積立預金といった方法があります。半ば強制的かつ自動的に引き落とされて積立する方法が、より確実にお金を貯金できると考えられるでしょう。

 

【節約&貯金の賢い対策④】貯金ができない人の共通点を知る

【節約&貯金の賢い対策④】貯金ができない人の共通点を知る

ここからは私個人の経験則となりますが、節約をしているのに貯金ができない人の共通点をいくつか紹介させていただきます。

 

基本的に世帯収入が低い

節約をしているのに貯金ができない人の1つ目として、「基本的に世帯収入が低い」ことがあげられます。

特に、ご主人が会社員や公務員などで配偶者が専業主婦などの場合は、共働き世帯に比べて世帯収入が低い傾向が多く、そのため、1ヶ月あたりに残すことができる金額は全体的に低くなっています。

ちなみに、平成30年4月から施行された「配偶者控除」の法改正によって、これまで以上に多くの収入を得たとしても、配偶者控除を引き続き適用できるようになりました。(従来の年収103万円から年収150万円までに変更)

そのため、これを機に配偶者がパート勤務などをすることによって、世帯収入の増加を検討されるのも良いでしょう。

なお、税法上の扶養と社会保険の扶養は年収基準が異なり、年収130万円未満であれば、配偶者控除を適用しながら社会保険の扶養にも該当することになりますので、この辺の年収基準には特に注意をしながら対策する必要があります。

 

本当に必要なものなのかわからないものにお金をかけている

節約をしているのに貯金ができない人の2つ目として、「本当に必要なものなのかわからないものにお金をかけている」ことがあげられます。

たとえば、ウォーターサーバー代金や多チャンネルデジタル衛星放送代金などです。節約をしながら、これらの代金にお金を支出していることがはたして本当に良いことなのか、首をかしげたくなる時があります。

もちろん、本当に必要なものや、あくまでも余剰資金の範囲内であれば決して悪いことではないと思います。

ですが、節約して捻出したお金を、本当に必要なものなのかわからないものに使ってしまうのは、「節約しながら貯金をすること」とは矛盾しており、非合理的であると感じます。

 

タンス預金をしている

節約をしているのに貯金ができない人の3つ目として、「タンス預金をしている」ことがあげられます。

せっかく節約して貯金をすることができたお金をそのままタンス預金にしていることは、それ以上お金が増えることは絶対にないため、非効率といえます。

積立預金のほかにも、「つみたてNISA」や「個人型確定拠出年金(iDeCo)」を活用し、将来の資産形成のためにお金に働いてもらう対策を取ることをおすすめします。

 

クレジットカードを大量に保有、または、夫婦でキャッシングをしている

節約をしているのに貯金ができない人の4つ目として、「クレジットカードを大量に保有、または、夫婦でキャッシングをしている」ことがあげられます。

 

分割払いやリボ払い

クレジットカードは、買い物をする際の「ショッピング機能」と、一時的に借入を行う「キャッシング機能」の2つの機能が付いていることが一般的です。

たとえば、ショッピングで「分割払い」や「リボ払い」を選んだ場合、高い手数料が発生することになり、これまでの節約で形成したお金があっという間に吹き飛んでしまいます。

 

キャッシングによって「家計の末期状態」に

キャッシングも同じように、高い利息を借入元金と共に返済しなければならず、同じ結果を招くことにつながります。

また、家計のお金が足りずに夫婦でキャッシングをすることによって、自転車操業に陥っている場合も見受けられ、この状態は節約して貯金をするどころか、まさに「家計の末期状態」です。

このような最悪の事態を招かないためにも、借入に依存せず、1ヶ月あたりにいくらのお金が余るのか、1ヶ月の収入と支出の大まかなイメージをしっかりと把握しておくことが大切です。

 

貯金ができる節約の対策方法まとめ

貯金をするということは、1ヶ月あたりの家計の収入から支出を差し引いた金額が多くなければならず、そのためには、「収入を増やす」か「支出を減らす」かのどちらを実践する必要があります。

節約をするということは「支出を減らす」方法にあたりますが、貯金をするためには「収入を増やす」方法もありますので、ご自身にとって最適な方法を見つけながら、1つずつ確実に実践されることをおすすめします。

 

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